研究で得られるデータの正しい収集法、正しい取扱い方、整理法などについて役立つ情報を集めたサイトがあります。
九州大学が公開しているこちらのサイトをご覧ください。
「研究者や、研究者の支援に関わる担当者を対象に、研究データ管理に関するワークショップや教材を提供します。」
と書かれているページです。
https://rds.dx.kyushu-u.ac.jp/workshops_learning_materials
最近では、研究成果の再現性が問題になる事例が頻発しており、結果を再現できるように研究過程と得られたデータ、収集法などを明確に記録しておく必要があることが常識化してきています。このブログで以前紹介していた「再現可能性のすすめ―Rstudioによるデータ解析とレポート作成」という本などは、データ解析の課程を逐一再現できるように記録して研究する方法のよい紹介になっていました。
今回上にリンクを紹介した九州大学のサイトには、もっと広い範囲を扱っていて、どのような研究をしている研究者にも必須の教材や動画がまとめられています。
研究者や研究支援者がみにつけておくべきデータマネジメントの手法とは何かがよくわかるように、具体的かつわかりやすく解説してあるので、是非各項目をクリックして勉強してみてください。デジタル時代の研究マネジメントについての理解が深まり、必ず研究に役立つと思います。
とりあえずは、ページにリンクがある、
「研究者のための研究データマネジメント」
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/records/294
や
「RDMトレーニングツール」(RDMというのはresearch data managementの略です)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/records/34
あたりから学び始めるのもいいと思います。
資料にある様々なデータベースの紹介や、手法など役立つ情報が満載です。是非ご覧ください。