学部生レベルの古典物理学の演習書が個人送信資料にありました

学生のとき本屋でみかけた物理学の問題集(解答付)が個人送信資料にありました。
みすず書房で検索しているときにみつけたのでリンクを紹介しておきます。
これは英国ケンブリッジ大学の二年生の期末に行われる自然科学優等試験 Triposの第一部で出題された問題を元にして作成された、物理学を学ぶ人のための問題集です。
キャベンディッシュ研究所のスタッフが集めた問題からなっています。
東京都立大学と名古屋大学の先生が訳して解答をつけてくださった本で演習に役立つ本だと思います。
以下が国立国会図書館デジタルコレクションの個人送信資料のリンクです。
キャベンディッシュ物理学 : トライポスの問題と解法 第1
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2422278
キャベンディッシュ物理学 : トライポスの問題と解法. 第2
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2422304
の二冊です。

私は最初のケンブリッジ大学滞在ではCambridge大学の動物学教室に所属していたので、キャベンディッシュ研究所(移転する前の建物)は隣でした。ここにワトソンやクリックがいたんだなと歩き回っていたのを思い出します。実験でCell Sorterを借りる時、依頼のために電話した先はJames Watson さんでした。電話をすると開口一番、ワトソンさんが、私はあのDNAのワトソンではないので間違わないようにとおっしゃったのを覚えています。同姓同名の研究者の方で、よくまちがえられるのだそうです。私の借りていた家の大家さんはCrickの家の隣に住んでいて、Crickの住んでいた家には軒下にらせんの飾りがぶら下げてありました。