小惑星の衝突から地球を救う本当の方法とは?映画アルマゲドンの方法は有効か?

今後、隕石や小惑星が地球に衝突して、恐竜が絶滅した時のような大被害がもたらされ、文明や人類そのものが滅びる可能性は否定できません。
ただ現代の人類は核兵器をもっている上に、小惑星などを監視する技術もすすんでいます。衝突の可能性のある天体をみつけてリストアップし、軌道計算をして衝突の確率をはじきだすことも可能になりつつあります。では衝突しそうな天体がみつかったらどのような対策をとればよいのでしょうか?

今日YouTubeにアップロードされた英国The Royal Institutionの動画で、ずばりその問題の専門家による解答があったので紹介します。
昔、アルマゲドンという映画で、地球に衝突する軌道にある小惑星に着陸して穴を掘り、核爆弾をその穴にいれて小惑星中心部で爆発させ真っ二つに小惑星を割って、軌道を変えるというのを見たことがあります。こういうことで軌道を変えることができるのでしょうか?この講演ではアルマゲドンの映画の話もでてきて、本当に使える衝突回避法について楽しく学べるので是非ご覧ください。

講演では地球への天体衝突の歴史(ツングース隕石もでてきます)と、衝突による被害の予想、衝突コースにある天体の起動の変更のやりかたと、実際行われた軌道変更実験の動画などをまじえて話がすすむので飽きさせません。
いまや未来の人類を救う方法が確立しつつあるのがわかる 面白い講演です。英語が早くて聞き取りにくいかもしれませんが字幕をオンにして視るとよくわかるのでお試しください。

AIを使って科学研究を加速する―2024年のノーベル化学賞を受賞したSir Demis Hassabisの動画は必見です!

YouTubeのおすすめに、2024年のノーベル化学賞受賞者、Demis Hassabisがケンブリッジ大学のコンピュータラボで今月行った講演がでてきました。ケンブリッジ大学のコンピュータラボ出身のはじめてのノーベル賞受賞者だそうです。彼がノーベル賞をもらう前にMRC LMB(英国ケンブリッジのMRC 分子生物学研究所)で行った講演の動画を以前紹介しましたが、いまや英国でナイトに叙せられているんですね。 Sirが名前の前についています。
彼はGoogle DeepMindの共同創設者でCEOをしています。同僚のJohn Jumperも彼と一緒にノーベル化学賞を受賞しているので Google DeepMindは2人のノーベル化学賞受賞者をかかえているわけですね。
今回の講演では、ケンブリッジでのコンピュータ科学の発展史からはじまって、AlphaGO(囲碁の世界最強のプレイヤーの人工知能プログラムです。Demis自身も囲碁をたしなむそうで、日本棋院の名誉9段だそうです), AlphaFold2 and 3 (今やタンパク質構造予測の定番)とその多彩な応用、さらに任意の標的分子(タンパク質を含む)と結合する新蛋白質を設計できるAlphaProteoなども紹介されています。最後のほうでは、動画や画像を生成モデル、天気予報や材料科学、核融合などへのAIの応用、そしてGemini 2.0の話や量子コンピュータと組み合わせたAIのすごい可能性についての話もありました。講演後の質疑応答も収録されているので勉強になります。面白くわかりやすい講演なのでゆっくり楽しんで視聴してみてください。

Accelerating Scientific Discovery with AI – lecture by Sir Demis Hassabis
https://youtu.be/hHooQmmzG4k

The co-founder and CEO of Google DeepMind, Demis was awarded the 2024 Nobel Prize in Chemistry jointly with his DeepMind colleague Dr John Jumper “for protein structure prediction”.

高校生向けのやさしい免疫や雪の話―現代人必見のサイエンスカフェの動画をおすすめします!

高校生むけに企画されている様々な科学イベントの一つに北海道大学CoSTEPの開催しているサイエンスカフェがあります。YouTubeのチャンネルに様々な動画が公開されています。
https://www.youtube.com/@CoSTEP_HU
今日はその中から二つ紹介します。

1) これは現代人必見の免疫学入門の動画です。いろんな本を読んでよくわからなかった人もこの動画をみて読み直すとよくわかると思います。
第135回サイエンス・カフェ札幌「おしゃべりな細胞と謎の言葉~がんからコロナまで、サイトカイン研究の最前線~」北海道大学CoSTEP
https://youtu.be/5xczRb4ov8E

■日時 :2024年6月16日(日) 14:30 – 16:00(開場14:00) 
■場所 :紀伊國屋書店札幌本店 1F インナーガーデン
■ゲスト:松田 正(まつだ・ただし)さん(北海道大学大学院 薬学研究院 教授)
■聞き手:奥本 素子(CoSTEP准教授)
■主催 :北海道大学 大学院教育推進機構 オープンエデュケーションセンター 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)

この動画の詳細は次のリンクを参照してください。
https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/event/30459

2) こちらは北海道大学の伝統ある雪の研究の最新情報です。雪についての新しい見方、考え方が学べます。
第139回サイエンス・カフェ札幌 「しゃっこい雪の、なまらためになる話 ―北海道の雪を科学する」高校生むけ
https://youtu.be/NXT5yYiygZg

日時:2025年2月10日(月)18:30~20:00
場所:札幌市民交流プラザ2F(SCARTSモールC区分)
ゲスト:佐藤 陽祐さん(北海道大学理学研究院准教授)
聞き手:大内田 美沙紀(北海道大学CoSTEP 特任助教)
主催:北海道大学大学院教育推進機構オープンエデュケーションセンター
科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
この動画の詳細は次のリンクを参照してください。
https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/event/31607

科学者になる前の若きマイケル・ファラデーがとったノートブックの一部画像が今日、公開されました!

今日は3月24日、先日の記事で紹介したマイケル・ファラデーのノートブックの一部が公開される日です!
まだ若い製本職人だったころのファラデーが、一般向けの科学講演会に参加して学んだことをまとめたノートブックが今後全部公開されるそうです。今日公開されたのは彼がまだ製本屋に勤めていたとき(19歳から21歳の時)科学講演会にいってとったノートです。5冊あるノートからとった画像が公開されています。
https://www.rigb.org/explore-science/explore/blog/notebooks-preview-note-taking-life-young-michael-faraday
これは彼の実験ノートではありません。まだ科学者になる前の若きファラデーが、科学講演会に参加して、どのように他人の講演を理解してまとめたかがわかる貴重な資料です。彼は有名なDavyの講演を聴きに行く前(1810年2月から1811年9月の間)に、Silversmith John Tatumの13回の講演に参加しています。その時のノートに図も書き込んで索引もつけて自分用のノートブックにしたものを4冊製本しています。その後、彼がRoyal Institutionに雇用されるきっかけとなった、ハンフリー・デイビーの講演会に参加したときのノートを製本したものも一冊残っており、これら5冊のノートの全ページが今後完全にオンラインで公開されるそうです。若きファラデーのノートがみられるとはなんとも素晴らしい時代になったものです。5冊のノートの実物は4月14日からロンドンの王立研究所に付属しているファラデー博物館で無料公開される予定とのことです。

超初心者向け:計算科学用のWindows設定法の教科書とLaTexの入門サイトを紹介します。

5日前の水曜日は福岡での最高気温が8度でしたが、今日は25度を越えてめちゃめちゃ暑い一日でした。桜のつぼみも膨らんできたのでもうすぐ開花するかもしれません。
今日は無料で利用できる日本語の本とサイトを紹介します。

1)大野 周平さんによるZennで公開された無料で読める本
『計算科学のためのWindowsセットアップ』 はとても役立つと思います。
https://zenn.dev/ohno/books/356315a0e6437c
Windows10/11での計算科学(計算物理や計算化学―量子化学や物理化学)のコンピュータのセットアップ(ソフトのインストール法やPCの設定など)の教科書です。WindowsでのLinux設定(WSL)で利用する話もあるので、Linuxでのソフトウエアの設定にも参考になります。
以下はこの本のサイトからの引用です。
Windows全般, Chrome, Office, Zoom, Visual Studio Code, Git, LaTeX, gnuplot, Julia, Jupyter Notebook, Python, WSL(Ubuntu), C, C++, Fortran, OpenMPIなどのインストール・初期設定について解説します. Winmostar, Gaussian16, GAMESSなどの量子化学ソフトウェアのインストールについても解説しました. Docker, ifort, mpiifort, Intel MPI Library, MOPAC, SMASHについて追記しました.
凄く役立ちそうです。是非皆さんも読んでみてPC環境を改善しましょう!この本にはLaTeXの導入、設定法もでています。https://zenn.dev/ohno/books/356315a0e6437c/viewer/547128

この本と同じシステムの導入法は以前紹介しています。TeX LiveとVSCodeの導入法を紹介した以下の記事にある動画も参考にしてください。

快適なLaTex環境を簡単に導入する方法の動画が公開されました!

LaTeXといえば、ちょうどLaTeXの超初心者向けの日本語入門ページも公開されていたので紹介しておきます。
『Learn LaTeX(日本語版)―高品質な組版を実現するために設計された文書作成システム「LaTeX」に入門しましょう』というページです。
https://www.learnlatex.org/ja/
こちらはインストールの必要なしにLaTeXの入門ができるチュートリアルです。まずこちらで入門しながら自分のPCにLaTeXを設定するのもよいと思います。

近赤外光 宇宙望遠鏡Euclidの最新成果が発表されています!

ESA(European Space Agency)が打ち上げた宇宙望遠鏡Euclidが深宇宙の本格的探査をはじめており、その成果の発表がありました。宇宙に本当にダークマターやダークエネルギーがあるのか、宇宙の膨張はどうなっているのかなどに決着をつけるべく打ち上げられた宇宙望遠鏡です。ちかごろはダークエネルギーやダークマターは幻だ、重力の法則を修正すれば消えてなくなるという説も有力視されていて、 Euclid望遠鏡の観測データが待ち望まれているそうです。

YouTubeでは次の動画で成果の概要が解説されています。美しい映像が次々と映し出されれるので何度も見直したくなる動画です。なんと一週間で2600万個の銀河を発見してそのほとんどは新発見だそうです。
Euclid’s first deep dive into the Universe
https://youtu.be/rXCBFlIpvfQ

ESAのサイトでも同じ動画をみることができますが、こちらからは上の動画のダウンロードも可能です!
https://www.esa.int/ESA_Multimedia/Videos/2025/03/Euclid_is_back_26_million_galaxies_and_counting
 
Euclidのとった写真は以下のサイトからみることができ、高画質でのダウンロードも可能です。
上に紹介した動画でみることができる写真もありますので是非ダウンロードしてみてください。

https://www.esa.int/ESA_Multimedia/Missions/Euclid/(result_type)/images

二枚ほどダウンロードした写真をはりつけておきます(大きいファイルなので画質をおとしてあります。本物はもっと鮮明です。)
オリオン座にある ウルトラマンの故郷といわれるM78星雲 (1300光年むこうにあります)、
そして4億2000万年の彼方にある二つの相互作用している銀河(ESO 364-G035 と -G036)の写真です。
この写真の右のほうには銀河団Abell 3381があります(6億7800万光年の距離にあるそうです)。

Euclid望遠鏡の打ち上げについては昔のブログ記事でもとりあげました。

ダークエネルギーやダークマターの存否を調べるための宇宙望遠鏡Euclidの最初の撮影画像が公開されてダウンロードできるようになっています。

国立国会図書館デジタルコレクションで読める本の紹介(第24回)科学者のための漢文入門 plus NIHの言語脳についての最新動画の紹介。

個人送信資料をみていたら異色の漢文入門書があったので紹介します。科学者のための漢文入門書として使える本です。

254) 長谷川弥人 著『古医書を読むための漢文入門書』上篇,春陽堂書店,1985.8.. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12572953 (参照 2025-03-21)
255) 長谷川弥人 著『古医書を読むための漢文入門書』下篇,春陽堂書店,1985.8.. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12572952 (参照 2025-03-21)
表題からわかるように、医学史を志す人や昔の日本の医学書を読むための漢文入門書です。よくある漢文入門書は中国の古典を題材にしていてかわりばえしないものが多いですね。そういう本にうんざりしている人にはうってつけの入門書だと思います。上巻はまず古い医学書の漢文をよんでみるという本で、漢文に飛び込んでまず読んでみる(そのための解説はあります)パートになっています。下巻は文法の解説で、上巻で苦労して漢文に慣れた後、文法のありがたみを味わいながら漢文読解力の仕上げをするというパートです。

256) 中国古典を題材にした学生向けのオーソドックスな漢文入門書はこちらなどはどうでしょう。上の二冊と併読してもよいかもしれません。
藤堂明保 著『漢文入門』,学燈社,1962. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2434460 (参照 2025-03-21)

昨日は神経科学の動画を紹介しましたが、NIH videocast で面白い動画があったので埋め込んでおきます。近年、ことばと大脳皮質との関係などがずいぶん解明されてきています。この講演では、大脳皮質の信号が単語からなる言葉とどのようにつながっているかの解明に関する最新情報が聴けるようです。https://videocast.nih.gov/watch=55027

一般市民向けの神経科学の最新情報がわかる講演会の動画がおすすめです!日本語でわかりやすいうえに、最新の神経科学リテラシーが身に付く動画です。

神経科学はずいぶん発展したようです。最新の情報にブラッシュアップするのによい動画が公開されていたので見てみようと思います。

日本神経科学学会による一般市民向け講演会というのが開催されているそうで、2024年分の二本の動画がわかりやすそうです。
https://neuro2024.jnss.org/brain_science.html
3つの講演があったようですが、今のところ次の二つの講演が公開されています。

脳科学の達人2024【竹岡 彩 “脳に頼らない学習と記憶” プレゼン+Q&A】Neuro2024
https://youtu.be/3KrhvEIxET4

脳科学の達人2024【鈴木 邦道 “神経回路のハサミと接着剤” プレゼン+Q&A】Neuro2024
https://youtu.be/Q6e-THPa_Mw

佐伯 恵太さん(さいき けいた;俳優・サイエンスコミュニケーター:NHKのドラマ「大富豪同心」にもでておられたとか)が進行をつとめてとても見やすい動画に仕上がっています。細胞接着分子に興味がある方にもおすすめです。
神経科学に興味がある一般の方におすすめできる動画です。

データサイエンス、科学、統計学など多彩な内容のブログを見つけたので紹介します。

今日はカーネギー・メロン大学Carnegie Mellon UniversityのCosma Shaliziのブログを紹介します。彼は統計学部の准教授で統計学やデータサイエンスの専門家です。
http://bactra.org/notebooks/
ノートやエッセイ、解説や推薦書、疑問点など結構頻繁に更新されていて一嫌悪価値がある内容です。ものすごい数の本や論文へのリンクが掲載されていて圧倒されます。最近の記事のリストをペーストしておきます。

“Attention”, “Transformers”, in Neural Network “Large Language Models” (14 Mar 2025 07:54)
Math I Ought to Learn (14 Mar 2025 07:47)
Self-Organization (10 Mar 2025 10:37)
Science Fiction (27 Feb 2025 09:16)
Recommended Science Fiction (27 Feb 2025 09:15)
Partisanship (Yet Another Inadequate Placeholder) (21 Feb 2025 11:06)
Mesopotamia, especially Sumeria (20 Feb 2025 20:43)
History of Science (15 Feb 2025 17:55)
Tsallis Statistics, Statistical Mechanics for Non-extensive Systems and Long-Range Interactions (14 Feb 2025 09:21)
Interacting Particle Systems (14 Feb 2025 09:18)
Nearest Neighbor Methods in Statistics and Data Mining (10 Feb 2025 10:04)
Space Travel, Extraterrestrial Life, SETI (09 Feb 2025 04:27)
Plato (09 Feb 2025 04:19)
Neural Coding (09 Feb 2025 04:06)

データサイエンス、物理学、科学の歴史、哲学などなど多彩な内容でどれを拾い読みしても楽しめます。
彼のホームページhttp://bactra.org/
にも様々な情報がのっていますので見る価値があると思います。

3月24日(英国時間)にファラデーの手書きのノートブック(手書きのイラスト入りの実験日記)の一部が注釈つきで公開されるそうです!

The Royal Institutionのツイートを紹介します。
なんとマイケル・ファラデーのノートブック(オリジナルの手書きのもの)を全文公開する作業が進行中とのことです。さらにファラデーがデービーの講演に参加した時にとったノートまでも初めて公開されるそうです。とりあえずはファラデーの実験ノートの面白そうな部分の解説付き抜粋版が3月24日に公開されるそうですので楽しみにしましょう!
今年はファラデーがクリスマスレクチャーを始めて200周年にあたるそうで、記念事業の一環のようです。

 

ツイートで紹介している新聞記事はこちらです。
https://www.theguardian.com/science/2025/mar/15/notebooks-michael-faraday-victorian-scientist-einstein

ファラデーについてはこのブログで何度も紹介していますし、実験ノート(実験日記、実験日誌)のダウンロードリンクも何度も紹介していますので検索してみてください。今日の記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの個人送信で読めるファラデー関係の本をいくつか紹介しておきます。以前紹介した本も紹介していますので重複はご容赦ください。

スーチン 著 ほか『ファラデーの生涯』,東京図書,1985.6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12220723 (参照 2025-03-18)

ダビド・K.C.マクドナルド [著] ほか『ファラデー,マクスウェル,ケルビン : 電磁気学のパイオニア』,河出書房新社,1979.12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12621806 (参照 2025-03-18)

B.ボウアーズ 著 ほか『ファラデーと電磁気』,東京図書,1978.10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12593408 (参照 2025-03-18)

ジョン・チンダル 著『発見者ファラデー』,社会思想社,1973. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12221760 (参照 2025-03-18)

マイケル・ファラデー [述] ほか『ろうそく物語』,法政大学出版局,1974. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12698988 (参照 2025-03-18)

ジョージ・P.トムソン 著 ほか『J.J.トムソン : 電子の発見者』,河出書房新社,1969. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12621680 (参照 2025-03-18)

ファラデーの実験日記のダウンロードリンクも貼っておきます。全5巻 3272ページのpdfがダウンロードできます。
https://archive.org/details/diary182061/Diary%201820-61/