アーサー ケストラーをご存知ですか。彼の本には死刑廃止論や鈴木大拙との禅についての論争、「真昼の暗黒」というソビエト批判本、「機械の中の幽霊」という生命科学に関連した本(ホロンの概念の提唱で有名)などがあって多くの読者を…
The Nomura Institute of Glycosciece Blog
野村一也 「科学を学ぶ人のために」 九大野村研ホームページの拡張版です
アーサー ケストラーをご存知ですか。彼の本には死刑廃止論や鈴木大拙との禅についての論争、「真昼の暗黒」というソビエト批判本、「機械の中の幽霊」という生命科学に関連した本(ホロンの概念の提唱で有名)などがあって多くの読者を…
私が糖鎖生物学の研究をはじめたのは、両生類であるアフリカツメガエルの卵母細胞や受精卵、初期卵割胚の細胞表面にB型血液型物質が存在しており、B型血液型物質が初期胚の細胞接着に働いていることを発見したのがきっかけです。それで…
今日は中秋の名月です。ここ数年 福岡では、中秋の名月は雲に隠れてちらっとしかみえなかったり、雨だったりしたのですが、今日は快晴で丸い美しい満月を堪能できました。(15夜の月は必ずしも毎年満月とはかぎらないのです) 東の山…
今日は以前紹介したことがあるサイト 科学図書館 http://www.cam.hi-ho.ne.jp/munehiro/science/scilib.html#top にある本をいくつか再紹介しておきます。是非サイトを訪…
私は京都出身なので京都の話をしてみます。私が中学生だった時、朝の礼拝の時間に礼拝堂に入ると、前のほうに大きな円筒埴輪がおいてありました。なんだろうと思って見ていると、校長先生からの説明が始まりました。この埴輪は、私達のク…
2022/4/10の固定ページの記事に書いたように、私が武道に興味をもったのは、昔九大生物学科におられた清水博先生の本を読んだからです。「生命知としての場の論理」(中公新書1333)という本です。この本は最初はとっつきに…
先日写真を紹介したアサガオの根元にあるジュズサンゴの花が咲きました。今日は個人送信資料(国立国会図書館)で読める文学の本を紹介します。 ドイツのシュトルムの作品集はいかがでしょうか。「みずうみ」は有名ですね。中学校卒業の…
お盆なので不思議な話の続きです。ずいぶん前に亡くなった父の体験談です。父が小さかったころ 夜 鉱山から帰る途中 山道を歩いていました。あたりは夜で真っ暗。家路を急いでいると前にある山の斜面の上のほうから、灯(あかり)がゆ…
今年6月16日の記事で、国立国会図書館デジタルコレクションで世界の名著シリーズが読めることを紹介しました。 世界の名著 現代科学Ⅱ https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2988842 …
科学者の随筆といえば私達の年代は寺田寅彦を思い浮かべます。今でも広く読まれていますが、今日は個人送信資料から、科学随筆全集を紹介します。科学随筆全集続もあります。 こちらから検索するといろんな日本の科学者(数学者、物理学…