ChatGPTを試してみました。

話題のChatGPTをはじめて使ってみました。今までアクセスしていたページで使おうとすると今はいっぱい使っている人がいるのでまた今度、というような意味の英文メッセージがでて使えませんでした。なんかおかしいと思って調べてみると別のページから登録すれば使えることがわかりました。メールアドレスが登録に必要で、メールアドレスをきめてパスワードを設定し、携帯電話番号を登録して認証コードを携帯に送ってもらって認証すると、使えるようになります。

https://openai.com/blog/chatgpt/
ここからTRY CHATGPTボタンを押して始めます。開いたぺ―ジ
https://chat.openai.com/auth/login
でSing upボタンを押すと、登録がはじめられます。
Microsoft やGoogleのアカウントでもはじめられます。私は今回はメールアドレスを使って登録していきました。パスワードを決めて登録をすすめると登録したアドレスにVerify mailが届くので、メールに書いてあるリンクを使ってメールアドレスの確認を行います。携帯電話番号(固定電話は使えません)の登録を要求してくるので登録すると、携帯に認証コードを送ってきます。その認証コードを入力して登録を完成します。氏名の登録も必要です。

使い始める前に、このAIは間違った答えも結構返してくるなどという断り書きが書いてあります。確かにそうだと思います。答えは信用しすぎないほうがいいです。

試しに英語で、線虫C. elegansのコンドロイチンの機能を教えてくださいなどと入力してみました。詳細な答えが返ってきますが、かえってきた答えは哺乳類などでのコンドロイチンの役割の文章の主語を、線虫に変えただけのものだとわかりました。ちゃんと線虫のコンドロイチンの論文を参照した上での答えではなかったです。線虫のコンドロイチンプロテオグリカンすべての遺伝子を列挙してくださいという問いも、はぐらかされてちゃんと答えてくれはしませんでした。また特定の線虫コンドロイチンプロテオグリカンであるCPG-2の機能は何かと聞いてみると、これも哺乳類のプロテオグリカンの機能の文章の主語を線虫のプロテオグリカンに替えただけの答えが返ってきました。こんな結果になったと奥さんに話したら、じゃあAlexaにきいてみたら‥‥という答えが返ってきて大笑いしました。

昨日のブログ記事でふれたZX-calculusとはなにかとい訊いてみると、こちらには、結構ちゃんと答えてくれました。ついでに、英文の校閲はできるかも試してみました。英語の子供向けの本のパラグラフを材料に、冠詞の使い方にわざと誤りをいれた文をつくって、冠詞の使い方を訂正してくださいと頼んでみました。これは見事にもとの正しい冠詞が入った英文に校正されていました。これがもとの文を学習していたからか見事に校正できたのかどうかはわかりません。

結局、根拠のはっきりした正しい答えが知りたければElicitがいいと思います。

ElicitというAIサービスは最強の研究ツールです!


ChatGPTのほうは、有料プラン月20ドルというのも契約できるようになっていました。しばらく無料でためしてみて、契約するかどうかはそれからだと思いました。