先日京都にいったとき河原町の丸善(BALの地下にある巨大書店)にいっぱい置いてあったベストセラーを紹介します。東洋経済新報社からでている本です。これは面白い本だと思います。
『「偶然」はどのようにあなたをつくるのか: すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味』
https://str.toyokeizai.net/books/9784492048115/
立ち読みすると、そのイントロ部分にひきこまれてしまいました。
何故京都に原子爆弾が投下されなかったのか?という疑問に対する答えが書いてありました。
私は京都生まれの京都育ちなので、京都が原子爆弾の投下候補の筆頭だったというのは学校で習いました。たしか文化財があるので投下対象からはずしたという話を聴いた覚えがあります。真相はどうなのでしょうか。根拠のないうわさ話の一つかと思い調べてみたのですが、どうやらこの本に書かれているのが本当の理由のようです。
Kindle版のサンプルでは、この話が書かれている第一章がまるごとと、第二章の初めの部分が読めます。なぜ原爆が京都に落とされなかったのか、そして木村資生が京都で被曝しなかったことで分子進化の中立説が生まれたという話などもありますので是非読んでみてください。引き込まれると思います。
京都に原爆が落ちなかった理由についての日本語の本や論文も紹介しておきます。
吉田守男 著『京都に原爆を投下せよ : ウォーナー伝説の真実』,角川書店,1995.7. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13200161 (参照 2026-02-13)
落とされなかった原爆――投下候補地の戦後史
鈴木裕貴 著
https://www.chuko.co.jp/zenshu/2025/11/110164.html
こちらは、タイトルがずばり、『京都に原爆が落ちなかった理由』というpdfです。
https://lab.kuas.ac.jp/~jinbungakkai/pdf/2023/h2023_04.pdf