国立国会図書館のデジタルサーチを試してみましょう!

今日は国立国会図書館のデジタルサーチの使い方の紹介です。

こちらに全文検索のやりかたが詳しく書いてあるので参考にしてください。
全文検索を活用するには https://ndlsearch.ndl.go.jp/rnavi/plan/post_987
ただ、ここに書いてある説明は詳しいのですがわかりにくいです。手っ取り早く全文検索をつかってみるには、まずこちらを試してみてください。
国立国会図書館サーチ https://ndlsearch.ndl.go.jp/
検索窓(検索キーワードを入力と書いてある部分)の下に、「国立国会図書館、全国の図書館、インターネットで閲覧できるものに絞る」の三つのチェックボックスがあるので、希望に応じてチェックします。とりあえずは、国立国会図書館と、インターネットで閲覧できるものに絞るの二つをチェックして試してみましょう。

キーワードにはノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎先生の名前、朝永振一郎といれてみます。検索すると、
伊藤大介 編著『追想朝永振一郎』,中央公論社,1981.8. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12225593 (参照 2024-06-18)
松井巻之助 編『回想の朝永振一郎』,みすず書房,1980.7. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12194005 (参照 2024-06-18)
朝永振一郎 著『科学と科学者』,みすず書房,1968. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1383069 (参照 2024-06-18)
などオンラインで閲覧できる多数の本がヒットします。

科学に限らず、文学でも歴史でも、どんな分野の本でもキーワード検索できるので、いろいろ試して遊んでみてください。
遊んで使い方を覚えるのが一番手っ取り早く上達する道です。

NIH videocastの動画二本をおすすめします。

九州北部も梅雨入りしたそうです。夕方から雨がしっかり降りだしました。庭のきれいに咲いていたポピーも雨に濡れています。
さて今夜は、NIHのvideocastの最新の動画でおすすめのものを二本紹介します。
まず最初はこちらです。
Single Cell and Spatial Seminar: “Single Cell and Spatial Technologies: Applications to Disease”
https://videocast.nih.gov/watch=54900
演者についてのNIHの紹介を引用します。
Dr. Jasmine Plummer is a faculty member and the Director of St. Jude Children’s Research Hospital Center for Spatial OMICs. Research interests include single cell systems biology, spatial genomics and proteomics, disease pathogenesis from cells of origin, and genomics technology development.

In this seminar, Dr. Plummer will highlight the advancements in single cell and spatial technologies and their applications to better understand health and disease.

彼女の提唱しているSpatial OMICs のアプローチを含めて、一細胞レベルでの解析技術について全貌がわかる解説があるので是非ご覧ください。
もちろん、スクリプトや動画の高解像度でのダウンロードもできますので利用してじっくり勉強することができるのでお試しください。

もう一本はこちらです。
Membrane fusion and budding: transformations, biomechanics and functions
https://videocast.nih.gov/watch=54904
Ling-Gang Wu, M.D., Ph.D.はNIHでラボを主催している有名な研究者です。exocytosisやendocytosisなど膜のダイナミックな変化を神経細胞を中心に研究している人です。ミリ秒スケールの膜のダイナミックな変化を最新の顕微鏡技術による可視化で研究しています。彼の話は大変面白く聴いて役立つ内容だと思います。是非ご覧ください。

AI について中高生向け東大工学部ライブ配信が面白そうです。物理学者とティータイムの最新動画もおすすめです。

梅雨はまだはじまらず、毎日暑い天気が続いています。近所のお家の庭にはどこもきれいに紫陽花が咲いていて季節を感じさせます。写真は我が家に今 咲いているアジサイです。

今日午後YouTubeを開くと、おすすめの動画に
東京大学メタバース工学部ジュニア講座「東大工学部×QuizKnock AIが好きになっちゃう放課後 ~AIと人間が新しい世界をつくる~」
というライブ配信がでていました。これは主に中学生・高校生向けに今日東京大学安田講堂で開催されたイベントのライブ配信でした。
1000人ほどの生徒さんたちが現地参加して、オンラインのライブ配信と同時並行で実施されました。内容は以下のサイトをご覧ください。
https://www.meta-school.t.u-tokyo.ac.jp/junior/24sqk/
また、アーカイブ配信も以下でみられます。ちらちらとみたところ大変わかりやすく楽しいイベントだったと思います。
時間ができたときにアーカイブをじっくり見てみたいと思っています。
https://www.youtube.com/live/Z38Db77XWQg?si=3CvnS-ByJ9TrMvqP

NIHのビデオを紹介しようかと思いましたが、今日は日本語の動画の紹介にしておきます。
物理学者とティータイムの最新動画です。

物理学者にとって羊は点?トポロジーと機械学習。
https://youtu.be/sZZvfU5AHVU?si=3ODdiqWbmdzWJBt8

日本の大学の講義や講義資料―今日は生化学の講義とベイズ統計の講義資料を紹介します。

時々 日本の大学の講義動画や講義資料を紹介しています。今日は生化学の講義の動画とベイズ統計の講義資料を紹介します。

生化学講義2024年度
(公財)東京都医学総合研究所 基盤技術支援センター 主席研究員 の平林哲也先生の生化学の講義です。今年の講義で現在第9回まですすんでいます。平林先生は「生体内の機能性脂質(脂肪酸、中性脂質、リン脂質、セラミドなど)とそれらの代謝酵素の生理的・病理的役割、および酵素活性制御メカニズムを、細胞や遺伝子改変マウスを用いて研究しています。」(https://researchmap.jp/thirabay)とのことで、新進気鋭の専門家による学部生むけのやさしい生化学の講義です。生化学をちゃんと学んだことがない方には絶好の講義だと思います。是非聴講してみてください。https://youtu.be/CR_pRbuLyxA?si=aUvBAQ0GyIVwVsfP

もう一つは神戸大学大学院 経営学研究科 分寺杏介(ぶんじ きょうすけ)先生によるベイズ統計の講義資料です。
ダウンロードできますし、現在第8回までの資料がアップロードされています。大変とっつきやすい講義だと思います。
統計的方法論特殊研究(ベイズ統計)という講義で、大学院向けになっていますが統計初心者にもわかる講義資料です。初心者向けに講義がすすんでおり、stanでのベイズ統計の実践まで講義されるとのことで、楽しみです。
今はベイズ推論が終わって、MCMC法の講義まですすんでいます。MCMCというのは、マルコフ連鎖モンテカルロ法です。
https://www2.kobe-u.ac.jp/~bunji/resource.html

大数学者ポリアの書いた問題の解き方の本でネットで読めるものをまとめてみました。

ポリアのHow to Solve it!(日本語訳のタイトルは「いかにして問題をとくか」)という有名な問題解決法の本をこのブログでは何度も紹介してきました。さっきYouTubeのサイトの「最近アップロードされた動画」にヨビノリさんのこの本の紹介動画が推薦されていたので皆さんにも紹介します。有名な数学者が自分が実行している問題のときかたを披露するという意味もある本なので、おすすめの本です。

【いかにして問題をとくか】超ロングセラー本を解説します【未知の問題に出会ったら?】予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」
https://youtu.be/sC5miUc1MgQ?si=eJjCf4wVoD5tYn2C

この機会に、現在ネットで無料でよめるポリアの本(日本語、英語)のリンクをまとめておきます。このブログで紹介したものが多いですが、Internet Archiveのライブラリから除去されて読めなくなっている本は除いて、今読める本だけを紹介しておきます。

まず日本語の本です。

Pólya, George. Mathematics and Plausible Reasoning. 2 vols. Princeton, NJ: Princeton University Press, 1990. ISBN: 9780691025094 (v. 1) and 9780691025100 (v. 2).の翻訳本です。

ポリア 著 ほか『数学における発見はいかになされるか』第1 (帰納と類比),丸善,1959. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1373774
ポリア 著 ほか『数学における発見はいかになされるか』第2 (発見的推論-そのパターン),丸善,1959. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2421634

英語でよめる本は以下のものがあります。どれもダウンロードも可能です。

MATHEMATICAL DISCOVERY
On understanding, learning and teaching problem solving
(Combined Edition) by George Polya (Professor Emeritus of Mathematics,Stanford University)
https://archive.org/details/GeorgePolyaMathematicalDiscovery
これは邦訳もある本で、とても読みやすくておすすめです。上の邦訳がある二冊より格段にやさしい内容です。

次の本は、高校生、非専門家の一般人向け数学啓蒙書シリーズNew Mathematical Library の一冊です。このシリーズの翻訳はSMSG新数学双書として日本でも出版されましたが、第26巻である本書の邦訳はないと思います。多分一番やさしい問題解決法の本です。
Mathematical Methods in Science by George Pólya Edited by Leon Bowden
https://archive.org/details/MATHMETODSSCIENCE/mode/2up

次の二冊は、最初に紹介した日本語でよめる本の原書です。
Induction And Analogy In Mathematics; Volume I of Mathematics and Plausible Reasoning; By George Polya
https://archive.org/details/Induction_And_Analogy_In_Mathematics_1_/page/n9/mode/2up
Patterns of Plausible Inference; Volume II of Mathematics and Plausible Reasoning; By George Polya
https://archive.org/details/Patterns_Of_Plausible_Inference_2_/page/n11/mode/2up

こちらはポリアの書いたスタンフォード大学での数学問題集―ポリアによるヒントと解答付。
The Stanford Mathematics Problem Book by George Pólya
https://archive.org/details/TheStanfordMathematicsProblemBook

熱力学の第二法則が誕生してから今年で200年。カルノー・サイクルについて学びましょう。

熱力学の第二法則が、フランスのサヂ・カルノー(Sadi Carnot)の業績をもとに導かれたのは有名です。今年2024年はカルノーの画期的な論文、「火の動力についての考察」が発表されてちょうど200年にあたります。母国フランスでは熱力学の第二法則誕生200年祭が開催されるようです。
https://carnot-legacy.sciencesconf.org/
https://carnotlille2024.sciencesconf.org/
カルノー・サイクルについては皆さんも習ったことがあるのではないでしょうか。
YouTubeにも解説動画がいろいろあります。
【カルノーサイクル】熱と仕事
https://youtu.be/x_Zc7_3Yuq4?si=wqKgk8W5NILkAUV2

今から200年前ってどんな世界だったのでしょうか。
情報の歴史21という本で調べてみました。
1824年はベートーベンの交響曲第九がウイーンで初演され、シーボルトは日本で鳴滝塾を開きました。アーベルが5次の代数方程式の一般解が存在しないことを証明、ベッセルによってベッセル関数が提示されたのもこの年です。1823年にはファラデーが気体の液化に成功、バベッジの階差機関の試作が始まりイギリスでのラグビー発祥も1823年だそうです。1822年には間宮林蔵の蝦夷全図が完成、シューベルトの未完成交響楽もこの年に発表されています。ニエプスの写真術の発表もこの年です。シャンポリオンの象形文字の解読の年であり射影幾何学の登場した年でもあります。そしてその前年、1821年には伊能忠敬の弟子たちによって日本地図が完成しています。

200年でものすごく世界は発展したのがわかりますね。
カルノーの著作の翻訳は、カルノー・熱機関の研究(広重徹訳、解説:みすず書房)として現在も入手することができます。
英語版ではInternetArchiveからダウンロード可能です。
Reflections on the motive power of heat [microform] : and on machines fitted to develop that power
by Carnot, Sadi, 1796-1832
https://archive.org/details/reflectionsonmot00carnrich/page/n17/mode/2up

 

脳の統合情報理論の最新動画や、意識の量子生物学の動画がアップロードされていたので紹介します。

量子生物学と意識の理論ついての動画をみつけたので紹介します。

トノーニの統合情報理論に関する研究会(April 22, 2024)の動画はこちらです。
SYMPOSIUM – TSC 2024 – INTEGRATED INFORMATION THEORY OF CONSCIOUSNESS
https://youtu.be/UY8JFRoufZA?si=TPRVxs50uckEuAsk

TSCというのは、The Science of Consciousness (TSC) の略で、1994年以来 30年にわたり毎年開催されている意識に関する研究会だそうです。この動画での講演者は意識の科学での有名人、 Crickとの共同研究で有名なChristof Koch (Allen Institute, Tiny Blue Dot Foundation, Seattle)や、Giulio Tononiと共同研究者のMelanie Boly & Matteo Grasso (U Wisconsin)です。

またこの研究会では意識の量子生物学のワークショップも開催されていて、動画がアップロードされています。
最近、微小管のトリプトファンネットワークで量子効果が確認されて話題となりましたが、その研究を含めて微小管と意識の関連、生物から発せられているフォトンの研究など面白い話題満載のワークショップです。参考文献などもスライドで紹介されているので役立ちます。
WORKSHOP #1 – TSC – QUANTUM BIOLOGY
https://youtu.be/G1agl619Cc0?si=-3zhEHvW2Fnc0_GW

生成AIの自作法を解説してくれている動画がでました。自分でAIが作れます。またオープンアクセスの科学関係の本も紹介します。

AIの作り方の解説動画が1日前に公開されて12万回の再生数になっています。
Let’s reproduce GPT-2 (124M) Andrej Karpathy
これはChatGPTのもとになったAIである”GPT-2”の作り方をステップ・バイ・ステップで解説した動画(4時間ほど)です。githubのサポートページもあって親切です。
https://github.com/karpathy/build-nanogpt
私はやってみる時間がないですが、興味のある方は動画をみて自分でAIをこしらえてみてはいかがでしょうか。
https://youtu.be/l8pRSuU81PU?si=SGgs4NsmZN70XF-6

あと、こんなツイートをみつけたので2024年に発行されたオープンアクセスの本をいくつか紹介します。

最初は、化学の高校生から大学初年級レベル向けの入門用教科書です。現代的な内容でかつ歴史も書いてある読みやすい英語の教科書です。
Chemistry―Energy, Matter, and Change
https://directory.doabooks.org/handle/20.500.12854/138704

AIの医学分野への応用についてのモノグラフもありました。
Artificial Intelligence and Machine Learning in Health Care and Medical Sciences
Best Practices and Pitfalls
https://directory.doabooks.org/handle/20.500.12854/135621

さらにタンパク質複合体についてのウエットな実験の解説書もあります。
Advanced Technologies for Protein Complex Production and Characterization
Volume II
https://directory.doabooks.org/handle/20.500.12854/136841

最初に紹介した天然物合成の本はこちらからダウンロードできます。
Modern Natural Product Synthesis―Overcoming Difficulties
https://link.springer.com/book/10.1007/978-981-97-1619-7
糖を含む抗生物質の合成についての章もいくつかあって面白そうです。

国立国会図書館デジタルコレクションで読める本の紹介(第14回)

今日は科学関係の読み物や解説書、教科書を私のブックマークから紹介します。(番号は第一回からの通し番号です。)
139)G.F.Oster [ほか著] ほか『回路網熱力学 : 生物物理系の動的模型化』,喜多見書房,1980.2. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12604766 (参照 2024-06-10) 非平衡の熱力学のカチャルスキーも共著者の本。
140)アブラハム・パイス 著 ほか『神は老獪にして… : アインシュタインの人と学問』,産業図書,1987.1. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12621970 (参照 2024-06-10) 分厚いアインシュタインの伝記。物理学者によって書かれた標準的な伝記で学問的内容も詳しい。
141)リチャード・モリス 著 ほか『宇宙を解体する : 科学的発見の本質』,産業図書,1985.11. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12590035 (参照 2024-06-10)
科学的発見について、発見の歴史、誤った発見の例、擬似科学とオカルトなどについても触れているよい本です。
142)加藤正昭 著『量子力学』,産業図書,1981.12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12592660 (参照 2024-06-10)
143)甘利俊一 著『神経回路網の数理 : 脳の情報処理様式』,産業図書,1978.4. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12680449 (参照 2024-06-10)
これは最近文庫本で復刊されている本です。文庫版には甘利先生の昨今のAIについての文章も追加されていました。
144)吉田耕作 著『物理数学概論』,産業図書,1974. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12592203 (参照 2024-06-10)
145)川口正昭 著『近代物理学概論』,産業図書,1973. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12609449 (参照 2024-06-10)
146)J.M.T.トムソン 著 ほか『不安定性とカタストロフ』,産業図書,1985.10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12622182 (参照 2024-06-10)
いわゆるカタストロフィー理論の扱う初等カタストロフだけでなくより広範囲の分岐現象を機械構造学の立場から解説した本だそうです。
147)倉田令二朗 著『ガロアを読む : 第1論文研究』,日本評論社,1987.7. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12622052 (参照 2024-06-10)
ガロアの第一論文を読むという本。
148)川久保勝夫 著『やさしい行列とベクトル : なぜヨットは風上に進めるのか』,日本実業出版社,1987.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12623922 (参照 2024-06-10)
149)難波誠 著『灘先生の線形代数学講義 : 大学1年生のために』,現代数学社,1987.6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12623918 (参照 2024-06-10)
150)加藤明史 著『エピグラム数学史』,現代数学社,1986.11. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12608140 (参照 2024-06-10)
151)森毅 著 ほか『世話噺数理巷談 : 森毅対談集』,平凡社,1985.6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12607377 (参照 2024-06-10)
中身をのぞいてみるとなんと私の大学院の指導教官だった岡田節人先生と森先生の対談も収録されていました。岡田先生がカタストロフィー理論のルネ・トムと話した様子も書かれています。私の大学院生時代にルネ・トムは京大にきて講演しました。私もききに行きましたがさっぱりわからなかったのを覚えています。岡田先生はその前に、イギリスでのカタストロフィー理論の研究会にも参加されていたので、その時にじっくり話されたことがあるのでは、と思います。
152)ヒュー・レーマン 著 ほか『数学と哲学』,紀伊国屋書店,1983.2. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12221196 (参照 2024-06-10)
153)高橋哲郎 著『数理物理入門』,現代数学社,1972. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12592192 (参照 2024-06-10)
物理学全般(解析力学を除く)を高校生に読めるように解説した本。高校生のときこの本の内容の一部を物理の講義で習いました。高校のときの物理の先生の書かれた本で懐かしかったです。
154)ピーター・ニコルズ 編 ほか『科学 in SF』,東京書籍,1984.4. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12589600 (参照 2024-06-10) これはおすすめの本です。SFにでてくる科学についてあらゆる角度から取り上げて話題にしている本です。SFに出てくる科学の間違いなども書かれており、どこから読んでも面白い本です。
155)中村禎里 著『生物学の歴史』,河出書房新社,1983.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12603280 (参照 2024-06-10)この本はまだ読んでいませんが、買おうと何度も思っていた本です。科学史家として有名な著者の本です。

エピゲノム編集の最新情報がわかる動画(NIH videocast)と「物理学者とティータイム」の最新ライブ動画がでています。

今日は動画二本を紹介します。
一本目は、NIH video castのサイトで公開されている最新の講演(現地時間6月5日)です。
WALS Lecture: Epigenome Editing as a Tool for Basic Discovery and Therapeutic Intervention
https://videocast.nih.gov/watch=52301

 

異常なブリオンが蓄積しておこるアルツハイマー病などの病気を、ゲノムDNAをCRISPRなどで編集するのではなく、エピジェニックな変更で治療することを目標に行われている研究の紹介です。遺伝子発現をDNAのメチル化で恒久的に抑える方法の進歩には目をみはるものがあります。最新の遺伝子発現制御法の勉強に最適の動画だと思います。例によって動画のスクリプトや、動画自体を高画質でダウンロードできますので是非ご覧ください。(最高ビットレート1840kでダウンロードできますが、スマホなどでの視聴用に150k 440k 740k 1040k 1240kのビットレートの動画もダウンロードできます)

日本目はさっき配信されていた「物理学者とティータイム」のライブ動画です。
半導体って何?【教えて物理学】 #005
https://www.youtube.com/live/ala1UFheEAw?si=YQjBQcI1uRSj4IdP

夏生さんとの会話が毎回面白いです。実験物理学者のふだんの考え方などがうかがえて毎回楽しみです。