ABC予想を解決した望月新一教授の一般向けブログが更新されていました。またOxford大学教授による高校生・一般向けの量子生物学のクリスマス講義も公開されました。

望月新一先生のブログが新年をむかえて更新されています。元旦の投稿につづいて2日の投稿では、望月先生の「宇宙際タイヒミューラー理論」に対する否定的な姿勢で有名な若手の教授Z氏に関するヨーロッパの世界的に有名な一流大学の年配の教授3人からの情報の紹介をふくめて、先生の理論の現況を詳しく一般向けに解説してくださっています。ブログの更新をつたえている方のツイートを次に貼り付けておきます。


欧米と日本、あるいは欧米以外の交流について起こりがちな対立の起源について書かれていますが、たしかにこういう面もあると私も思います。

あと、YouTubeの「
最近アップロードされた動画」の項目をクリックすると、以下の量子生物学の一般向け動画が推薦されていました。これはOxford大学のPeter Hore教授による、クリスマス講演です。日本でいう高校2年生から3年生の生徒と先生、両親向けのクリスマス講義です。クリスマスにつきもののかわいいロビンの渡りの話からはじまって、バクテリアから脊椎動物、広く生物界に分布する磁気センサーの話、クリプトクロームの話、スピンによる渡りのメカニズムの理論などものすごくわかりやすく解説していて超おすすめの動画になっています。教授はMagnetoreceptionの研究で有名で、以下のweb siteに簡単な解説もありますのでご覧ください。https://www.chem.ox.ac.uk/people/peter-hore

Schools Christmas Chemistry Conference: A Quantum Christmas Robin
https://youtu.be/-u2kKBoH2xM?si=NI5W6ueuRJAV_zPe