今日はInternet Archiveで読める日本語の全集を紹介します。以前書いたと思うのですが、私が英国Cambridgeに留学していたとき、Cambridge大学図書館も使えるようになったので暇をみては訪れていました。蔵書には日本語の全集もいっぱいありました。日本語のシェークスピア全集とか漱石全集とかもあってさすがケンブリッジ大学だと感心したのを思い出します。このように海外の大学図書館にはいろいろ古い日本語の本が所蔵されています。Internet Archiveで検索言語をJapaneseに指定して検索すると、カナダのトロント大学の蔵書(University of Toronto Cheng Yu Tung East Asian Library )がネット公開されており、そこに夏目漱石全集とか寺田寅彦全集、芥川龍之介全集、新井白石全集、小泉八雲全集などいろんな日本語の全集があることがわかります。群書類従とかもあるのでびっくりです。
https://archive.org/details/chengyutung からは、日本語をふくめたUniversity of Toronto Cheng Yu Tung East Asian Libraryのネット公開されている資料が全部みられます。 これらの本は、様々な型式でダウンロードすることができるので一度ながめてみるとよいでしょう。
The Royal Institutionのクリスマスレクチャーが公開されました。実施後、BBCで英国内で放送されたあと、全世界向けにYouTubeで公開されたものです。 今年はAIについてのクリスマス講義で、対象は一般向け(子供以上が対象)です。一時間程度の講演が連続3回です。クリスマスレクチャーは1800年代はじめから続いているイベントで、マイケル・ファラデーの「ロウソクの化学」の有名な本も、彼の1848年のクリスマスレクチャーを書籍化したものです。ファラデーはなんと生涯で19回もクリスマスレクチャーをしたという前人未到の記録をもっています。このあたりのクリスマスレクチャーの歴史にについては、こちらのサイトを見てください。 https://www.rigb.org/christmas-lectures/history-christmas-lectures
ことしのクリスマスレクチャーの動画を以下に貼り付けておきます。
最後に先生の動画です。
『サイバーアカデメイア 数理科学デジタルオープンレクチャーズ Digital Open Lectures in Mathematical Sciences
数学 数理科学 オンライン公開講座』 というサイトに動画がたくさんあります。全部無料公開されていますので、是非視聴してみてください。 http://www.araiweb.matrix.jp/OpenLect.html
いろんなコース別に動画がまとめられています。
一番上にあげたNumPy入門の動画は、NumPyの公式サイトにある学習用教材のページで紹介されていたものです。、 https://numpy.org/learn/ ここには初心者むけのNumPy入門サイト(上級者向けの資料ももちろんあります)が多数紹介されているので、はじめて使う人はいろいろクリックして自分に適したサイトで学ぶとよいと思います。私が一番興味をひかれたのは次のサイトです。 Scientific Python Lectures One document to learn numerics, science, and data with Python これはNumPyだけでなく、科学でのPython使用環境全般について設定をふくめてまとめてあるサイトです。 https://lectures.scientific-python.org/