ジュール・ヴェルヌの代表作『海底二万里』の話

今日は海底二万里の話です。国立国会図書館のツイートにジュール・ヴェルヌの代表作『海底二万里』の挿絵入り英訳本の紹介がありました。


海底二万里は私が小学生のころ夢中になって読んだ本です。多分子供向けに書き直された本を読んだと思いますが、とても面白い本でした。最後の場面で、大渦巻の中にまきこまれたネモ船長の潜水艦ノーチラス号がどうなったのかが知りたかったのを思い出します。ネモ船長はこの後、「神秘の島」にも登場しますので無事にこの大渦巻を切り抜けたのだとわかります。私の子供が、小学生のときに神秘の島の完訳本を読んでいて教えてくれました。上のツイートにある月報は以下からダウンロードできます。記事の中にネモ船長の「神秘の島」での再登場についても書かれているとおりです。

https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_13046053_po_geppo2311.pdf?contentNo=1#page=3
こちらから国立国会図書館月報2023年11月号がダウンロードできます。
この月報で初めて知ったのですが、ヴェルヌの海底二万里には、ネモ船長のノーチラス号がアトランティスの遺跡を訪れる場面があるんですね。この作品が、プラトンの書き残しているアトランティスの話に人々の興味を惹きつけてその後のアトランティスブームを巻き起こしたのだそうです。英訳本はタイトルが月報にあるので、Internet Archiveで探してみました。
こちらが月報にある本にあたるとおもわれます。ダウンロード可能です。
https://archive.org/details/twenty-thousand-leagues-under-the-seas/page/n3/mode/2up
海底二万里は、映画化もされていてYouTubeで見ることができます。最初のディズニー版と1997年版どちらもYouTubeにありました。興味のある人はTwenty thousand leagues under the seasというphraseで検索してみてください。結末はずいぶん原作とはちがうのがわかると思います。

写真は英訳本の挿絵をスクショしたもの2枚です。