国立国会図書館デジタルコレクションで読める本の紹介(第46回)

私の学生時代によく読まれていた武谷三男の本で、国立国会図書館デジタルコレクションで読めるものをいくつか紹介します。最後には、武谷とは関係ないですが、ハックスレーの「すばらしい新世界」の載っている本もあるのでご覧ください。

547) 武谷三男 著『思想を織る』,朝日新聞社,1985.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12188767 (参照 2026-10-03)
これは武谷さんの自伝のような本です。生い立ちから始まって物理学者として日本の原子爆弾開発にかかわった話もあるようです。武谷三男の三段階論が湯川秀樹の中間子論の発展に役立ったという話もあって面白そうです。
548) 技術と人間 [編]『技術と人間』(臨時増刊),技術と人間,2000-09. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/3257978 (参照 2026-10-03)
これは立教大学で行われた、「武谷三男を語る会」での講演をまとめた増刊号です。
549) 武谷三男 著『量子力学の形成と論理』1 (原子模型の形成),勁草書房,1972. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12592596 (参照 2026-10-03)
550) 武谷三男, 長崎正幸 著『量子力学の形成と論理』2 (量子力学への道),勁草書房,1991.2. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12592597 (参照 2026-10-03)
551) 武谷三男, 長崎正幸 著『量子力学の形成と論理』3 (量子力学の成立とその論理),勁草書房,1993.5. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12592598 (参照 2026-10-03) これら三冊は、量子力学史の本で英語版も出版されています。
552) 武谷三男, 野島徳吉 著『現代生物学と弁証法 : モノー『偶然と必然』をめぐって』,勁草書房,1975. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12603026 (参照 2026-10-03)
大学院生の時、読みました。読んで、武谷さんの本は全部捨てました。当時の生物学を研究している学生からみると、世迷言満載の本でした。
553) 武谷三男, 藤田邦彦 著『歩かない足には泥はつかない』,ほんの木 ,1993.12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13300830 (参照 2026-10-03)
こちらは対談の本で、武谷三段階論の話では野球の落合選手の話がえんえんと続きます。
554) 高内壮介 著『秩序と混沌 : 湯川秀樹論』,工作舎,1979.1. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12226289 (参照 2026-10-03) 湯川さんが序文を寄せておられる湯川秀樹論の本です。武谷三段階論の影響を湯川さんが受けているのがよくわかる本です。
555) 『武谷三男現代論集』4 (思想・科学・哲学),勁草書房,1977.5. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12589787 (参照 2026-10-03)
武谷さんが物理学について論じている部分が面白そうです。
556) 『世界文学全集』84 (ウエルズ,ハックスリー),講談社,1976. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12445214 (参照 2026-10-03)
これは武谷さんの本とは関係ありません。100分de名著でハックスレーの「すばらしい新世界」を取り上げていたので、選びました。ウエルズのタイムマシーンその他の短編、ハックスリーの作品二点などが入っている本です。