統計解析で誤った結果をだしてしまうことを防ぎたいものです。ツイートで知ったのですがこちらの神谷之康先生の講演のスライドが公開されていて、さまざまな統計解析の誤用例、参考文献やサイトが載っているので読んでみようと思います。
実験データ解析再入門:論文を「フェイクニュース」にしないために
https://speakerdeck.com/ykamit/shi-yan-detajie-xi-zai-ru-men-lun-wen-wo-hueikuniyusu-nisinaitameni
(このスライドのサイトから、講演の概要を以下に引用します。)
『脳科学若手の会ワークショップ(2022.3.13)神谷之康(京都大学・ATR)
概要
概念や仕組みをよく理解しないまま実験データの解析で使っている統計手法はありませんか。神経科学では大規模で多様なデータ取得が可能となり、統計解析の重要性が増しています。昔なら比較的無害だった統計の誤用が致命的な偽陽性を生み、論文を「フェイクニュース」にしてしまうことがあります。このワークショップでは、実験データ解析で最近よく使われるが授業ではあまり学ばない、効果量、サンプルサイズ設計、多重比較補正、交差検証、混合モデル、ベイズ推論、因果推論などの考え方のキモを、演習を交えて解説します。その後、参加者が作成する実験の事前登録(プレレジ)のサンプルについてディスカッションし、オープンで再現可能な研究実践法を身につけることを目指します。』
先生のツイートも載せておきます。
— Yuki Kamitani (@ykamit) November 30, 2023