国立国会図書館デジタルコレクションで読める本の紹介(第37回)
まず昨日紹介した原子爆弾の制作の道筋を示した物理学者パイエルスの本でデジタルコレクションで読めるものを紹介します。
390) R.パイエルス 著 ほか『理論物理秘伝集』,共立出版,1985.6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12621959 (参照 2025-09-21) これは研究者を目指す学部生、院生向けにピッタリの本のようです。
391) R.E.パイエルス 著 ほか『物理の世界 : 自然法則の探究』,岩波書店,1967. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1381916 (参照 2025-09-21) こちらは一般向けの本ですが、本格的です。
392) パイエルス 著 ほか『固体の量子論』,吉岡書店,1957. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1376738 (参照 2025-09-21) 有名な固体物理の教科書。
393) 玉城康四郎 [著]『仏教の根底にあるもの』,講談社,1986.4. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12266581 (参照 2025-09-11) 前に紹介した岡潔関連の本をリストに入れておきます。
394) 小宮豊隆, 和辻哲郎 編『中勘助全集』第1巻,角川書店,1960. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1665557 (参照 2025-09-11) 同上。
395) 「科学」編集部 編『現代進化論の展開』,岩波書店,1982.11. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12604287 (参照 2025-09-21) 木村資生、大野乾、松田博嗣などそうそうたるメンバーが執筆した雑誌『科学』に掲載された進化論の論考集。
396) 新田義弘 [ほか]編『岩波講座現代思想』10 (科学論),岩波書店,1994.11. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13264437 (参照 2025-09-21) マッハの思想や、トマス・クーンによる論考、ヴィトゲンシュタインの思想その他の科学論コレクションです。
397) 新田義弘 [ほか]編『岩波講座現代思想』11 (精密科学の思想),岩波書店,1995.1. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13264453 (参照 2025-09-21)ブルバッキ、ヘルマン・ワイルなど現代数学についての論考、湯川秀樹と朝永振一郎に関する論考など多彩な内容が楽しめます。
398) 新田義弘 [ほか]編『岩波講座現代思想』12 (生命とシステムの思想),岩波書店,1994.5. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13264446 (参照 2025-09-21) 生命論が集められています。清水博さんの論考も読めます。
399) 河合隼雄 [ほか]編『岩波講座宗教と科学』6 (生命と科学),岩波書店,1993.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13153156 (参照 2025-09-21)清水博さんや中村桂子さんの論考、なんと塩川光一郎さんの対談などものっているようです。
400) 河合隼雄 [ほか]編『岩波講座宗教と科学』1 (宗教と科学の対話),岩波書店,1992.9. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13154722 (参照 2025-09-21) これも岩波講座の一冊で、宗教と科学をテーマにしている本です。カトリックの司祭で物理学者の柳瀬先生などの論説もはいっています。
401) 河合隼雄 [ほか]編『岩波講座宗教と科学』4 (宗教と自然科学),岩波書店,1992.11. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13154720 (参照 2025-09-21) こちらは一風変わった切り口の宗教と科学の関係についての論文集。戸田盛和さんや小田稔さん、坂井利之さんなど有名な科学者による論考も読むことができます。