Life Science Dictionaryは日本の生命科学に多大の貢献をしてきた素晴らしいプロジェクトです。
https://lsd-project.jp/bin/ejdic.pl
開発の中心の京都大学の金子周司教授(現・名誉教授)の退官にともなって、今後が心配されていましたが3月31日づけのアナウンスメントでDBCLS(ライフサイエンス統合データベースセンター)に移管され継続的に利用、更新ができるようになったそうです。さらに辞書も大幅に拡張されて、ライフサイエンス関係以外の単語も扱えるようになっています。これはすごい!https://dbcls.rois.ac.jp/ja/2026/03/31/post1.html
本当にうれしいニュースです。関係者の皆様のご努力に心から感謝します。
論文やサイトを読むときばかりではなく、論文を書くときに使う用例を検索できるコーパス機能もずっと使えるので論文を書くのにも大いに役立ちます。
ブラウザでこの辞書を使うための機能拡張Life Science Dictionary Tool WebExtensionは、最新のChromeには対応していないと思います。私は古いバージョンのChromeを使っているのでまだ使えます。Firefoxでは最新版(私はESR140.9.0を使っています)で使えることを確認しましたので、まだ使っていない方は是非試してみてください。上に書いたように従来のLife Science Dictionaryより辞書の機能が拡張されていて、英語の単語ならライフサイエンス関係のものでなくても訳や例文がポップアップします。これはすごい機能拡張です。
最後にDBCLSはいつも紹介しているTogotvの事業も担当しています。最新の動画ではChatGPTからDBCLS 関係のデータベースを自然言語で横断検索できるMCPサーバーの使い方が紹介されています。以前このブログで、ハルシネーションなしにChatGPTで文献検索ができるMCPサーバーの使い方を紹介しました(末尾に一つ記事を埋め込んでおきます。他の記事もありますのでブログの検索窓にmcpといれて検索してみてください)。あの時と同じように設定するだけでPubMedをはじめ各種ライフサイエンスデータベースが横断検索できるのはすごいと思います。動画を参考に是非使ってみてください。私も試してみます!
プレスリリースはこちら。
https://dbcls.rois.ac.jp/ja/2026/03/31/post2.html
動画はこちらです。簡単に設定できるので試してみましょう!
上の記事はハルシネーションなしの文献検索法の解説です。ChatGPT5.4でもハルシネーションの可能性はありますし、今日使っていたGemini3 では激しいハルシネーションがみられてdoiを返してきた文献が存在しないかまと外れというありさまでした。上の過去記事には、なぜMCPサーバーを使うとハルシネーションが防げるかなども書いてあるので興味のある方は読んでみてください。