英語で論文を書くときに役立つツールや本、記事などをまとめたサイトを再度紹介します。

英語で論文を書くときに役立つツールや本、記事などをまとめたサイトを以前(9/29)紹介しました。

TwitterをみていたらAcademic Phrasebankの本の日本語訳が出版されたとのことでした。
たとえばこちら。https://nitter.net/kspub_kodansha

以前詳しく紹介しようと思っていたAcademic phasebank
https://www.phrasebank.manchester.ac.uk/ (論文を書くときに必要な言い回しの例文を網羅しているサイトです)
ですが、このサイトの内容を増補したebookが、サイトからenhanced pdfあるいはKindle本としてダウンロード購入できます。初心者の方は、今回出版された翻訳本で読むのも良いと思います。
「アカデミック・フレーズバンク そのまま使える!構文200・文例1900」
著者:ジョン・モーリー 訳:高橋 さきの 監修:国枝 哲夫 (講談社)
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000314092
この本の活用法については翻訳者の高橋さんのTwitterに詳しいです。
https://nitter.net/sakinotk
高橋さんによる「日本語訳をてがかりに必要な英語の文を拾って並べていくと、とりあえず文章の原型が完成します」といった手法の紹介のほかいろいろ有用な情報がみられます。

探してみたのですが、今のところ、日本語版のKindle版はなさそうです。原書の英語版Kindle本は翻訳書よりずっと安く手に入ります(さっき購入しました。893円でした)ので、英語版を買う方が便利かもしれません。kindle版は検索機能が使えますので役立ちます。

こうした英語論文執筆に役立つサイトやツール、本などを詳しく紹介している以前紹介した、以下のQiitaのサイトはおすすめです。私がこのブログに書いている内容や、以前分子生物学会のランチョンセミナーで紹介したサイトなどもいくつか入っています。
https://qiita.com/k-kawakami213/items/5e7e1ffccbe708e6ac50
この記事中には他にもいろいろ役立つサイトが紹介されています。リンクの方も是非ご覧ください。たとえば以下のサイトなどです。
いつか博士になる人へ  https://www.ki1tos.com/entry/2020/03/27/183528