お薦めの本を数冊紹介します。 京都の本屋で有名なSF小説『三体』の文庫版が出版されているのを知り購入しました。四月に『三体Ⅱ』、6月に『三体Ⅲ』の文庫版がでるそうで楽しみです。中国人作家の作品ですが、文化大革命での知識人…
The Nomura Institute of Glycosciece Blog
野村一也 「科学を学ぶ人のために」 九大野村研ホームページの拡張版です
お薦めの本を数冊紹介します。 京都の本屋で有名なSF小説『三体』の文庫版が出版されているのを知り購入しました。四月に『三体Ⅱ』、6月に『三体Ⅲ』の文庫版がでるそうで楽しみです。中国人作家の作品ですが、文化大革命での知識人…
「ミリンダ王の問い」という本が図書館にあるのを見たことがあります。平凡社の東洋文庫に入っていた本でした。中村元先生の完訳版で、九州大学ではJapanKnowledge Lib(ジャパンナレッジ)で閲覧できます。ログインし…
先日は能の秘伝書 風姿花伝について紹介しました。同じ秘伝書でも武道の秘伝書というのもいろいろあります。 昔の時代小説では、秘伝書を盗み見て剣術の新しい境地を知るというようなストーリーがあったように思いますが、秘伝書という…
「風姿花伝」は、日本の芸術論を語るときに欠かすことができない古典です。日本文化について世界に発信する際には、ぜひ読んでおくべき一冊です。たしかNHKの100分de名著でも取り上げられていたように思います。https://…
今日は暖かな晴れの一日でした。日射しがまぶしい快晴で夜は月が冴えわたっています。 さて今日は、日本語で学べる数学の動画を紹介します。こちらのツイートが早水桃子先生のXでリツイートされていて知りました。 錯視の科学で有名な…
国立国会図書館のデジタルコレクションのタイトル数が増えました。でもオーウェル『1984年』はなさそうです。今注目されているオーウェルの小説『1984年』はこちらに全訳が完成して無料公開されています。https://cru…
国立国会図書館の個人送信資料をみていたら、セントジェルジ博士 (Albert Szent-Györgyi) の名著 「狂ったサル」の初版と、新版が新たに入っているのに気付きました。 ビタミンCの発見でノーベル賞を受賞した…
今日はきれいな秋晴れの一日でした。夕方散歩していると、空にきれいな半月(上弦の月の半月)がかかって美しかったです。 月が本当に真半分に見えていて、すぐにガリレオの「星界の報告」にある半月の挿絵を思い出しました。家にもどっ…
今、NHKオンデマンドに試しに加入してみて毎日100分de名著を見ています。先日は、「赤毛のアン」と、「アルプスの少女ハイジ」がおすすめの回だという記事を書きました。 マキャベリの「君主論」、パスカルの「パンセ」、「般若…
去年の記事で、周期律表を発見したメンデレーエフがフランスで極秘とされていた無煙火薬の成分をつきとめたという話を紹介しました。増山元三郎先生が「数に語らせる」 (岩波書店1952年)という本で紹介されている逸話です。 周期…