Google Bardを使ってみました。

ChatGPTを毎日利用しています。これに対抗して、Googleからも新しいサービス Google Bardが提供されており、日本語にも対応しているというので使ってみました。
こちのページにある、ログインボタンから、試験運用中のBardにログインできます。
https://bard.google.com/

ログインボタンを押すと、Googleアカウントでログインできるので、アカウントを選んで(ない人はアカウントを作る必要があります)ログインします。
するとプライバシーポリシーが表示されるのでよく読んで、同意できる場合は同意して使い始めることができます。

ChatGPT plus (GPT-4.0)ではちゃんと答えてくれなかった「コンドロイチンの線虫 C. elegansの初期発生での機能は?」という問いには、やはりコンドロイチン硫酸の哺乳類での機能を線虫に置き換えただけのウソの答えを返してきました。英語でWhat are the roles of chondroitin in the early embryonic development of the nematode C. elegans?ときくと、ちゃんと細胞分裂にも必須だとまともな答えが返ってきました。日本語よりはやはり英語で使う方がよさそうですね。また、糖鎖生物学の研究に役立つtwitter  アカウントを教えてと言う問いには、やはりChatGPTと同じで、存在しないアカウントを教えてくれました。どれも実在しないとchatすると、お詫びと、新しいtwitterアカウント候補をリストしてくれました。でも5つの内、一つが実在するアカウントで後は存在しないものでいた。この辺はChatGPTと同じレベルです。

小松左京の書いた作品名を列挙してください。と聞くと、こんな答えでした。
「小松左京の代表的な作品をいくつかご紹介します。

  • ハレー彗星
  • 日本沈没
  • 復活の日
  • さよならジュピター
  • 海底軍艦
  • 宇宙からのメッセージ
  • 異星からの物体X
  • 未来の想い出 t
  • 火星の静かな夜
  • アルファの城」

こんな答えでしたから、これもChatGPTなみですね。

また、ChatGPTと同じように、英語の論文の校閲に最適なpromptを教えて聞くと、ちゃんとそれらしいプロンプトを教えてくれました。まだ英文校閲には使ってみていませんが、試してみてまた報告します。