WordPress 6.1に更新したときの不具合の対処法とチームリーダー科学者のための本の紹介です

昨日、ホームに記事を投稿してから固定ページを開こうとすると編集ボタンをおしても記事がでてこなくなっているのに気づきました。編集画面は開いているのですが、画面の右側に、「サイトで重大なエラーが発生しました。対応手順についてはサイト管理者のメールボックスを確認してください。」と表示されています。昨日、記事を投稿する前にWordPressの更新を行って、version をあげて、WordPress 6.1にしたのが原因だと思いました。私のメールボックスには何もメールがきていません。対策をネットでちょっと調べて昨夜は寝ました。

今日午前中、昨夜調べた方法で無事、不具合を解消できたのでやり方をメモしておきます。要は、レンタルサーバーの自動バックアップ機能を利用して、不具合が出る前のWordPressの状態にバックアップデータから復元するという方法です。

私のWordPressのサイトをおいているレンタルサーバー(Xserverを使っています)のサーバパネルにログインして、サーバー管理画面から、バックアップのページを開きました。次に「自動バックアップデータからの復元」にチェックを入れます。さらにバックアップに使う保存データの日付(11月1日)をプルダウンメニューから選び、復元方法は「対象を指定して復元」を選びます。さらに対象ドメインからglycostationx.orgを選びました。そしてglycostationx.orgのWeb領域、Web用設定ファイル、メール領域のすべてにチェックを入れました。以上の設定でOKかどうか、もう一度確認してOKだったので、復元開始しました。Xserverでは14日前までのサイトのバックアップは無料で復元に利用できるので、こういうサイトの不具合がでたときには大変便利です。復元の時間は2時間12分もかかりましたが無事、正常に復元に成功してWordPress本体が11月1日の状態(前のバージョンのWordPress)にもどり、不具合も解消できました。これで解消できない場合はMySQLの復元をする予定でしたが、必要はなかったです。Xserverの管理画面はとても使いやすく、ヘルプもわかりやすいのでバックアップからの復元は簡単にできました。

今日は一つオープンアクセス本を紹介してこの記事を終わります。
Cambridge Coreでは続々とOpen Access本を提供しはじめています。
https://current.ndl.go.jp/node/47097
その中の一冊です。他にも探すと量子重力の本などいろいろ見つかります。
Leading Your Research Team in Science (Cambridge University Press)
https://www.cambridge.org/core/books/leading-your-research-team-in-science/A3AE4F688A6CBD0155625BEBA3DBF228
研究リーダーがどうやって研究メンバーをリクルートするか、その研究室を効率的にひきいていく方法、サポートスタッフとの関係、研究資金をいかに獲得するか、研究成果を公表する最も効果的な方法とは、などなど、さまざまなtipsが満載の本です。現在のチームリーダーやこれからチームリーダーになろうと考えている若い人達におすすめの一冊だそうです。

目次はこちらにあります。
https://www.cambridge.org/core/books/leading-your-research-team-in-science/contents/109D4AAAE3BEDF69F0D82D3E06D807FF