以前の記事で紹介した立川裕二先生の数学セミナー(日本評論社)での連載「場の量子論の数学をめぐって」の原稿をまとめたpdf(連載記事は、日本評論社の校正がはいっているので記事とは少し違うところがあると思われます)が公開されているのに気付きました。こちらにあるリンクからダウンロード可能です。
https://member.ipmu.jp/yuji.tachikawa/misc/qft-math.html
以前も書きましたが、この記事はとてもわかりやすい紹介で、この記事をもとに論文をよんでみようと思わせるすばらしい内容なので是非読んでみてください。
その立川裕二先生のツイートによると、立川先生の知人であるハーバード大学の物理学者 Xi Yinさんが、場の量子論のモノグラフを書いているそうで、すでに3000ページを超えているとのこと。Open AIに入った著名な物理学者というので最近話題になった方だと思います。この本、素人にはまったく手が出ないレベルのものですが、あちこちで話題になっているそうです。
一ヶ所に全部あつめ、さらに数学的に厳密にできるところは全部厳密にして証明も可能なら lean で確認するというのをやろうとしており、それがある程度形になってきたということのようです。ただしまあ初心者が読んでわかるような形にはなってないです。場の量子論は数学的に出来てないのに証明なんて
— 🥑 (@yujitach) June 3, 2026
https://github.com/xiyin137/QFT
もうすこし素人向けの教材も立川先生がツイートで紹介されています。
MIT の知人の Daniel Harlow の場の量子論の講義ノートだそうです。part 1,2,3 とあり、それぞれ150頁ぐらいあります:
Part 1: https://t.co/y4Kwfd0W46
Part 2: https://t.co/avngZND6a0
Part 3: https://t.co/i7jNKkwpci— 🥑 (@yujitach) June 1, 2026