いろんなファイルをAIに与える際に最適なMarkdown形式に変換するMicrosotのオープンソースソフトMarkItDownが便利そうです。

LLMにファイルをアップロードして入力するとき、ワードやパワポ、pdfなどをそのままアップロードできる場合もありますがうまくいかないこともよくあると思います。Markdown形式のファイル(.mdファイル)ならLLMが処理しやすく、トークンの消費量が減らせるので、LLMにはMarkdown形式のファイルで入力するのがおすすめのようです。Microsoftが公開しているMarkItDownというPythonのライブラリ(とCLIツール)なら多種多様なファイルをLLMが理解しやすいMarkdown形式のファイルに変換してくれます。

Office製品(Word, Excel, PowerPoint)はもちろん、PDF、HTML、CSV、JSON、XML、さらにはZIPファイル(展開して中のファイルを再帰的に処理)まで幅広く対応しています。音声ファイルや画像ファイルからの情報抽出(OCRによる文字起こしやExifメタデータの抽出など)にも対応しているそうです。 LLMはプレーンテキストよりも、見出しや表(テーブル)の構造が維持されたMarkdown形式のほうが内容を正確に把握しやすいという特性があります。MarkItDownは、文書のレイアウトや構造をできるだけ保ったままMarkdown化するため、自分のもっているデータをAIに読み込ませる(RAG構築など)際の前処理ツールとして非常に重宝されています。もちろん、どんな元ファイルでも完全に情報抽出できるわけではないので、 「検索インデックス作成やAIへのインプット用にテキストデータを取り出す」という用途を念頭に利用するとよいと思います。

いろんなところに解説がありますが、たとえばこちらなどはわかりやすかったです。

MarkItDown
NRIのOpenStandiaが提供するMarkItDown詳細情報
https://openstandia.jp/oss_info/markitdown/