小学生のころ、はじめて読んだ新書に 『勉強が好きになる本』(KAPPA BOOKS)というのがあって、著者が林 髞(はやし たかし) 慶応義塾大学医学部生理学教室主任教授とありました。パブロフのところに留学した人で大脳生理学の日本での開拓者の一人みたいですね。この人が、ペンネームの木々高太郎という名前で推理小説を書いているとは知りませんでした。林 髞という本名の漢字をバラバラにしてこしらえたペンネームですね。
簡単に兼業作家とか言うけど、木々高太郎が探偵小説を書いてなかったら、慶応の塾長は確実だったと言われます。何しろパブロフの直弟子でしたからね。僕の知人にも「どう考えても幹部確実だったのに、社外の文学活動のせいで逃した」人がいると聞いて愕然としたものです。 https://t.co/ldXz2PYJCJ
— 芦辺 拓 (@ashibetaku) October 31, 2026
この人の著作を国立国会図書館デジタルコレクションの検索で探すと、著者名に木々高太郎と入れて探したのですが、一冊しかヒットしませんでした。ところが、国立国会図書館サーチ https://ndlsearch.ndl.go.jp/で、著者名に木々高太郎と入れて探したところ、69件ヒットしました。図書だけなら14件ヒットしていることが、スクリーンショットからわかると思います。

上のスクショのように検索すると、なんか面白そうな本がみつかりました。文芸推理小説選集 第5 (夏目漱石,木々高太郎集)というタイトルの本です。夏目漱石の推理小説があるのでしょうか?

次に、この本の巻末の「解説」への直リンクをはっておくので、知りたい方は是非ご覧ください。
https://dl.ndl.go.jp/pid/1646330/1/170