今日は国立国会図書館の個人送信サービスで読める発生生物学関係の本を紹介します。私の大学院の指導教官だった岡田節人先生と奥様の岡田瑛さんが訳されたWaddingtonの本Principles of Development and Differentiationの訳「発生と分化の原理」が読めます。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2429808/75?tocOpened=1
以前このブログで紹介したepigenetic landscapeの解説ものっています。また岡田夫妻が訳された「発生そのメカニズム」というEbertさんが書いた本も読めるようになっています。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1382429
これは古いですが、とてもわかりやすい通読可能な発生生物学の教科書でした。Ebertさんについては前にこのブログでも書きました。あと、オーガナイザーの研究でノーベル賞を授賞したシュペーマンの伝記も読むことができますので紹介しておきます。「発生生理学への道」という絶版本です。シュペーマンの学生で弟子、そして共同研究者であるオットー・マンゴルド(オーガナイザーを発見したヒルデ・マンゴルドは、この本を書いたマンゴルドの奥さんです)の書いたシュペーマンの科学的伝記です。シュペーマンの仕事を発展させた福岡大学の景浦宏先生が大学院生時代、熟読していた本です。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1374616
登録利用者ID(Registered user ID)とパスワードを入力してenterを押します。すると以下の画面になります。
右上のほうに利用者名が表示されていればOKです。ページの上のほうに「図書館・個人送信資料」という項目があります。これにだけチェックをいれて検索すると本登録した人だけが利用できる本のみが検索できます。「インターネット公開」のほうにもチェックをいれておくといいでしょう。

右上に「20件ずつ表示」、「タイトル昇順」などの表示条件とソート条件が表示されています。プルダウンで例えば「出版日新しい順」にして、一番右の「再表示」をクリックすると本の出版日が新しいものから古いものへの順にソートされます。
表示されたページにある「英語と私、続」をクリックしてみましょう。

上の画像がトップページですが、ページの上のほうに図書館・個人送信資料という項目があります。これにだけチェックをいれて検索すると、個人向けデジタル化資料送信サービスでオンラインで読める本が簡単に探せます。たとえば「世界の名著 中央公論」といれると、中央公論社で発行された世界の名著シリーズがズラーッと表示されます。ニュートンの「プリンキピア」の全訳とか、デカルトの「方法叙説」とか、リーマンの「幾何学の基礎をなす仮説について」とか、メンデルの「雑種植物の研究」など、数えきれないほどの名著をこのシリーズで読むことができます。
このデータベース、Firefoxではうまく表示されなかったので、ChromeやBraveでみるとちゃんと表示されました。プルダウンメニューから留学目的や分野、給付どうかなどを選ぶと、条件にピッタリの留学支援制度が表示されます。是非いちど試してみてください。