研究や勉強にはGoogle検索の活用がかかせません。Google検索のコツをゆっくり解説していきます。今日は英文を作成するときの英文校閲のヒントを引き続き紹介いたします。
前回A resulted BかA resulted in B.かどちらが正しいかをGoogle検索で調べてみました。resultの後にくる単語を*で表して検索してみたのです。実はある単語の前後にどのような単語がくるか(共起表現)はあちこちでデータベースになっています。Googleでもそうしたコンコーダンスに関するデータを販売しているはずです。そういったデータを買ってもいいですが、生命科学についてならすばらしい無料のサービスがあるので紹介します。
リンク集にものせてある
online life science dictionaryの共起表現(コーパス)のページにいって調べたい単語(たとえばresult)を検索窓に入れると共起 表現が 容易に検索できます。単語の1語前、1語後、2語前、2語後での結果のソートもできますのでお試し下さい。
試しにresultsをいれて検索してみると、上のように表示されます。共起表現をクリックするとその例文が掲載されている英語の論文の要旨(abstract)にとぶという便利さです。自分が使う単語のあとにくる前置詞に不安があるとき、あるいはこんな単語のならびかたが許されるのかと疑問に思うときなどには、この共起表現検索やGoogleのphrase検索(引用符検索)は強い味方になってくれます。文法的な間違いというのがほとんどない英語が、これで書けるようになったという方が続出しています。是非、これらのサイトと検索法を活用して誤りの少ない英文作成に役立てて下さい。 |