AIイラスト作成の入門解説記事や「基礎から学ぶ著作権」の動画資料サイト、そしてパソコン故障修理の際に役立つサイトなどの紹介です。

今日はパソコン修理でて時間をとっていたので、簡単な記事です。
AIで画像を生成するやりかたがわかりやすくまとまっている記事をみつけたので紹介しておきます。

『AIイラストが理解る!StableDiffusion超入門【2024年最新版】A1111、Forge対応』
https://note.com/studiomasakaki/n/n7ad935416c5d

これはわかりやすい記事です。読んだらすぐにAIイラストが描けるのではないでしょうか。おすすめです。

また基礎から学ぶ著作権というサイトの動画もよさそうです。https://copyright-edu.axies.jp/video/
動画や資料もダウンロードできます。https://copyright-edu.axies.jp/video/data/#video


以下は私が今回のパソコン修理の参考にしたサイトなどのメモです。ピンチの時に役立つかもしれません。

先日修理して快調に動いていたノートパソコン( Windows10) が突然起動しなくなって、リカバリーも受け付けなくなったのでここ数日いろいろ試していました。Linux Boot Repairや UbuntuのLive CDで起動してみると、メインのパーティションがNTFSのフォーマットではなくUnknownのフォーマットと認識されているようです。参考にした記事を2つあげておきます。

1)HDDからのデータの救出方法はこちらが参考になります。(たいていの場合はUbuntuで救出したいデータがはいっているHDDを読み込むとUbuntuからWindowsのHDDの中身が読めると思います。その場合はUbuntuで必要なデータを選んで、外付けのUSBやHDDドライブにコピーしたら簡単に救出できます。私も今まではこういう簡単に救出できるケースしか経験したことがありませんでした。今回はUbuntuからWindows のHDDの中身が見えないが、ドライブからはパーティションの構成は見えるという状態でした。こういう場合はこちらが役立つ記事です。『アクセスできなくなったHDDのデータを救出した記録』https://www.kerislab.jp/posts/2021-01-05-ntfs-hdd-rescue/#%E6%89%8B%E9%A0%86%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81
2)HDDの不良部分の検出や修復にはこちらの記事(日本語訳もありますが、自動翻訳で読みにくいので英語のほうが読みやすいと思います。)https://ubunlog.com/en/repair-isolates-bad-sectors-hard-drive-these-tools/)

私の場合はファイルのバックアップはあるので、パソコン自体の復活をいろいろ試みていたのです。結局ディスクイメージで復活という操作ができるところまでは修理できたのですが、Cドライブの複製を作っている途中でエラーがでて止まってしまいました。エラーメッセージをみるとやはりHDDの不良部分が邪魔しているようです。上の2)の記事を参考に、不良部分を修復する作業を始めたのですが、これは遅い。多分数日かかると思われました。Linux Boot Repairで不良のHDDの型版などがわかるので、結局HDDを買って換装することにしたという次第です。

Michael Levin教授の生命の電気ネットワーク利用説とAIへの応用への期待の動画がありました。動画チャンネルは医療関係のAIに興味を持つ人にピッタリです。

Toward AI-Driven Discovery of Electroceutials- Dr. Michael Levin
https://youtu.be/9pG6V4SagZE?si=PVaDkdBCYgvjomQj

この動画ではMichael Levin教授が彼の最新の研究成果と今後の展望をのべています。(昨日記事にタイトルを入れ忘れていました。3/30)
生命が電気信号を進化のごく初期から利用して、発生や発生運命の決定、形態形成、などに利用しているという説を教授は唱えています。研究材料は、アホロートルやアフリカツメガエル、プラナリアなどです。この電気ネットワークによる制御は、神経伝達での電気信号ネットワークとは異なるもので新たな人工知能開発にも役立つと考えているそうです。神経での電気信号の伝達をヒントに開発されたニューラルネットワークがChatGPTのような現在のAIの基盤になっているなら、この新しい電気信号ネットワークを取り入れたAIは、もっともっと画期的なものになるはずですね。この独創的な電気ネットワーク説は本当に正しいのでしょうか。是非動画をみて各自考えてみてください。

この動画はAI in Medicineというチャンネルにある医療へのAIの応用関係の動画の一つです。カナダのこちらの非営利団体による動画です。https://www.aimss.ca/
他の動画も医療や生命科学へのAIの応用に興味がある人には大変役立ちそうです。
https://www.youtube.com/@canada-aimss/videos

めちゃくちゃわかりやすい機械学習の基礎の動画とかもあります。
Machine Learning Foundations (Part 1) – Justin Stevens – Amii
https://youtu.be/t24340VYAoU?si=3V-j1BREVk6ywzaG
Machine Learning Foundations (Part 2) – Justin Stevens – Amii
https://youtu.be/7Dp5w0gKYLc?si=XBTsjGbXRZUcH6nI

こちらのAI入門教材もすごいです。
https://www.aimss.ca/introduction-to-ai-in-medicine
https://www.aimss.ca/copy-of-intro-to-ai-in-medicine
https://www.aimss.ca/copy-of-applications-of-ai-in-medicine
それにしてもLevinさんはNick Laneさんとよく似ていますねぇ。私は一時、二人を同一人物と勘違いしていました‥‥!

物理学者が生命をどのようにとらえて研究しているかについて、参考になりそうな動画をみつけました。

物理学者が生命をどのようにとらえて研究しているかについて、参考になりそうな動画をみつけました。
南アフリカの研究所The National Institute for Theoretical and Computational Sciences (NITheCS)の講演会の動画です。

一つは、あの有名なホーキング博士と共著の本がある、George Ellis名誉教授による以下の講演です。教授は宇宙論や一般相対性理論の研究で有名な方のようで英国のRoyal Societyの会員でもあります。この講演は宇宙の波動関数とか、猫の波動関数とか脳の波動関数などを考えるのはファンタジーにすぎない。波動関数の線形性がやぶれるマクロな対象には量子力学は適用できないなどという話がきける面白い講演です。後半では、生命現象についてタンパク質レベルから細胞、発生のレベル、集団、生態などのレベルまで階層性の立場から考察しておられます。
2024-03-11: NITheCS Colloquium
Quantum Physics and Biology: the Local Wavefunction Approach
Prof George Ellis, FRS (UCT)
https://youtu.be/Ake9eK6CR7I?si=za6vCBKLqpwUCTqP

スライドもこちらからダウンロード可能です。
https://nithecs.ac.za/colloquia/

同じく、物理学者が細胞をこのように研究しているというのがわかる講演もありました。
NITheCS Colloquium ​
‘How to build highways in a cell’
Prof Kristian Müller-Nedebock (Stellenbosch University)
https://youtu.be/KpDbttqFCQk?si=PJx2XQ2WBz-jbEQj
こちらは細胞内のマイクロフィラメントやkinesinによる輸送、アクチンフィラメントなどの解析の話題がいっぱいです。

今日はレントゲンの誕生日、意識の最新科学の一般向け講演も公開されました。

英国のRoyal Societyのツイートによると今日はレントゲンの誕生日だそうです。写真は有名な物理学者ケルビン卿の手のX線撮影写真だそうです。


このツイートの下に先日発表された2023年度のThe Michael Faraday Prize and Lecture 2023の受賞者の記念講演のお知らせがありました。これは英国に住んでいる人で、英国の一般大衆にたいする科学啓蒙活動で功績のあった人に贈られる賞だそうです。このブログでおなじみのNick Laneさんなども過去に受賞しています。受賞記念講演が昨日ライブ配信されたようですが、今日YouTubeに講演動画が公開されていたので紹介しておきます。


Consciousness in humans and other things with Anil K Seth | The Royal Society
https://www.youtube.com/live/ghxy9YTm5-s?si=i8bSmIfw_hxNMeJR

受賞者のAnil K Seth教授(サセックス大学教授で、the Sussex Centre for Consciousness Science所長)は意識の科学で有名な研究者です。彼の本、Being You: A New Science of Consciousness (The Sunday Times Bestseller) (English Edition) はKindle版があって、これは1350円です。最新の意識とは何かを探る研究を紹介している本のようです。昨日の講演を聞いてから興味がもてれば、読んでみるのがいいと思います。AI時代の意識研究についてのよい紹介になっていると思います。
教授のオフィシャルサイトにも動画などいろいろのっています。興味がある方はご覧ください。
トップページ https://www.anilseth.com/
動画 https://www.anilseth.com/watch/

紅麹サプリメントによる健康被害について。紅麹を使った製品の危険性判断法について

小林製薬の紅麹サプリメントの被害が拡大しています。紅麹は色素として食品添加物として利用されている場合と、培養した紅麹の色素とそれ以外の有効成分をともに利用するように使われている場合の二種類の利用法があるようです。小林製薬の場合は、色素以外に悪玉コレステロールの低下作用を期待する成分モナコリンKなども含んでおり、サプリメントとしての効果が期待できるものでした。ネットには紅麹を使った桜餅のレシピなどあちこちにあがっています(「紅麹、レシピ」で検索すると小林製薬のページ以外にもいろいろヒットします)。桜餅の桜色をだすのにベニコウジパウダーを使うレシピがあるのを知り、桜餅をこの春たくさん食べた私としては心配になって調べてみました。

次のページには、食品添加物として紅麹の色素だけを利用した製品と、原材料として色素プラスαの成分を丸ごと利用する製品の見分け方がのっていて大変参考になります。
『ベニコウジ色素(食品添加物)と、小林製薬の紅麹原料(食品)は違うもの』
https://foocom.net/secretariat/foodlabeling/24470/
このサイトによると、食品添加物のベニコウジ色素を使っている製品には、次のような成分表記(必ず色素を意味する「色」の文字が含まれます)があるそうです。『』内が上記のサイトからの引用(一部)です。

『ベニコウジ色素のほか、モナスカス色素、着色料(ベニコウジ)、着色料(紅麹)、着色料(モナスカス)と表示されることもあります。モナスカス色素と書かれるのは、公定書では、ベニコウジ色素(Monascus Color:モナスカス色素)とされているからで、ベニコウジ色素と同じものです』

一方原材料として色素以外の成分も含まれるものは、食品原料として表記されており次のような表示があるそうです。
『小林製薬の紅麹原料は食品添加物ではなく食品原料なので、着色や風味付けの用途で使われる場合でも、食品原料の区分で書かれます。原材料名には、スラッシュ(/)の前に、米紅麹(米、米胚芽、紅麹菌)や紅麹などと書かれています。これらは食品添加物の表示で必須とされる「色」という字(着色料や色素など)は含まれせん。』

皆さんも、気になる製品があったら、成分表記の部分を読んで確かめてみてください。食品添加物としての色素の場合は、厳しい基準で管理されており、培養法も小林製薬のものとはちがうので安全と思われます。

ベニコウジについてはこちらの国立健康・栄養研究所 食品保健機能研究部 健康食品情報研究室が運用しているサイトも参考になります。
https://www.nibiohn.go.jp/eiken/info/hf2.html#h
リンクのページでベニコウジを選ぶとベニコウジの基本的情報、およびサプリメントとしての有効性や専門的文献などをみることもできます。

AI詐欺にあわないようにしましょう、という動画を紹介します。

仏教学者の佐々木閑先生が緊急の動画を投稿してよびかけておられます。よい動画だと思いますのでご覧ください。
『生成AIの詐欺が多発する時代になりました。ご注意ください。』
https://youtu.be/0w3jsDHbkjU?si=9-GdzbtDKscfAuG5

自宅にいることが多くなると、いろんな詐欺にあうようになります。給湯器の無料点検という電話、お宅の屋根が修理が必要だという訪問者などいろんな経験をするようになります。「宝石とか時計とか捨てるものがないですか、高価で買い取ります」という電話なども、ひょっとしたら強盗の下調べが混じっていることがあるかもしれませんね。気をつけましょう。

上の動画の佐々木閑先生の「ミリンダ王の問い」についての講義もすでに15回になっています。
佐々木閑 仏教講義 10「ミリンダの問い その15」(「仏教哲学の世界観」第13シリーズ)
https://youtu.be/1bk7mCnkhPI?si=d8di2nfxZjOO3EaS

この動画シリーズについての2月18日の記事を再録しておきます。ミリンダ王の問いの本などについても書いていますので参考にどうぞ。

ミリンダ王の問いについてのわかりやすい講義がYouTubeで始まりました。

 

癌の数理生物学的研究の一般向け最新動画がでています。数学やデータサイエンスは癌治療に役立つでしょうか?

今日はこのブログのサーバーをより高速なものに移行させました。たしかにレスポンスが早くなっていると思います。そうこうして忙しかったので、今日は簡単な動画の紹介です。

癌の数理生物学的研究の一般向け講演です。がんの数理的研究は盛んですが、今日紹介するのはオックスフォード大学のOxford Mathematicsの動画です。数理生物学とコンピュータモデリングを駆使して、癌細胞を直接たたく薬剤と免疫療法の組み合わせで治療効率を上げる試みについての動画です。ガン研究での数学の有効性はどんなものかがわかると思います。
Mobilizing Mathematics for the Fight Against Cancer – Trachette Jackson
https://youtu.be/PH2BOo_XKt4?si=ZUUgh1oAaBltlr9-

数学を駆使した癌の研究についてはこちらのMoffitt Cancer Centerのチャンネルも参考になります。ライブに新しい動画が多いです。
https://www.youtube.com/@MathOnco/streams
たとえば二日前にもこんな動画が配信されています。Dr. Ben Raphael – “Quantifying Tumor Heterogeneity Across Space and Time”
https://www.youtube.com/live/hFGLy5Xzvqg?si=Vmocv1xfTjFpoYge

 

スピノールってご存知ですか?

YouTubeでみつけた物理の動画です。
スピノールについての解説です。英語ですがわかりやすそうです。初めのほうをみただけですが、よさそうな動画です。最も私はスピノールについては全く知りませんので、わかりやすそうとしかいえません。
The Mystery of Spinors
https://youtu.be/b7OIbMCIfs4?si=HNhNXvpAPU9D5Gx_

この人の動画にはほかにもいろいろ物理の解説動画があります。

Quantum Physics
https://youtube.com/playlist?list=PLjH5ujQJt_IeW2qFkDRIBrZpIgx4ZX4AR&si=CDKr8VSYDXtj8UL9

スピノール(スピノル)に上の動画で興味を持った方はこちらも面白そうです。
Spinors for Beginners
https://youtube.com/playlist?list=PLJHszsWbB6hoOo_wMb0b6T44KM_ABZtBs&si=5g55OS5CWzSODRqs

仮説の創出(アブダクション)についての討論会の動画が面白そうです。

今日は科研費の学習物理学(科研費学術変革領域研究(A)「「学習物理学」の創成-機械学習と物理学の融合新領域による基礎物理学の変革」)の講演会を紹介します。この科研費の領域は生成AIが出現したのでナイスタイミングの領域ですね。
こちらのチャンネルに動画がいろいろあります。
https://www.youtube.com/@user-zv7ti5mm3l/videos

今日紹介するのは仮説創出についての議論会の模様の動画です。3本動画があります。
https://youtube.com/playlist?list=PLJQ2QP56wJtEZ5G7O5KekoxHW_xkzaynp&si=QIwd1jDiXDlhwWL5
このリンクの説明を引用します。
議論会「仮説創出」2023年12月27日「学習物理学」の創成
科学のサイクルの最も根源的な部分に、仮説の創出(「アブダクション」)がある。
近年の機械学習の進展は、科学の手法をデータの観点から大きく変えており、 将来
的には仮説創出をアシストするまで科学のあり方を変える可能性がある。 このよう
な現代の状況を考慮し、本会では、物理学・科学哲学の観点などから、 仮説創出を
考え議論する。

議論会「仮説創出」1:伊勢田哲治氏「アブダクションの科学哲学」2023.12.27@京大理
https://youtu.be/Qu6FE_h3M_Y?si=viOQ_Eo_8d10h47j

議論会「仮説創出」2:橋本幸士氏、広野雄士氏「話題提供」2023.12.27@京大理
https://youtu.be/yaEyfvRkSio?si=or6Z7ZxmOo7Iy-7L

議論会「仮説創出」3:パネルディスカッション 2023.12.27@京大理
https://youtu.be/VQa9OkLJp7U?si=smRwZAq9Nf2g1414

ちょっと本格的なニューラルネットと機械学習の数学についての講演動画が公開されています。

ちょっと本格的な機械学習の数学についての日本語講演動画をYouTubeが推薦してくれました。
大阪公立大学(大阪市立大学と大阪府立大学が統合された大学)のFD研修会「人工知能と数学」の動画です。二本の動画があります。
講演の順番に紹介します。最初は
積分表現でニューラルネットを理解する(園田 翔 氏、FD研修会「人工知能と数学」)
https://youtu.be/z8TXubu3Uko?si=UJkBiDHJuKQMOIlQ

次が、
機械学習の数学(鈴木 大慈 氏、FD研修会「人工知能と数学」)
https://youtu.be/qXjDEAdjw0s?si=ynG2Nwp9XPfEtikF

どちらもわかりやすいイントロからはじまって、結構詳細にニューラルネットや機械学習の数学的扱いを説明してくれています。私には大筋しか理解できませんが、どんな数学がこの分野で使われているかを把握するのには大変役立つ動画ではないでしょうか。少なくとも私にはイントロはとても参考になりました。イントロの部分だけでも見ることをお薦めします。