最近の記事に書いたように、https://glycostationx.org/2022/10/07/%e3%80%8c%e9%95%b7%e3%81%84%e9%95%b7%e3%81%84%e3%81%8a%e5%8c%bb%e8%80%85%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%ae%e8%a9%b1%e3%80%8d%e3%82%92%e8%aa%ad%e3%82%93%e3%81%a7%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99%e3%80%82/
Amazon のKindle unlimitedでは、最近多くの岩波書店の本が読めるようになっています。
その中にはファラデーの「ロウソクの科学」の岩波文庫版も入っていて読むことができます。これは私が持っている旧岩波文庫版ではなくて、竹内敬人先生による新訳です。図も補われていて旧岩波文庫版より格段に読みやすくなっています。無料で読める本としては、山形浩生 訳 『ロウソクの科学』 – プロジェクト杉田玄白.があります。
https://www.genpaku.org/candle01/
原著はThe Chemical History of a Candleという本ですが、historyは歴史という意味ではないということなどを含めて、薀蓄のあるあとがき(山形さんによるファラデーが霊界から語っているかのように書かれたあとがきです)が面白い訳本です。
原著はいろんな版がInternet Archiveでみられます。以前 ロウソクの科学について紹介した記事をご参照ください。
https://glycostationx.org/2019/10/23/%e3%80%8c%e3%83%ad%e3%82%a6%e3%82%bd%e3%82%af%e3%81%ae%e7%a7%91%e5%ad%a6%e3%80%8d%e3%82%92%e8%aa%ad%e3%82%93%e3%81%a7%e3%81%bf%e3%82%88%e3%81%86%ef%bc%81%e7%a7%8b%e3%81%ae%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e3%81%ae/
ビデオでファラデーのロウソクの科学を扱ったものがないかなと探してみると、つぎのYouTubeのビデオシリーズが力をいれて製作されていてとてもよさそうです。
このビデオが掲載されているページには、無料のビデオにあわせて製作された無料のロウソクの科学のpdf本(ビデオのセリフすべてや、補足内容を含む副読本です)へのリンク
https://engineerguy.com/faraday/pdf/faraday-chemical-history-complete.pdf
や、コメント入りのビデオへのリンクなども掲載されていて、ちょっと読みにくい「ロウソクの科学」を、実験を目でみながら読んでいけると思います。
して、ミースフェルド生化学(東京化学同人)を紹介しました。生化学を学び始めた方には日本語版をおすすめします。日本生化学会の推薦教科書です。これは初版の日本語版ですが、2021 年に第二版がでています。Amazonでこの第二版の中古本が安かったので購入し、一昨日 本が自宅にとどきました。International Student Editionという米国内とカナダでは販売できないタイプの版本でした。税込8000円ちょっとの値段がついていたので、即ショッピングカートにいれて購入しました。未読本と書かれていたのですがたしかに届いたものは未読本でした。ebookがついているのかと思いましたが、表紙の裏にスクラッチがついていて、それを削るとネットでの登録コードがあらわれてそれで出版社のサイトで登録すると、オンライン版のBiochemistryが読めるようになっていました。オンライン版は紙の本よりきれいで見やすいので良いと思いました。ただオンラインで読んでいるときにLife Science Dictionaryはひけませんでした。また単語を選択して訳がポップアップするFirePOP!も動きません。コピー回数を計測するような仕組みになっているようで、日本人がオンライン辞書を引きながら読むのには向いていないようです。Kindle版もないようですのでちょっと残念です。なおPDICは動くのでコピーすると訳がポップアップするのは確認できました。
昨日は英語のAlphaFold2の講演動画などを紹介しました。日本語の総説ですが、東京大学の森脇 由隆先生が書かれたオープンアクセスの総説がおすすめです。