データサイエンス向けにおすすめの統計学の教科書の紹介です

インターネットをみていると、初心者向きの統計学の教科書を見つけました。「データ分析のための統計学入門 原著第4版 “OpenIntro Statistics Fourth Edition”」という本で、日本統計協会から翻訳本が市販されています。この本は訳者のお一人である国友直人先生のweb pageにpdfがおいてあるので無料でダウンロードして読むことができます。
原本のOpenIntro Statisticsという本は無料公開されており、上の訳本の中でも関連サイトが詳しく紹介されています。この訳本では問題の解答は省略されていますが、英語の原本pdfには練習問題の一部の解答が載っているので原本をダウンロードして合わせて使うとよいでしょう(上にあるリンクの本の購入ページでYou Pay 15$とある部分のスライダを左に動かして0ドルにしてcartにいれ、購入手続きでemailアドレスをいれるとダウンロードできます。0ドルの領収書がメールで送られてきます)。英語のサイトには解説ビデオ(下のほうにvideoのリンクがあります。クリックするとYouTubeビデオが開くので字幕オンにしてみるとよいです)やRプログラミング言語での勉強用リンクもあります(各章の表題の下の部分にある Software LinesというリンクをクリックするとRやRStudio、Pythonその他でのコードのページが開きます。たとえばChapter  5. Foundations for Inferenceの下にあるIntro to Inferenceの部分をクリックして開いたページでLab: R (Base)とある部分をクリックするとこんなページが開きます。Pythonコードのページとかもありますので適宜利用してください。)また訳者によるRの簡単なイントロも訳本のページ(R・エクセル・基礎数学と題したpdf)にあるのでご覧ください。データそのものはzipファイルでダウンロードできますし、こちらにはR用のデータやデータのcsvファイルなどもそろっています。またRのパッケージとしてもデータが公開されているのでR でパッケージを読み込んで使うこともできます。
医学生物学向きには同様な無料本(Harvard大学の先生が書いたものです)
Introductory Statistics for the Life and Biomedical Sciencesがあります。こちらは英語版ですが、上の本と同様にRのコードへのアクセスリンクもスライドもありますので、よかったらダウンロードして読んでみてください。

4月11日の日曜日は快晴で青空がとても綺麗な一日でした。我が家のリンゴの木にも沢山花が咲きました。

当日は県知事選挙の日。病気で九大病院に入院された小川知事の辞職にともなって実施される福岡県知事選挙の投票に歩いてでかけました。丁度お昼どきだったので会場には投票する人が、私達二人をふくめて3人しかいません。会場のコロナ対策は万全でした。換気万全の投票所ですが、まず入り口にアルコール消毒液が備えられていて手指を消毒、その後非接触型体温計で体温を測り入場します。投票券をマスクの職員の方に手渡すと、手袋した手で受け取り、アクリル遮蔽板を介してやり取りします。あとは投票用の消毒済み鉛筆と投票用紙を手渡されて記入台で候補者名を書いて投票です。鉛筆はそこで回収されます。コロナ蔓延下での選挙も何度も行われているので対策も洗練されてきた感じがします。選挙結果は予想通り、8時の開票と同時に当選確実がでるというものでした。COVID-19下での選挙制度の洗練度を確認できてよかったです。