大栗先生の量子重力についての一般向け講演会の動画が公開されました!

去年 奈良で開催された高エネルギー加速器研究機構KEKの一般向け講演会の動画が公開されました。3本あって短い講演で一般向け(多分、小学校高学年以上むけ)なので茶の間で楽しみながら聴ける講演会です。
たとえばこんな講演があります。
SSP2025一般向け科学講演会「1300年の都から宇宙130億年の時を想う」
講演2「量子と重力の統一 〜 基本法則探究のラスボス」 大栗博司博士
https://youtu.be/-3w71vcC5D4

大栗先生の物理学を志した契機の話がまず解説されます。小学校高学年の時、展望レストランから地球の大きさをはかる方法を考えて半径が桁のオーダーで求められた時の感銘が第一歩になったとのことです。地動説の否定と天動説の発展は、実は実験結果で地動説の予言(年周視差)が観測されなかったことによるという話もあります。超弦理論が一般相対性理論と量子力学を統一できる理論として研究されていること、その完成と実験的検証にはひょっとしたら奈良が都になってから現在に至る年月1300年以上かかるかもしれないというお奈々氏もあります。粒子加速器で小さい世界を観測するには高エネルギーの加速器が必要ですが、10憶x10憶x10憶x10憶分の1メートルの世界(プランクスケールとよばれる極微世界)をみることができるエネルギーの加速器をつくるとなんとブラックホールができてしまって観測不可能になってしまうという話は面白いです。
数式は上の掛け算くらいしかでてこないので、ご飯を食べながら家族でみるのもよいと思います。