国立国会図書館デジタルコレクションで読める本の紹介(第23回)
今日は深夜からヨーロッパで開催される糖鎖生物学のセミナーをZoomでみるので、国立国会図書館デジタルコレクションで読める本のリストを追加しておきます。(番号は通算何冊目の紹介化を示しています)
103) 杉田玄白 原著 ほか『現代文蘭学事始』,岩波書店,1984.6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12590512
は以前に紹介した杉田玄白の有名な本「蘭学事始」の現代語訳です。先日、「開運なんでも鑑定団」に解体新書全四冊の図録がでていて面白かったので、解体新書と杉田玄白の書いた本をまず紹介します。
244) キュルムス 著 ほか『解體新書 4巻序圖1巻』,須原屋市兵衛,安永3 [1774]. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2609149 (参照 2025-02-27)
245) 杉田玄白 著 ほか『形影夜話 : 自分の影との対話』,医歯薬出版,1974. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12643902 (参照 2025-02-27) 自分の影法師との対話という形式の玄白の独白です。
246) スティーブ・J.ハイムズ 著 ほか『フォン・ノイマンとウィーナー : 2人の天才の生涯』,工学社,1985.9. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12224147 (参照 2025-02-27) これは量子力学の基礎を築いた二人の伝記です。ヒルベルト空間や確率過程の理論を量子力学に繋げた二人の天才についてのよい本です。
次にあげる都筑先生の本は、意外に専門性が高く書かれていると思います。全部まだ読んでいませんが面白そうです。
247) 都筑卓司 著『理論物理学入門』第1 (物理のなかで数はどういう役割をしているか),総合図書,1966. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1373771 (参照 2025-02-27)
248) 都筑卓司 著『理論物理学入門』第2 (時間と空間の物理),総合図書,1966. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1373772 (参照 2025-02-27)
249) 都筑卓司 著『量子論入門 : ミクロの世界の法則』,総合図書,1967. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1382469 (参照 2025-02-27)
250) 都筑卓司 著『統計力学入門 : 自然科学になぜ統計が必要か』,総合図書,1968. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2429875 (参照 2025-02-27)
251) 都筑卓司 著『「場」とはなにか : 自然界の「力」の統一像を求めて』,講談社,1978.8. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12621934 (参照 2025-02-27)
252) 都筑卓司 [著]『日本人の科学観 : ベンツと大八車』,講談社,1984.4. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12106274 (参照 2025-02-27) よど号ハイジャック事件とドイツのハイジャック事件の比較からはじまって移民受け入れの是非などもふくめて興味深い内容です。
253) A.K.ギリジン 著 ほか『ちがった定数の世界で : 物理の《新ガリヴァー旅行記》』,総合図書,1969. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12609062 (参照 2025-02-27)