江戸の怪談についての本を読みました。

お化けの話を書くとブログのアクセス数があがるのがわかりました。近くの図書館で借りてきた本に

「江戸の怪談がいかにして歌舞伎と落語の名作となったか 」
http://shop.kasamashoin.jp/bd/isbn/9784305709646/
というのがあります。

櫻庭由紀子(著/文 他)四六判  352頁 定価 1,800円+税(笠間書院)
これは落語の皿屋敷で有名な番町皿屋敷、四谷怪談、牡丹灯籠など怖い怪談のなりたちや、内容などを詳しく知ることができる本です。通読できる大変面白い本なのですが、詳細な文献引用もあって、研究書ともいえるほど詳細な知識が得られる本になっています。こちらの動画がこの本の紹介動画になっています。
https://youtu.be/BDKzjzLUGTo
ラジオの番組です。この番組によると櫻庭さんの夫は落語家の三遊亭楽松さんだそうで、楽松さんが有名な円朝怪談の練習をはじめたところ、みるみるやつれていって陰にこもった、死に急ぐような感じになったのだそうです。それで円朝怪談について元ネタを含めて調べ始めたのが執筆のきっかけだそうです。
写真は散歩の途中の景色です。快晴が毎日続いて秋が深まってきています。