免疫学入門の動画やAIの最新情報、そしてバイブコーディングを無料でやる方法の動画などが公開されています。

まずは、東大のオープンキャンパスの動画です。免疫学入門に最適の動画だと思います。
東京大学理学部オープンキャンパス2025 講演「基礎免疫学研究の魅力と重要性」反町典子教授
https://youtu.be/N90ivxhMyIY?

こちらも東京大学からの動画です。
2025年10月 生成AIに関する最新情報の提供(2025年10月31日)
https://www.youtube.com/live/r6uCpFlVuDo?
東京大学 吉田塁 研究室

AIに、こんなコードを書いてと言葉で指示してコーディングをしてもらうというバイブコーディング(vibe coding)というのもこの頃盛んですね。TOGO TVの動画がわかりやすかったです。
動画をみるときに、次の記事を読みながら見るとよくわかります。記事はこちら。
https://note.com/soh_______/n/n44174c5a00ce

GPT-OSS 120BをRooCodeで無料で使ってバイブコーディングする方法
https://youtu.be/iadBasljPIM?

本家のTOGO TVの以下のサイトからは、この動画をダウンロードすることができるので、おすすめです。
https://togotv.dbcls.jp/20251030.html
バイブコーディングについては、こちらの入門記事がわかりやすいと思います。
『プログラミングに新たな世界を創るバイブコーティング』
https://note.com/naokitotheworld/n/nf572de5decd0
オンライン辞書サイトの次のページが明快な説明だと思うのでご覧ください。このサイトは辞書サイトとして最高ですね。
https://www.merriam-webster.com/slang/vibe-coding

ラプラス変換、フーリエ変換の解説動画(日本語版)の紹介です。3Blue1Brownの動画です。

3Blue1BrownJapanは、本家の3Blue1Brownの公式日本語版チャンネルです。
https://www.youtube.com/@3Blue1BrownJapan

本家はこちらです。https://www.youtube.com/@3blue1brown
英語が苦手な人でも、数理系の解説動画を楽しむことができるYouTubeチャンネルです。

色々動画があります。いくつかを埋め込んでおきます。

オイラーの公式と物理【ラプラス変換準備編】
https://youtu.be/HSqY2XisRPI?

まだ翻訳されていない次の英語版本家の動画がこの続きです。
But what is a Laplace Transform?
https://youtu.be/j0wJBEZdwLs?

カルテクの一般むけ講演会はよさそうです‥‥カリフォルニア工科大学CaltechのYouTubeチャンネルより

カリフォルニア工科大学はアメリカの有名な大学で、46人ものノーベル賞受賞者を輩出している科学系の大学です。有名なミリカンとかポーリングとかもこの大学で教えていたはずです。そのCaltechのYouTubeチャンネル(クリックするとリンクが開きます)の動画二本が面白そうなので埋め込んでおきます。

バナナから反物質がでているというのは知りませんでした。雷が鳴るときには反物質が出来ているというのは読んだことがありましたが‥‥。
次の動画はゲノム配列についての面白い動画です。

【科学の教養】ブルーバックスチャンネル というのが面白い!

【科学の教養】ブルーバックスチャンネル
というのが面白い。

ブルーバックスは昔からお世話になっているシリーズです。そのブルーバックスのYouTubeチャンネルが出来た時から、ときどきみていますが面白い動画がいろいろあるので探してみてください。前にこのブログで紹介した名著「土と生命の46億年史 土と進化の謎に迫る」の著者の藤井一至さんの動画も3本ほどあります。

【土と生命の46億年史】生命と土だけは人類には作れない…その驚きの理由/土壌学の最前線/土の未来はどうなる?…土の研究者・藤井一至#1【BLUE BACKS+】
https://youtu.be/VdlFcNJA4bc?

こちらの野村先生の動画もこれから続くそうで楽しみですね。
【野村泰紀】ゼロから学ぶ物理学/ニュートンがすごい「本当の理由」/マクスウェル方程式をやさしく解説してみたら/「光」や「色」の正体/そして量子力学へ…物理学者・野村泰紀#1【BLUE BACKS+】
https://youtu.be/N_sXrVab4A0?

 

The MIT Pressのオープンアクセス本や無料の線形代数の教科書(英語版)やその解説動画サイトを紹介します。

まず無料の線形代数の教科書と動画があるサイトの紹介です。
A Quick Steep Climb Up Linear Algebra という教科書のpdfがダウンロードできます。講義動画もあります。
https://allthemath.org/course/linear-algebra/

いつもはSpringer-Natureのオープンアクセス本の紹介が多いので、今日はMIT Pressの面白そうなOpen Access本を何冊か紹介します。

Laws of Human Behavior: Steps Toward Hard Science
By Donald Pfaff, Sandra Sherman,  The MIT Press
https://direct.mit.edu/books/oa-monograph/5921/Laws-of-Human-BehaviorSteps-Toward-Hard-Science
人間の行動を科学するという本です。

こちらは、以前紹介したことがある自由エネルギー原理についての本です。
A Drive to Survive: The Free Energy Principle and the Meaning of Life
By Kathryn Nave, The MIT Press
https://direct.mit.edu/books/oa-monograph/5897/A-Drive-to-SurviveThe-Free-Energy-Principle-and

生命や意識の進化についての本も面白そうです。
A History of Bodies, Brains, and Minds: The Evolution of Life and Consciousness
By Francisco Aboitiz, The MIT Press
https://direct.mit.edu/books/oa-monograph/5827/A-History-of-Bodies-Brains-and-MindsThe-Evolution

嗅覚の哲学というような本もあって読んでみたいと思いました。
Stinking Philosophy!: Smell Perception, Cognition, and Consciousness
By Benjamin Young, The MIT Press
https://direct.mit.edu/books/oa-monograph/5811/Stinking-Philosophy-Smell-Perception-Cognition-and

考古学で、DNA配列の決定がどのような進歩をもたらしたかを知りたい人にはこちらの本がよさそうです。
Critical Perspectives on Ancient DNA, Edited by Daniel Strand, Anna Källén, Charlotte Mulcare, The MIT Press
https://direct.mit.edu/books/oa-edited-volume/5800/Critical-Perspectives-on-Ancient-DNA

赤外線で光合成する生命が赤色矮星のそばの惑星上に存在するかもしれません!そんなアストロバイオロジーの一般向け講演会動画が面白い!

地球以外の宇宙に生命はいるのか?そんな興味にこたえてくれる国立天文台のアストロバイオロジーについての講演会の動画が面白いので是非みてください。

光合成をしている生命がいる星をどのようにみつけるか?赤外線で光合成ってできるのか?赤外線で光合成する生命って地球にいるの?こんな疑問にもこたえてくれるとてもよい講演会です。これは見ないと損する講演です。

国立天文台 三鷹・星と宇宙の日2025 メイン講演会 講演2「光合成生物の系外惑星環境への適応進化」
https://www.youtube.com/live/Yz1xOgnkoPQ?

講演1はアストロバイオロジーの素晴らしい紹介です。こちらをご覧になってから上の講演2を見るのもよいと思います。
国立天文台 三鷹・星と宇宙の日2025 メイン講演会 講演1「太陽系外惑星発見から30年、アストロバイオロジーセンター発足から10年」
https://www.youtube.com/live/yPPwNBlnnc8?

戦争と科学と政治について考える基礎になる講演動画が公開されました。

量子コンピュータの研究者から科学の歴史家になったGlickman先生のプリンストン高等研究所https://www.ias.edu/での講演です。アインシュタインや湯川秀樹、ゲーデルなども在籍していたこの研究所のYouTubeチャンネルの動画です。https://www.youtube.com/@videosfromIAS/videos
科学と戦争について考える時、参考になる冷戦とその後の兵器開発、量子コンピュータなどの絡み合いの歴史が学べます。トランプ大統領になってからの集中的に援助される研究テーマの話、有名な物理学者Wheelerとその弟子たちの兵器開発、国防、戦争への寄与の話など貴重な話がきける講演です。アインシュタインと湯川秀樹、Wheelerが映っているスライドもでてきます。

科学と戦争、政治のかかわりについて考える基礎になる入念な調査・研究に基づく講演ですので、今この世界情勢だからこそ見るべき動画だと思います。

Topic: “Philosophy is too Important to be Left to the Philosophers”: On Cold War Crises and Quantum Technologies
Speaker: Susannah E. Glickman
Affiliation: Stony Brook University
Date:October 1, 2025
https://youtu.be/pAGHmgGXd9E?

西洋哲学史ではなくて、世界哲学史が現代の哲学史のトレンドだそうです。

九大の私のラボでは、学生さんたちがシュヴェーグラーの 西洋哲学史 (岩波文庫)の輪読をやっていました。科学研究を志す人で哲学に興味を持てるというのは結構有利な才能だと思います。この本は国立国会図書館のデジタルコレクションでは読めないようですが、ドイツ語からの英訳版はプロジェクト・グーテンベルグで無料でダウンロードできます。

“A History of Philosophy in Epitome” by Albert Schwegler”
https://www.gutenberg.org/ebooks/41412

英語でぱらぱらながめてみて、面白そうだったら岩波文庫(古書でしか買えません)を買うか図書館で借りて読んでみるとよいでしょう。しかし近年、世界的に西洋中心の哲学の発展史を見直す動きが活発だそうです。世界哲学史というのが最近は脚光をあびてきているそうです。いままでは西洋哲学史というのが哲学史のメインになっていたと思いますが、アラビア、中国、インド、日本、アメリカ大陸などなど世界中で人間は哲学を考えてきたのでこの世界哲学史の流れはよいことだと思います。ちょうどYouTube のおすすめに、この流れを知るのに最適の動画がでてきたので紹介します。

哲学の劇場というYouTubeチャンネルの動画です。チャンネルはこちら。
https://www.youtube.com/@tetsugeki/videos
動画はこちらです。
『#244 #ゲスト回 #小村優太 アラビア哲学/イスラーム思想から見えてくるもの 』
https://youtu.be/uFb7WSF3kFU?

早稲田大学の小村優太先生によるアラビア哲学・イスラム思想の観点からの世界哲学史の解説です。

動画の内容目次はYouTubeによると以下のとおりです。
【目次】
3:19 アラビア哲学/イスラームとの出会い
8:45 「アラビア哲学」と「イスラーム思想」
12:12 なぜアリストテレスだったか?(プラトンではなく)
18:06 アリストテレス論理学者 vs. アラビア語文法学者
32:03 哲学史について
36:43 語学の勉強について
39:02 おすすめの入門法
43:46 世界〈哲学〉史について

最後のほうで小村先生が紹介されているイスラム哲学についての入門に役立つサイトは、このブログのリンク集の末尾の方にあるサイトです。
Stanford Encyclopedia of Philosophy
https://plato.stanford.edu/
哲学入門用のサイトとしても活用できるサイトです。是非ブックマークしておいてください。

コンピュータ科学のための数学(英語)の動画があるそうです。

コンピュータ科学のための数学のYouTube動画があるそうです。今日は学会用のポスターを作っていたので、簡単な記事です。

 

Fall 2020: Mathematical Tools for Computer Science

地球軌道を飛行していた謎の物体?―人類が人工衛星を打ち上げる前にパロマ山天文台が撮影した未知の物体についての論文

地球軌道を飛行していた謎の物体?―人類が人工衛星を打ち上げる前の未知の物体についての論文がでているのをYouTubeの動画で知りました。

YouTubeのおすすめに出てきた動画です。
Physicists Find Artificial Objects Around Earth Before We Had Satellites
https://youtu.be/5Gt-w38GeNc?

論文は2本あります。オープンアクセスなので誰でも無料で読めます。
1) Aligned, Multiple-transient Events in the First Palomar Sky Survey
https://iopscience.iop.org/article/10.1088/1538-3873/ae0afe
Beatriz Villarroel et al 2025 PASP(Publications of the Astronomical Society of the Pacific) 137 104504DOI 10.1088/1538-3873/ae0afe

2) Bruehl, S., Villarroel, B. Transients in the Palomar Observatory Sky Survey (POSS-I) may be associated with nuclear testing and reports of unidentified anomalous phenomena. Sci Rep 15, 34125 (2025).
https://doi.org/10.1038/s41598-025-21620-3

UFOの目撃が大気内核実験の際に増加するという話をきいたことがあります。核実験が作った物体が地球軌道を人工衛星のように周回していたのをパロマ天文台が撮影したのでしょうか?あるいは本当のUFOが核実験をみにきていた?YouTube動画のコメント欄も楽しめます。