今日は日本の有名な科学者 高峰譲吉博士の映画2本を紹介します。よい映画でAmazon Prime Videoでも両方とも見られますので是非ご覧ください。
桜が散り始めている今日この頃ですが、先日NHKニュースでワシントンの桜並木をつくった女性の話がありました。ポトマック川の河畔の桜並木は、昔日本から寄贈されたものです。有名な日本の科学者 高峰譲吉博士がかかわっているのは有名です。こちらのサイトに桜がいかにしてワシントンのポトマック河畔に植えられたかが詳細に書かれています。ヘレン・タフトさん(アメリカ大統領夫人)とエライザ・R・シッドモア女史、そして高峰譲吉博士の三人がいかにしてポトマック川べりに桜を植えることになったかが詳しく書かれていてなるほどと納得できます。
https://npo-takamine.org/who_is_takaminejokichi/private_diplomacy/sakura/
高峰博士の生涯と桜の寄贈の話は映画化されています。「さくら さくら」という映画と「TAKAMINE」という映画の2本で、DVD化されており両方の映画を収録したDVDパッケージを購入することができます(私は2013年頃に買いました)。最初に書いたように、Amazon Prime Videoでは、どちらの映画も観ることができるので、契約している方は是非ご覧ください。予告編を並べておきます。
https://youtu.be/gM-kaVxtR7w
高峰博士は理化学研究所の創設の提唱者であり、製薬会社の三共(現在の第一三共)の創設者、ベークライトの国産化会社(現在の住友ベークライト)の創立、酵素事業の先駆けであるタカジアスターゼの開発製品化、世界初のアドレナリンの抽出、結晶化と製品化などなど、多彩な業績をもつ科学者、実業家です。映画はわかりやすくその生涯と業績をまとめていますので、是非ご覧になることをおすすめします。
高峰博士については、高峰譲吉博士研究会のこちらのサイトで詳しく学ぶことができます。
https://npo-takamine.org/
映画Takamineの主題歌は白井貴子さんが歌っており、映画にも北里柴三郎の妻の役で出演されているそうです。
https://tvfan.kyodo.co.jp/news/3841