自宅のメインPCが故障してしまったので、新しいPCに故障したPCのデータを移動しています。
メインの内蔵HDDドライブを取り出して、HDDスタンドにたててUSB接続で新PCにつないで中身を回収中です。
今日は旧PCで使っていたVirtualBoxを新PCにうつしてみました。やり方は簡単でしたので、メモしておきます。
1)まず旧PCで使っていたVirtualBoxのバージョンを確認します。わからない場合は、旧PCの\Program Files\Oracle\VirtualBox\VirtualBox.exeを探し出して、右クリックしてプロパティから詳細を表示してバージョンを確認してください。
2)Oracleのサイトから1)で確認したVirtualBoxのインストーラーをダウンロードして、新PCにインストールします。
私のは6.1シリーズだったのでこちらのページからダウンロードしました。https://www.virtualbox.org/wiki/Download_Old_Builds_6_1
3)インストールが終わったら、できあがった新PCの\Program Files\Oracle\VirtualBoxとたどっていって、VirtualBoxフォルダを丸ごと削除します。そしてOracleフォルダ内に旧PCのVirtualBoxフォルダをまるごとコピーします。これで旧PCにあったVirtualBoxoプログラムの設定が移動できました。
4)次に、このフォルダ内にあるVirtualBox.exeをクリックしてソフトを起動します。Oracle VM VirtualBox マネージャーが表示されるので、ファイル(F)とある部分をクリックしてファイルメニューを開き、「一般」メニューを開いて「デフォルトの仮想マシンフォルダー」の部分を確認します。そこに仮想マシンの設定フォルダであるVirtualBox VMsという名前のフォルダの場所が表示されます。ここに旧マシンの「VirtualBox VMs」フォルダのコピーがある場所を指定すれば移動は完了です。指定にはプルダウンメニューから「その他」を選んでコピーしたフォルダのありかを指定します。
旧PCにあるVirtualBox VMsフォルダのありかの探し方は簡単です。VirtualBox VMsという名前でコンピュータを検索してみてください。このフォルダは数十ギガバイトの大きさであることが普通だと思います。見つかったフォルダを新PCにコピーして、その場所を上の手順で指定したら終わりです。このフォルダには自分のつくった仮想マシン (Ubuntu とかlinux Mintなどなど)とその仮想マシンで使っているソフト、ファイル、フォルダなどの情報が全部入っています。
5)以上で移動は完了です。VirtualBox.exeをクリックすると、旧PCで使っていた仮想マシンがすべて表示されているはずです。仮想マシンを起動して、自分が使っていた設定やファイルが使えることを確認してください。