これは凄い動画です。カモフラージュしているタコが最初はまったくどこにいるのかわかりません。 後半で逆再生しているのをみると、体色を巧みに変化させているタコの凄さがわかります。ウッヅホール臨海研究所のHanlonさんの動画です。次のiBiologyの講義では詳しい解説を聴けます。 Roger Hanlon (MBL) Part 1: Camouflage and Signaling in Cephalopods
ほかにもいろんなゲームがあるのがわかりました。 Educational games というページにまとめられています。興味のあるもので遊んでみるとよいでしょう。 https://educationalgames.nobelprize.org/educational/index.php Blood Typing Pavlov’s Dog Control of the Cell Cycle The Red Cross Movement MRI Chirality Vitamin B1などのゲームがあります。さらにFlash playerを必要とするゲームが下に列挙されています。
本日のノーベル物理学賞は、量子力学のベルの不等式の研究で有名なアスぺさんなどでしたね。基礎研究の鑑のような業績です。 The Nobel Prize in Physics 2022 was awarded to Alain Aspect, John F. Clauser and Anton Zeilinger “for experiments with entangled photons, establishing the violation of Bell inequalities and pioneering quantum information science”. Their results have cleared the way for new technology based upon quantum information. アスぺ先生は、「アインシュタインを打ち負かした実験」と言われるアスぺの実験で昔から有名な方です。まだノーベル賞をもらっていなかったのかと毎年言い続けられてきた先生ですね。局所的隠れた変数の理論を原子カスケードを使った実験で否定する結果を得たClauser先生たち(フリードマン先生と共同の実験。フリードマン先生は故人です)の成果を、洗練された決定的実験で完成させたアスぺ先生は超有名な量子力学の基礎論の実験家です。Zeilinger先生は量子テレポーションや量子もつれの研究で有名だそうです。
「サンバガエルの謎―異端の生物学者カンメラーの悲劇」 これは獲得形質の遺伝を実証したというウイーンの科学者カンメラーの伝記です。中古本で入手可能です。原著はThe case of the midwife toadというタイトルで、Internet Archiveで以下のリンクから貸出可能です。 https://archive.org/details/caseofmidwifetoa0000koes_e3f4 これは私の先生だった岡田節人先生が喜んで読んで皆に紹介しておられました。
天文学の歴史を扱った本もあります。ギリシャ天文学から暗黒時代、そしてコペルニクス、ケプラー、ガリレオ、ニュートンに至る歴史をたどっている本です。ケプラーの伝記の部分の翻訳も昔でていました。中古本で入手可能と思います。原著はThe sleepwalker : a history of man’s changing vision of the universeという本でこちらから貸出できます。 https://archive.org/details/sleepwalkerhisto00koes