文献管理ソフトZoteroとGoogleのNotebookLMの連携法―Zoteroのプラグインを使う方法についての記事への追加です。今日、自分のZoteroのデータをNotebookLMに取り込む作業をNZBridgeで行ってみて気づいたことをならべておきます。前回のこちらの記事への追加です。
設定するときつまづいた点を列挙します。
1)NZBridgeはGoogle のGemini notebookを英語モードにして使わないといけません。これはプログラムが英語のメニューを読んで動くようにできているためで、notebookのメニューが日本語だとうまく動作しません。日本語の文献をアップロードできないというわけではありません。あくまでブラウザの優占言語が英語でないとだめというだけです。
GeminiとnotebookLMを英語表示に設定するのはPC版(およびスマホのブラウザ版)では以下のようにしてください:
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Google アカウントの言語設定ページ にアクセスします。
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「優先言語(Preferred language)」の横にある鉛筆アイコン(編集)をクリックします。
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「English」を検索して選択し、地域(「United States」とかUnited Kingdomとか)を選んで「選択(Select)」をクリックします。
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Geminiのページに戻り、画面を再読み込み(リフレッシュ)します。
2)前の記事の通りに設定してZoteroから161個の文献をNotebookLMにアップロードしようとしました。するとNZBridgeがこんなエラーメッセージを出してきてアップロードできません。
⚠ 161 items — NotebookLM free tier supports max 50 sources
これはNZBridge のプログラムがNotebookLMの無料版のアップロード制限50個までというのを組み込んでいるからだそうです。有料版で300個まで一つのNotebookLMにアップロードできる人でも50個しか一回でアップロードできません。Zotero内で親コレクションをそのまま同期するのではなく、サブコレクション(例: 論文_01 論文_02 …)のフォルダを作成し、1つのコレクション内のアイテム数を50件未満に分けて同期すると300個まで(Proプランの場合。Ultraはもっといっぱいアップロードできます)アップロードできます。
3)私の場合、zoteroからsyncしようとするとチェックボックスでpdfを選択した後、エラーメッセージ
No NotebookLM tab foundがでてアップロードできませんでした。原因は、開いているNotebookLMのノートブックがGemini notebookのurlだったことでした。NZBridgeは、NotebookLMのurlを探しに行くようになっていて、Gemini Notebookのurlを認識しません(今の最新版version 0.43の場合)。
例えばこんなurlのノートブックを開いていても認識しないのです。(https://gemini.google.com/notebook/この後に長い識別文字列が続きます)
NZBridgeはスタンドアローン版のnotebookのurl こんなurl
(https://notebooklm.google.com/notebook/)しか認識できないようです。
解決法は以下のとおりです:
スタンドアロン版の NotebookLM のURLにアクセスして、そちらでノートブックを開いてから同期を試してください。ブラウザで https://notebooklm.google.com/ に直接アクセスします。
そちらの画面でノートブックを新規作成するか、既存のものを開きます。
URLが [https://notebooklm.google.com/notebook/](https://notebooklm.google.com/notebook/)… になっていることを確認します。
そのタブを開いたまま、NZBridgeの同期を実行すると、NZBridgeがnotebookを正しく認識するようになります。
以上のようなトラブルがおこりましたが解決して、無事Zoteroの文献をNotebookLMにアップロードできました。Zoteroの文献をアップロードしたこのnotebookはGeminiでも表示されているので問題なく利用できます。
いったんアップロードができるようになれば、あとは文献フォルダをZoteroで選んでクリック一つでNotebookLMにアップロードできるので便利です。pdfがない文献も文献情報はアップロードできるのでZoteroの文献をもとにハルシネーションなしの推論ができるようになります。
