数学を水泳競技に応用して世界記録、アメリカ記録を塗り替えオリンピック金メダルラッシュをもたらした数学者の動画を紹介します。

Ken Onoはアメリカの著名な日系二世の数学者です。数論の研究で有名ですが、最近は大学教授からAIベンチャーへと移籍したのがニュースになっていました。彼は数学と流体力学を活用してアメリカの競泳選手を指導して数々の世界記録、アメリカ記録を書き換えるのを助け、数多くのオリンピックメダルをアメリカ競泳界にもたらしたのでも有名です。

最近は新しいツイートアカウントも作ったそうで競泳のメダルの話もでています。

去年、沖縄のOISTで一般向けに競泳のメダル獲得の話をされた時の動画がOISTのサイトで公開されています。
Ken Ono: Swimming Through Data – (TSVP Talk at OIST)
https://youtu.be/GIXB7YDcnX0?

一昨日から宣伝しているGlaspで動画のスクリプトを表示させた様子をスクショしたので二枚貼り付けておきます。画像をクリックすると拡大するので拡大してご覧ください。右の画像は去年7月時点でのOnoのVelocity Swim Labの貢献成果がリストされているスライドです。12の世界記録、100以上の世界新記録とオリンピックメダル‥‥!数学が役立つわかりやすい例です。

オリンピックの金メダルを持って写っている女性競泳選手は、Ken Onoの学生でもあって競泳での数学の活用についての論文も書いている人です。論文はオープンアクセスなので誰でもダウンロードできます。オリンピック出場が内定した時に論文が出ているようでSpringerのツイートも貼り付けておきます。


論文はこちらからダウンロードできます。
https://link.springer.com/article/10.1007/s00283-024-10339-0#citeas
Douglass, K., Lamb, A., Lu, J. et al. Swimming in Data. Math Intelligencer 46, 145–155 (2024). https://doi.org/10.1007/s00283-024-10339-0

DN_SuperBook_PDF_Converter_Linuxが登場しました!Glasp Web Highlighterは使える機能拡張です!

先日のブログ記事の続きです。

自炊などでできたpdfを読みやすく見やすくするソフトが公開されました!

自炊したpdfを綺麗に読みやすくするソフトはWindows10, 11対応で残念ながらLinux版がないとのことでした。
なんとLinux版を作った方がおられるそうで、公開されています。


こちらのgithubサイトをご覧ください。
https://github.com/clearclown/DN_SuperBook_PDF_Converter_Linux
私のPCで、GPUが動くのがLinuxだけなので、これは試してみたいと思います。

あと、昨日の記事の字幕表示と字幕がコピペできる機能拡張Glasp Web Highlighterをいろいろな動画で試してみました。
日本語の動画も字幕を全部コピーできます。もちろん、演算子が演山子になるなど、当て字とかがあっておかしな日本語もまざるのですが、LLMに投げる材料としては誤字が少々はいっていても大丈夫です。動画をみずに内容を把握するには絶大な効果がある機能拡張です。それだけでなく英語の勉強にも役立ちます。
ちょっと前に科学英語の教材Carsat Crisisについて書きました。Carsat Crisisの動画のスクリプトの入った本は古書になってしまっていて数万円の値段がついています。しかしGlasp Web Highlighterを使えば、スクリプトを全部表示できるうえにダウンロードもできるので本を買う必要もなくなっています。またChatGPTなどにスクリプトをつかって教材をつくってもらったり、問題をつくってもらったり、会話したりもできるわけでいろいろ工夫してみてください。

三年前に紹介したBBCラジオの名作ドラマThe Journey into SpaceのYouTubeにアップロードされている動画に使えば、スクリプトを読みながら聞けるので楽しいと思います。私は英国で暮らした時子供たちとみていた英語教材とか絵本の朗読とかをこの機能拡張を使いながら見直していました。英語にかぎらず朗読とか映画とか、Podcastなどの動画の理解に大いに役立つので是非試してみてください。

BBCの往年の名作SFラジオドラマを聞いてみましょう!

 

英語のYouTube動画の字幕を一気にダウンロードする方法があります!

Qiitaの記事で動画視聴や要約などの方法を教えてくれる素晴らしいものがあったので紹介します。これを知ると東北大学の大関先生風に言えば、本当に人生が変わるかもしれません。

『本当に使える!海外Tech動画爆速キャッチアップ術まとめ』https://qiita.com/Koder_dev/items/ce2327852cef06f5f2ab
この記事の中に紹介されていたChrome、Safari、Edge、Brave、Operaに対応した
機能拡張Glasp Web Highlighterは素晴らしいものです。この機能拡張をインストールした状態でYouTubeの動画を再生すると、右上にYouTube Summaryと書かれたプルダウンメニューがでてそこから、字幕を一気にみることができます。また要所要所に再生時間のリンクがあるので、それをクリックすると、動画をその字幕のある部分まで飛ばすことができます。また字幕全体を一挙にコピーすることができるので、この動画の内容を動画を見ずに知ることもできるのです。以前紹介していたLanguage Reactorの機能拡張では字幕のコピーが難しかったのでこれは画期的です。このごろYouTubeにふえているPodcastはスライドがなくて音声が主であるため、聞き取りにくく理解しにくかったのですが、この機能拡張を使えばどんどん利用できると思います。素晴らしい機能拡張です!

インスト―ル法と使い方は次の記事をみてください。
『Glaspを使ってYouTubeの文字起こし(トランスクリプト)をNotebookLMにインポートする方法』
https://note.com/kei_book/n/nb462f545a93b

同じ会社からでているFirefox対応の機能拡張
YouTube Summary with ChatGPT & Claudeもまだちょっとしか試していませんが、同じようにつかえそうです。

SETI@homeって覚えていますか?有意信号候補100個の観測が始まっているそうです!

宇宙人からの信号をとらえる試みSETI@homeが解析した信号から、有力候補を100個同定して中国の世界最大の電波望遠鏡FASTで個別に調査中とのことです。プロジェクトは アレシボ天文台の巨大電波望遠鏡でとらえた信号を解析していたのですが、アレシボ天文台の電波望遠鏡の事故による崩壊の後、休眠状態となっていました。皆さんもSETI@homeのプログラムを自分のパソコンで動かしていたのではないでしょうか。あの解析はどうなっているのかと思っていたところ、アメリカの科学誌Scienceのニュースで、その後の解析が進んでいることを知りました。現在、世界中の人が手元のコンピュータの空き時間を使って解析した結果をもとに、100の有力候補を同定して解析しているそうです。有意な信号と偽のアーティファクトとを区別するためにコンピュータアルゴリズムを開発し、わざと解析データにアーティファクトの信号を多数まぜておいてちゃんと区別できるかをチェックしながら宇宙人からの信号候補を選び出したそうです。おそらく検出されやすい目立つ信号を水素の、2.5 MHz centered at 1.42 GHzのバンド領域に乗せて送信し、そのすぐ隣のバンドに意味のある通信を含む信号電波が付随していると考えているそうです。今回の観測では100の候補について、そうした付随伝播信号も解析するそうです。
解説はこちらの記事が詳しいです。

For 21 years, enthusiasts used their home computers to search for ET. UC Berkeley scientists are homing in on 100 signals they found.
https://news.berkeley.edu/2026/01/12/for-21-years-enthusiasts-used-their-home-computers-to-search-for-et-uc-berkeley-scientists-are-homing-in-on-100-signals-they-found/

論文は2本が続きで、去年のThe Astronomical Journalに掲載されています。どちらもオープンアクセスなのでどなたでもダウンロードして読むことができます!

The Astronomical Journal
SETI@home: Data Analysis and Findings
David P. Anderson, Eric J. Korpela, Dan Werthimer, Jeff Cobb, and Bruce Allen
Published 2025 July 24 • © 2025. The Author(s). Published by the American Astronomical Society.

The Astronomical Journal, Volume 170, Number 2
David P. Anderson et al 2025 AJ 170 111 DOI 10.3847/1538-3881/ade5ab
https://iopscience.iop.org/article/10.3847/1538-3881/ade5ab

The Astronomical Journal
SETI@home: Data Acquisition and Front-end Processing
E. J. Korpela, D. P. Anderson, J. Cobb, M. Lebofsky, W. Liu, and D. Werthimer
Published 2025 July 24 • © 2025. The Author(s). Published by the American Astronomical Society.

The Astronomical Journal, Volume 170, Number 2
Citation E. J. Korpela et al 2025 AJ 170 112 DOI 10.3847/1538-3881/ade5a7
https://iopscience.iop.org/article/10.3847/1538-3881/ade5a7

自炊などでできたpdfを読みやすく見やすくするソフトが公開されました!

よさそうなソフトが公開されました。
スキャンしたpdfの画質を改善、ページの傾きなども補正できるそうです。

 

こちらのサイトに詳しい解説、インストール法などがあります。ソフトウエアの部分以外に、日本語の過去文書のpdf化とその活用の重要性について書かれている部分は必見です。

『1. DN_SuperBook_PDF_Converter – スキャン書籍 PDF をデジタル書籍並みに大変クリアに読みやすくする AI PDF 高品質化・各種調整ツール』
https://github.com/dnobori/DN_SuperBook_PDF_Converter/

Windows 10/11でGPU搭載のPCで動くようです。MacやLinuxでの利用の場合はすこしコードを改変する必要があるみたいです。サイトから引用しておきます。

OS: Windows 10 / 11 x64 版

RAM: メモリは、かなり食います。このプログラムは、手抜きのため、多数のページがメモリ上に展開される部分があります。変換しようとする元 PDF のページ数に応じて、数 GB ~数十 GB の空きメモリが必要になるかも知れません。

GPU: 内部で利用している RealEsrgan という画像鮮明化 AI が、GPU 処理を必要とします。CPU でも処理はできると思いますが、その場合、極めて長時間かかり、実用的ではありません。GPU は、NVIDIA の CUDA 対応の GeForce シリーズを推奨します。(以下略)

Gigazineでも紹介されているのを知りました。

ソフトウェア

スキャン書籍のPDFファイルを電子書籍並みにクリアで読みやすくするAI・高品質化・各種調整ツール「DN_SuperBook_PDF_Converter」
https://gigazine.net/news/20260121-dn-superbook-pdf-converter/

科学英語を学ぶためのBBCの教材The Carsat Crisisの全動画がYouTubeに公開されています!

BBCの科学英語学習教材The Carsat CrisisをYouTubeでみることができます。
これは昔、NHKの教育テレビ(今のE-テレ)で毎週やっていた科学英語を学ぶBBCの番組です。
ワクチンを宇宙で製造する人工衛星でトラブルが生じたのを解決するという話です。ワクチンに関係する話なので、生命科学の英語もはいっていて、宇宙関係の工学系の英語も合わせて学べます。いろんな国の人が英語でディスカッションする様子も描かれていて科学者のための英語教材だというのが実感される内容です。九州大学でも教材の貸し出しサービスを図書館がやっていました。ちょっと古いですが、科学英語を学ぶために工夫してつくられた教材なので、みてみて気に入ったら視聴してみてください
今は、字幕表示ができる時代になったので、ききとれない部分は、字幕を表示して確認するとよいでしょう。全13編の一本15分ほどの動画です。
全編のプレイリストはこちらです。
https://youtube.com/playlist?list=PLK48PP7Gon61elf_ELAu8Mibo8m-u1FTx&si=ZFzBHgE_ZKxcfnjZ

The Carsat Crisis Part 1: Shut Down (BBC English by Television, 1986)

Kindle本の無料本の探し方、高校生向けの順列組み合わせから学べる『選択の数学』という本の紹介。

このところ、SakuraiのModern Quantum Mechanics 第三版が¥775で安売りしている(まだ安売り中です)というのでバカ売れしているみたいです。Kindle本には無料本もあって、これは0円で購入手続きをすると無料で読むことができるのでおすすめです。無料本の探し方を紹介します。
AmazonのKindleストアのサイトにいくと、上の方の「無料マンガ」と、「Kindle unlimited」と書かれている二つのリンクの間に「無料本」というリンクがあります。これをクリックすると日本語の無料本がザーッとでてきます。左のカテゴリーという部分をみると、Kindle洋書というのがあるのでそれをクリックすると、¥0でっ購入できる無料の洋書が色々あるのがわかります(分野名がずらーっとならんでいるので、Scienceを選ぶと科学書の無料本だけが表示されます)。これってほとんどがDOABのオープンアクセスブックと同じ本がならんんでいるだけです。ただアマゾンからダウンロードするとKindleアプリでiPadなどで寝転がってよむことができるので便利です。もっともDOABからだとpdfもダウンロードできるのでこちらも超おすすめです。
今日、アマゾンのKindleストアでOrganic Chemistryの教科書を0円で購入しました。
Organic Chemistry: Structure, Function, and Practice (English Edition) [プリント・レプリカ] Kindle版
英語版 William B. Tucker (著) 形式: Kindle版 という2024年発売の教科書です。
これはよさそうな有機化学の教科書です。反応機構を説明するのに昔の有機電子論の矢印を使うやり方ではなく、正統派の量子化学を使っている教科書のようです。上の無料本コーナーで探してダウンロードしてみてください。DOABにもあるのでそちらのリンクも載せておきます。
https://directory.doabooks.org/handle/20.500.12854/159342
あと、こんなツイートをみました。

これはよい本です。私も高校の時に勉強しました。家庭教師しているときに生徒さんにも読んでもらいました。わかりやすいと評判でした。

英語の原著を読むより、国立国会図書館個人送信サービスで日本語訳で読む方をすすめます。
昔の記事で紹介したことがあります。その部分をペーストしておきます。

120) I.ニーベン 著 ほか『選択の数学 : 組合せ解析入門』,河出書房新社,1970. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12623031 (参照 2024-06-03)
これは順列・組合せの最高の入門書です。中高生から読めると思います。SMSG新数学双書の一冊。このシリーズの本はこの本を含めて11冊が個人送信サービスでよめます。詳細検索でタイトルのところに、SMSG新数学双書と入れて検索してみてください。気に入る本がみつかるかもしれません。

LLMによる論文作成術の日本語総説が公開されています―LLMによる動画紹介の二回目をやってみました。

千葉大学医学研究院医学教育学の笠井大(はじめ)先生による総説がJ-STAGEで読めます。紺野さんのツイートで知りました。

(総 説)医学教育の論文執筆における生成AIの活用 : 研究計画立案から
論文執筆までの実践的アプローチ
医学教育 56 巻 (2025) 2 号 笠井 大
この論文をダウンロードできるサイトはこちらです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mededjapan/56/2/56_113/_article/-char/ja

昨日に続いてLLMでの動画紹介文作成を試してみた結果を貼り付けておきます。YouTubeのこの動画を、今度は理系大学一年生向けに紹介してもらいました。
Quantum mechanics at macroscopic scales by Dr Jayadev Vijayan, hosted by IOP West Midlands
https://youtu.be/5ztxQ2nyp1U?

以下はGemini3 proの出力です。

理系大学1年生の皆さんをターゲットに、物理学の最前線を感じられるような紹介文を作成しました。


【動画紹介】量子力学は「マクロな世界」でも通用するのか?

Quantum mechanics at macroscopic scales by Dr Jayadev Vijayan

大学の物理の講義で、最初に直面する不思議な世界「量子力学」。

電子や原子のようなミクロな粒子が「波」としても振る舞うという二重性や、観測するまで状態が決まらない重ね合わせの話を聞いて、「じゃあ、なぜ私たちの目の前にあるボールや猫は『重ね合わせ』の状態で見えないんだ?」と疑問に思ったことはありませんか?

今回紹介する動画は、まさにその**「量子と古典の境界線」**に挑む、最先端の実験物理学の講義です。

スピーカーはマンチェスター大学の気鋭の研究者、Jayadev Vijayan博士。

教科書で習う「ヤングの二重スリット実験」から始まり、現代の物理学者がいかにして**「目に見えるサイズの物体(ナノ粒子)」で量子現象を起こそうとしているか**を、実験手法の裏側まで踏み込んで解説しています。

理系学生必見!動画の要約と見どころ

1. 教科書の「さらに先」へ:ド・ブロイ波長の壁

大学1年で習う「ド・ブロイ波長($\lambda = h/mv$)」。質量$m$が大きくなると波長$\lambda$は極端に小さくなり、波動性は失われたように見えます。

では、質量が電子の何十億倍もある「ガラスのナノ粒子」で干渉縞を見るにはどうすればいいでしょうか?

博士は、数式上の理論だけでなく、**「運動を極限まで冷却する(速度$v$をゼロに近づける)」**という実験的アプローチでこの難問に挑みます。

2. レーザーで「動き」を冷やす:光マニピュレーション技術

熱雑音(デコヒーレンス)は量子状態の敵です。動画では、レーザー光を使ってナノ粒子を空中に浮遊させ(光ピンセット)、さらにその運動エネルギーを奪って**「量子基底状態(Quantum Ground State)」**にまで冷却する驚異的な技術が紹介されます。

「レーザーを当てると物は熱くなるんじゃないの?」と思った方、必見です。光共振器(キャビティ)を使った冷却のメカニズムは、物理学的直感を揺さぶられる面白さがあります。

3. 究極の問い:重力と量子力学の統合

なぜこれほど苦労して大きな物体を量子化するのか? その理由の一つは、現代物理学の聖杯である**「一般相対性理論(重力)と量子力学の統合」**です。

重力を持つほど大きな物体が「重ね合わせ」の状態になったとき、時空はどう歪むのか? その答えはまだ誰も知りません。この実験は、その未踏の領域に実験室からアクセスしようとする野心的な試みなのです。

4. 基礎研究から応用へ:超高感度センサー

この研究は純粋な興味だけではありません。極低温に冷却されたナノ粒子は、外部からの微細な力に敏感に反応するため、ダークマター探索や、地下資源を検知する重力計、さらにはGPSが使えない場所での慣性航法システムなど、工学的な応用も期待されています。

大学1年生へのメッセージ

この動画を見ると、今皆さんが講義で習っている「調和振動子」や「光学」、「量子論の基礎」が、最先端の研究現場でどのように強力なツールとして使われているかが分かります。

「物理学はもう完成された学問」だと思っていませんか?

この動画を見れば、私たちが知っている物理法則の限界をテストするフロンティアが、まだ数多く残されていることに気づくはずです。将来の研究テーマを探している人、実験物理学に興味がある人におすすめの一本です。

🎥 動画はこちらから:Quantum mechanics at macroscopic scales by Dr Jayadev Vijayan (リンクは上にあるので省略しました。面白そうな内容の動画ですね!)

生成AIのGemini3 proで動画の要約を作ってみました!

プロンプトはこれです。
『ブログでつぎの動画を紹介しようと思います。読者は科学に興味がある日本の中学高校生以上を設定しています。動画を要約して内容を紹介する文章を作ってください。Public Lecture: The Beauty of Physics – From Faraday’s Curiosity to Today’s Technologies  https://youtu.be/bHl-8Z3f7l0?』

以下が出力です。引用しておきます。

『科学に興味がある中高生の皆さんに向けて、この動画の魅力を伝える紹介記事を作成しました。


【動画紹介】物理学の美しさ:ファラデーの好奇心から現代テクノロジーへ

「数式は苦手だけど、科学実験や不思議な現象を見るのは大好き」 「今勉強している理科が、将来何の役に立つのかわからない」

そんなふうに思ったことはありませんか? 今回紹介する動画『Public Lecture: The Beauty of Physics – From Faraday’s Curiosity to Today’s Technologies(物理学の美しさ:ファラデーの好奇心から今日のテクノロジーへ)』は、まさにそんな皆さんに見てほしい講演です。

スピーカーは、科学教育の権威であるアーサー・アイゼンクラフト博士。 この講演では、19世紀の偉大な科学者マイケル・ファラデーの物語を通して、物理学がいかに美しく、そして一見「役に立たない」好奇心がどのように世界を変えたかを熱く語っています。

動画のここが面白い!(要約と見どころ)

1. 「見えない力」をどう見るか? 重力や磁石の力は目に見えません。離れているのになぜ力が働くのでしょうか? ファラデー以前、多くの科学者はこれを不思議に思っていました。アイゼンクラフト博士は、ファラデーがこの謎を解くために**「場(フィールド)」**という画期的なアイデアを思いついた過程を、わかりやすく解説してくれます。

2. 落ちこぼれだった天才、ファラデー ファラデーは貧しい家庭に生まれ、学校教育を満足に受けられませんでした。数学が全くできなかったため、当時の科学界では「物理学者」として認められないこともありました。 しかし、製本屋で働きながら科学書を読み漁り、実験を繰り返すことで、彼は誰よりも鋭い「自然を見る目」を養いました。 「数式」の代わりに、彼は頭の中で「力線」というイメージを描き、モーターや発電機の原理を発見したのです。

3. ファラデーのバトンを受け取ったマクスウェル ファラデーが描いた「イメージ」を、天才数学者マクスウェルが「数式」に翻訳しました。 その結果、マクスウェルは衝撃的な事実に気づきます。「電気と磁気の波が伝わる速さが、光の速さと同じだ…つまり、光は電磁波の一種なのかもしれない!」 二人の天才のリレーによって、電気・磁気・光が一つに繋がる瞬間は、まさに物理学の最も美しいハイライトの一つです。

4. 「役に立たない知識」が世界を変える 当時、電気や磁気の研究は「面白いけれど、実生活には何の役にも立たない」と思われていました。 ある政治家に「その実験は何の役に立つのか?」と聞かれたファラデーは、「いつかあなたがこれに税金をかける日が来ますよ」と答えたという逸話があります。 博士は語ります。「ファラデーの好奇心がなければ、スマホもインターネットもGPSも存在しなかった」と。 一見無駄に見える「純粋な好奇心」こそが、未来のテクノロジーを作るのです。

中高生の皆さんへ

この動画は英語の講演ですが、YouTubeの自動翻訳機能を使えば日本語字幕で見ることができます。

もしあなたが「数学が苦手だから理系に向いていない」と悩んでいるなら、ぜひこの動画を見てください。ファラデーのように、自分の感性と鋭い観察眼で世界を変えた科学者がいた事実は、きっと大きな勇気をくれるはずです。

🎥 動画はこちらから: Public Lecture: The Beauty of Physics – From Faraday’s Curiosity to Today’s Technologies
うまい紹介文ですね。ファラデーの税金の話や無料でダウンロードできる彼の著作集(彼の実験日誌もダウンロードできます!)についてはこのブログの次の過去記事をご覧ください。

9月22日はマイケル・ファラデーの誕生日です!

国立国会図書館デジタルコレクションで読める本の紹介(第41回)ケンブリッジ関係の本、完訳ドン・キホーテ、数学・物理の一般向けの本など

今日の福岡は暖かで、三月の気温(20度越)でした。夕方まで半袖で過ごさないと暑すぎる一日、快晴でした。昨日紹介したSakurai のModern Quantum Mechanicsはまだ安売り中です。Amazonでハリーポッターを抑えて堂々の洋書ベストセラー1位だそうです。紙の本の値段は、一夜あけるとなんと1000円ほど下がっていました。17463円。Solution manualもあると書いてありますが、市販されているのでしょうか?日本語で解答をまとめてくださっているサイトもあります。https://techbook-review.jp/jjsakurai_qm/
以前紹介したと思いますが、この本には吉岡書店からでている日本語訳もあります。

現代の量子力学(上・下)第3版 (物理学叢書112と113) 12100円。

さて今日は、この前の続きで国立国会図書館デジタルコレクションの詳細検索で、表題にケンブリッジと入れて出てきた本から紹介を始めます。
449) 西川由季子 文・イラスト『ケンブリッジの小径から』,東京書籍,1994.6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13270188 (参照 2026-01-16) これもケンブリッジで暮らした方の本です。
450) リチャード・ディーコン 著 ほか『ケンブリッジのエリートたち』,晶文社,1988.1. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13267151 (参照 2026-01-16)
451) グウェン・ラヴェラ 著 ほか『思い出のケンブリッジ : ダーウィン家の子どもたち』,秀文インターナショナル,1988.5. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13301887 (参照 2026-01-16)
452) エリザベス・S.ジョンソン, ハリー・G.ジョンソン 著 ほか『ケインズの影 : ケンブリッジの世界と経済学』,日本経済新聞社,1982.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/11935948 (参照 2026-01-16)
453) 関野清二 編訳『ケンブリッジラテン語講座』,泰流社,1981.2. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12576481 (参照 2026-01-16) 今はラテン語ブームですのでヒットしたラテン語入門書もあげておきます。
454) ピーター・フランクル 著『数学放浪記』,晶文社,1992.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13321631 (参照 2026-01-16) 秋山仁先生と共著もあるフランクルさんの本です。
455) Peter Frankl, 秋山仁 著『現代組合せ論』,共立出版,1987.5. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12623684 (参照 2026-01-16) 秋山先生と、フランクルさんの教科書。
456) 秋山仁, 門間明 著『秋山仁のおもしろ数学発想法』戦略編 1,日本放送出版協会,1995.4. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13251792 (参照 2026-01-16) マンガで学ぶ数学発想法の本。読みやすい本です。
457) 秋山仁, 門間明 著『秋山仁のおもしろ数学発想法』戦略編 2,日本放送出版協会,1995.4. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13293244 (参照 2026-01-16) 上の本の続き。
458) セルバンテス 著 ほか『ドン・キホーテ』第1巻,晶文社,1985.2. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12579349 (参照 2026-01-16) アインシュタインの愛読書だったといわれるドン・キホーテの完訳版で全四冊です。」
459) セルバンテス 著 ほか『ドン・キホーテ』第2巻,晶文社,1985.4. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12579350 (参照 2026-01-16)
460) セルバンテス 著 ほか『ドン・キホーテ』第3巻,晶文社,1985.5. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12579351 (参照 2026-01-16)
461) セルバンテス 著 ほか『ドン・キホーテ』第4巻,晶文社,1985.6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12579352 (参照 2026-01-16)
462) 朝尾直弘 [ほか]編『岩波講座日本通史』第1巻 (日本列島と人類社会),岩波書店,1993.9. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13134591 (参照 2026-01-16) 割に新しい(90年代出版)の日本通史です。
463) 渡辺正雄, 大槻義彦 編『物理学対話 : 物理学者vs科学史家』,共立出版,1982.2. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12609415 (参照 2026-01-16) 物理学の歴史についての読みやすい本。
464) 大槻義彦 著『ぶつり : 自然の美と神秘』,共立出版,1986.12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12621573 (参照 2026-01-16) 文科系大学のための物理学の教科書。多くの大学で採用されたので第二版がでています。
465) 大槻義彦 著『「火の玉」の謎 : 人魂の正体を追って40年科学とロマンの奮戦記!』,二見書房,1986.10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12589662 (参照 2026-01-16) 大槻教授といえば火の玉です。
466) 大槻義彦, 小出昭一郎 著『物理便利帖』,共立出版,1984.4. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12621588 (参照 2026-01-16)
467) ハーバート・F.ヨーク 著 ほか『ドキュメント大統領指令「水爆を製造せよ」 : 科学者たちの論争とその舞台裏』,共立出版,1982.6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12688642 (参照 2026-01-16) 原水爆製造のドキュメント。
468) R.H.マーチ 著 ほか『詩人のための物理学 : 物理学に美的世界を求めて』,講談社,1977.10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12609036 (参照 2026-01-16) 次に紹介する完訳本の抄訳版。一般向けに読みやすい抄訳でブルーバックスの一冊です。これを読んで面白かったら、次の完訳版を読むこともできます。
469) R.H.マーチ 著 ほか『詩人のための物理学』,講談社,1971. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12609092 (参照 2026-01-16)