今井むつみ先生の本は、岩波新書の「英語独習法」を紹介したことがあります。大変わかりやすく、英語の勉強の参考になる本でした。
最近書かれた中公新書の「言語の本質ことばはどう生まれ、進化したか」今井むつみ/秋田喜美 著 は、読み始めたもののオノマトペとかいう概念に強烈な違和感をもってしまって挫折しました。この本は多くの賞をとっているのできっと良い本なのでしょうが、私には読み進めない本でした。
https://www.chuko.co.jp/shinsho/2023/05/102756.html
そんな今井むつみ先生の講義動画が公開されています。これを見たあとなら中公新書もわかるかもしれないと思いました。動画はまだみていませんが、今井先生の考えておられる基本的な概念を解説しておられるので、ひまができたら一度見てみたいと思います。
講義「言語習得を可能にするのは何か―記号接地、アブダクション、ブートストラッピング」(今井むつみ)/総研大日本語言語科学特別講義・第145回NINJALコロキウム
https://youtu.be/2AoSAazI43o?si=zQf6YKj9KE7fx0Gx
話は変わりますが、英語の論文の書き方について参考になるツイートを埋め込んでおきます。こちらの記事で紹介したBlueskyのScience Newsのツイートです。
High-quality manuscripts complement scientific value and readability
“Views and suggestions for young scientists and early-career researchers on how to prepare a high-quality manuscript.”
PDF:
www.cell.com/action/showP…— Science News (@scinews.bsky.social) 2025年1月15日 23:34
Ten simple rules for structuring papers
PDF:
journals.plos.org/ploscompbiol…— Science News (@scinews.bsky.social) 2025年1月15日 22:41
このツイートの右下にあるRead 1 reply on Blueskyをクリックすると関連ツイートが二つほど読めるようになります。どれも論文の構成を考える上で大変役立つアドバイスになっています。是非ご覧ください。