アカデミー賞をとった映画オッペンハイマーについての参考図書。

今日は確定申告の書類を作成して送信しました。 eTaxは便利ですね。昨年の確定申告で作ったデータファイルが保存してあるので、そのファイルを読み込んで作成しました。去年と同じ部分の入力がとても簡単になります。今回の変更点に集中できるので、効率がとてもよくてすごく楽でした。

さて今日は、前に書いた映画『オッペンハイマー』の話です。この映画がようやく日本で公開されるそうです。
アカデミー賞をとったこの映画ですが、広島・長崎での悲惨な光景は描かれていないそうで、日本では不満の声があがるかもしれません。この映画を見る前に、オッペンハイマーについての知識を得るために最適の本はすでに紹介した藤永茂先生の『オッペンハイマー』です。今読んでいるのですが、行列力学や波動力学の誕生から場の量子論へとつながる学問の発展史の中で、その場に立ち会って研究したオッペンハイマーが、パウリやボルン、ボーアなどと交流しながら成長していく姿がよくわかる本です。量子力学の発展史と原爆開発にかかわった科学者についてこの本では、ほんとうに生き生きと描写されていて、学問・研究はどのように進めるべきかについて学ぶことができる素晴らしい本です。是非読まれることをおすすめします。
写真は近所でみつけた つくしです。福岡はあたたかく明日は快晴、4月の陽気だそうです。

オッペンハイマーについての、個人送信資料でおもしろそうなものを以下にあげておきます。登録しているかたはリンクをたどってみてください。
ローレンスとオッペンハイマー:https://dl.ndl.go.jp/pid/12220647
広島を壊滅させた男 オッペンハイマー:https://dl.ndl.go.jp/pid/12224457