国立国会図書館デジタルコレクション個人送信資料の大量館内限定化について

このところ、昔ブックマークしたデジタルコレクションの個人送信サービスで読めるものが館内限定に変更されているという現象によく遭遇していました。ツイートをみると4月22日に大量(たぶん5万点くらい)の送信サービスで読めていた本が、館内限定に変更されてネットで読めなくなったようです。


このツイートされている方が「恐れていた」と書いておられるのは、今までも時々経験していた 理由不明の(たぶん間違えて)館内限定化の事例が増えなければいいのにという願いが裏切られることを「恐れていた」という意味です。

私がこのブログで紹介した本も読めなくなっているものが大量にでています。国立国会図書館のアナウンスが見つけられないのでこうなった理由はわからないのですが、絶版になっているものもかなりたくさん館内限定に変更されているようです。私の紹介した本について調べてみて、特に目についたのは板倉聖宣さんが関係している本が全部館内限定になったことです。ひどいのは、少年少女科学名著全集とか発明発見物語全集とか、科学の古典を小学生向けに翻訳してはつめた本とか発明発見物語の本などが読めなくなっていることです。編集に板倉さんが入っていたり、板倉さんが共著で入っている本、そして板倉さんの単著、ことごとくが読めなくなっています。長岡半太郎伝(2種類あります)も読めませんし、板倉さんの「科学と方法」、「科学と社会」も読めません。突然読めなくなったので、理由など図書館側からのアナウンスがまたれるところです。

私の過去記事のリストには、たいてい参照日が書いてあるのでリンクを押して読めない場合はあきらめてださい。例えば渡辺慧さんの「知識と推測」は読めなくなりました。モノーの「偶然と必然」、ハイゼンベルグの「現代物理学の思想」、シャーロックホームズ関係の本多数、堀淳一さんのエッセイや物理数学の教科書、米沢先生たちの量子化学入門なども消えました。また科学哲学関係の私が紹介した本もごっそり消されています。

ただ前に、読めなくなっているのはおかしいという指摘をしたら読めるようになったこともあったので、いくつか明らかに絶版で入手困難(定価をはるかに超える古本しかない)なものについては連絡してみるつもりです。

デジタルコレクションの個人送信サービスで読めるようになったので、すでに一部の蔵書は捨ててしまいました。館内限定になった本も多数あります。ちょうどデジタルコレクションの個人送信サービスで読める自分の本を大量に捨てる準備をしていたのですが、捨てなくてよかったです。