フォン ノイマンの本「電子計算機と頭脳」について

今年6月16日の記事で、国立国会図書館デジタルコレクションで世界の名著シリーズが読めることを紹介しました。
世界の名著 現代科学Ⅱ https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2988842
これにはポアンカレの「科学と仮説」やワトソンとクリックのDNAの二重らせん構造の発見のNature論文、ノイマンの「人工頭脳と自己増殖」の論文、マッカローの「なぜ心は頭にあるか」という論文、そしてセントジェルジの「医学の将来」という論文などがのっています。この本に収録されているノイマンの論文の翻訳をされた品川嘉也先生によると、本当はノイマンの「電子計算機と頭脳」を収録しようと思っていたのだが、版権の関係で果たせなかったということです。デジタルコレクションの個人送信資料にはこの本の翻訳書が入っています。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2504659
また英語版では2000年発行のものがInternetArchiveで貸出できます(写真には裏表紙に書いてある推薦文などが写っています。Ulamの推薦文もありますね)。
https://archive.org/details/computerbrain0000vonn/mode/2up
下にはノイマンの論文を推奨しておられたBrenner先生についての過去記事を付けておきます。

Brenner先生がCurrent Biologyに書かれたコラムの記事や関連本がダウンロードできます。

単一細胞のRNA-Seq(scRNA-Seq)の入門動画とBrenner先生の新技術についての金言の紹介です。

Sydney Brenner先生がなくなられました―検索エンジンSemantic Scholarを使ってみよう