先月2月19日の月曜日にOxford 大学で行われたGeoffrey Hinton教授による、一般向け講演の動画です。Geoffrey Hinton教授は、コンピュータ科学のノーベル賞といわれるチューリング賞を2018年に受賞しています。ニューラルネットワークによる深層学習の基本的アルゴリズムを開発して今日の深層学習革命をもたらした科学者です。この講演では、AIとヒトの知能を比較し、AIの人を凌駕する特徴を明らかにしています。また、 AIの学びと人の学びの効率の比較、AI が人の職を奪うかどうか、さらにヒトが死ぬのにAIは不死でかつ進化しないことがどのように影響するかも議論しています。不死で進化しないAIはおそらく宗教や戦争などというものに染まることはないと考えられますが、ひとたびAIがヒトを絶滅させようと決めたらそれに対抗することは人類には無理だろうと予測しています。それをさけるための手立てをつくることが急がれるわけです。この動画と講演の内容の要約はこちらからみることができます。https://www.ox.ac.uk/news-and-events/The-University-Year/romanes-lecture
Professor Geoffrey Hinton, CC, FRS, FRSC
‘Will Digital Intelligence Replace Biological Intelligence?’
https://youtu.be/N1TEjTeQeg0?si=9LkmBn9QmNSZlNKv
This lecture took place on Monday 19 February 2024.
教授の受賞講演はこちらにアップロードされています。
京都から今日帰ってきました。昨日、京都府立植物園にいったのですがなんと開園100周年だそうです。あいにくの天気で急に降り出したみぞれがひどくて大温室に避難してゆっくり見学することができたのはよかったです。幼稚園か保育園の子供たちもバスでやってきていて、みなカッパをきてかわいらしいことこの上なかったです。なにやら熱心に温室の下草をみている子供たちもいました。きっと一生の思い出になる一日だったと思います。その温室に、「サルの顔にみえる」!ドラクラ属のランが咲いていたので写真をとりました。なかでもドラクラ・ギガス(学名Dracula gigas)は有名で、温室で咲いていたのはこの仲間のようです。たしかにお猿さんの顔に見えますね。
今日は最近公開された量子科学についての啓蒙書を紹介します。