英語論文執筆に参考になる資料がまとめられているサイトの紹介

「論文執筆/プレゼン資料作成時の参考資料」
というQiitaの記事には、英語論文作成に役立つ良質な資料がまとめられています。
https://qiita.com/k-kawakami213/items/5e7e1ffccbe708e6ac50
例えばマンチェスター大学のAcademic Phrasebankとか、https://www.phrasebank.manchester.ac.uk/
私が以前推薦したMerriam Websterのオンライン版英英辞典とかhttps://www.merriam-webster.com/
日本語の論文執筆指南書や文法チェッカーなど多彩な資料が紹介されています。いろいろ掲載されているリンクをクリックしてみてください。役立つサイトです。

研究倫理についてのeLearningを受講した話です

9月になりました。8月の末に、一年に一回受講することが大学できめられているeLearningの受講をすませました。日本学術振興会の「研究倫理eラーニングコース」というオンライン研修です。登録すればどなたでも受講できるそうです。
https://elcore.jsps.go.jp/top.aspx
その内容は別途発行されている
「日本学術振興会『科学の健全な発展のために』編集委員会編『科学の健全な発展のために-誠実な科学者の心得-』
丸善出版株式会社、2015(平成27)年」にもとづいているそうです。ですから登録が面倒な一般の方はこちらから
https://www.jsps.go.jp/j-kousei/data/rinri.pdf
pdfをダウンロードして読まれるとよいと思います。大学や研究所に所属しているかたはすでに受講を済ませておられるか、あるいはそのうちに受講指示がきて受講することになるので、個人で登録して受講する必要はないと思います。私は九大時代から結構な回数受講しています。昔と比べると、内容は徐々に改良されているのがわかります。以前こうしたeLearningの中にしばしば無批判に含まれていた、物理学者ミリカンのcherry picking疑惑とかメンデルのデータ操作疑惑の話(いずれもしっかりとした反論がなされていて、研究不正の例にするには問題がある話でした)などはこのeLearningの内容には含まれていませんでした。学生や研究者、事務の方などは受講が義務付けられていることが多いと思いますが、一度は受講しておくとよい内容の研修です。科学に興味がある一般の方もいちどはpdf版に目をとおしておかれることをお勧めします。

研究不正といえばこんなYouTube番組がありました。音声読み上げソフトをつかった動画で聞き取りにくいので、私は音を消して字だけを読むようにして視聴しようと思います。
https://youtu.be/OtXTv9KF1eY

この動画シリーズにもとづく本で、Kindle unlimitedに含まれている「奇書の世界史」という本にも収録されていますので、「ゆっくり」と俗称される音声読み上げソフトの声が嫌いなかたは、この本を読まれても良いと思います。とても面白い本なので一読をおすすめします。

無料動画コースのいろいろ

Qiitaの英語版の様なサイトであるdev.toをみていたら、英語でPythonを学ぶ無料コースを特集した記事がでていました。
Top 10 Free Online Python Coursesというタイトルで、10のpython無料コースが紹介されています。こちらからどうぞ。
https://dev.to/todaydealsorg/top-10-free-online-python-courses-48ne
記事にはUdemyの無料チュートリアルというのも幾つか紹介されています(英語の記事なので英語版の動画です)。Udemyに無料チュートリアルという無料コースがあるのは知りませんでした。Udemy以外のものも紹介されているのでよかったらみてみるといいでしょう。字幕もだせるので、英語の勉強にもいいと思います。例えばこんな動画があります。
https://www.udemy.com/course/python-free-intro/
英語の勉強といえば、Udemyの無料チュートリアルの英語版の動画は面白いと思います。native speakerでない方の英語講義もありますので、サンプルビデオで聞き取りやすい動画を選ぶといいと思います。YouTubeとはまた一味違った動画があります。

https://www.udemy.com/ja/topic/math/free/
あたりで検索するといろいろ数学の動画がヒットします。
物理ならこちら。
https://www.udemy.com/ja/topic/physics/free/
pythonとかR言語とかの無料チュートリアルも以下から探せます。
https://www.udemy.com/ja/topic/python/free/
https://www.udemy.com/ja/topic/r-programming-language/free/
freeの前にいろいろ単語をいれると無料チュートリアルが探せます。
Rstudio Cloudというのもあるんですね。こちらは日本語の無料チュートリアルです。
https://www.udemy.com/course/lets_start_rstudio-cloud/
今、ちょうと今、Udemyはセール(8月31日まで)をやっているようです。有料コースも安い価格で購入できるようです。

AlphaFold2についての最近の情報

AlphaFold2を自分のパソコンにインストールする方法についてはこちらのQiitaの記事が参考になりそうです。
https://qiita.com/suginaga/items/b487293c1b54d51714c9
またGoogleのColabFoldをクラウドではなく、自分のパソコンで使えるようにしたシステムLocalColabFoldの利用法もQiitaに記事がでています。
https://qiita.com/Ag_smith/items/fca48002fbdcb15145c0
これはGPUが本家の無料版では安物しかつかえない、使用時間の制限があって使い物にならないなどの場合の対策として利用されているシステムです。
LocalColabFoldのインストールの仕方はこちらにあります。
https://github.com/YoshitakaMo/localcolabfold/blob/main/README_ja.md
これらの記事は、ColabFoldの論文(オープンアクセスでダウンロードできます)
https://www.nature.com/articles/s41592-022-01488-1
の著者でもある東大の森脇先生の書かれた記事です。

森脇先生のこちらのページもMD simulationとかpymolとかいろいろ面白そうな記事があって参考になります。
https://github.com/YoshitakaMo

Mathematicaの動画の紹介です

Mathematicaは便利なソフトウエアです。以前紹介したMathematicaのYouTubeチャネルhttps://www.youtube.com/c/wolframjapanに新しい動画が入っていますので紹介します。これなどはMathematicaの入門後に、ソフトを使いこなすのには必須の動画ではないでしょうか。
https://youtu.be/b2i96d0rJJA

&, /@, @@, #って? (Function, Apply, Mapの概要)というタイトルの動画です。MathematicaのWolfram 言語で書かれたコードによくでてくる記号を解説してくださっています。演者の丸山先生はWolframの方ですが、微分方程式の入門セミナーを去年されました。丸山先生については去年の記事をご覧ください。
https://glycostationx.org/2021/09/27/mathematica%e3%81%ae%e7%b4%b9%e4%bb%8b%e3%81%a7%e3%81%99%ef%bc%81/

同様の微分方程式の丸山先生によるセミナーが以下から登録できますので登録されるとよいでしょう。「微分方程式を解こう!—教科書の課題から流体計算まで2022」というタイトルです。
https://www.bigmarker.com/series/solving-difference-equation-JP-2022/series_details

日本の著作権法のおかげで、日本は外国もうらやむ機械学習のパラダイスだそうです!

今日は著作権についての論文の紹介です。
早稲田大学の上野達弘教授は著作権についての教科書や弁理士の知識のブラッシュアップや政府委員などもつとめられている著作権の専門家です。
http://www.f.waseda.jp/uenot/profile.html
Twitterで先生の以下の論文が話題になっていました。
アーティクル:情報解析と著作権——「機械学習パラダイス」としての日本
人工知能 36 ( 6 ) 745 – 749 2021年
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsai/36/6/36_745/_article/-char/ja/
論文はこのようにはじまります。以下に引用します。
「情報解析と著作権──「機械学習パラダイス」としての日本
1.は じ め に
とかくドメスティックになりがちな(日本の)法学分野において,できるだけ国際的な発信を心掛けている筆者にとって,近時最大の持ちネタが,「情報解析のための権利制限」という著作権法上の規定である.これは,日本法の中では珍しく外国に自慢できるものだからである.簡単にいうと,この規定によって,機械学習など情報解析を目的とするのであれば,著作権等のあるコンテンツを自由に利用できるのである.したがって,この規定は人工知能の研究開発にとっても極めて有用な規定のはずである.諸外国にも同様の規定を設ける動きはあるが,日本法ほど広範で強力な規定は見られない.日本は,世界に例を見ない “ 機械学習パラダイス” なのである。」

極端な例としてはたとえば、AIにディズニーの映画やアニメのDVDなどを見せて学習させて、ディズニー風の新しいアニメを作って販売することは、たとえディズニー社が反対しても、法律違反にならないということだそうです。これはすごいことですね。日本では有料論文を学習させてAIを作って売ったり、無料公開したりしても著作権に触れないということになるのでしょうか。もしそうなら日本人の英文での執筆に計り知れない貢献をすることになりますね。著作権というものに興味がなかった方も、この日本語論文を読んで興味がもてたら、上野先生の他の本や論文を勉強してみたらいかがでしょうか。先生のホームページも紹介しておきます。http://www.f.waseda.jp/uenot/
httpsで見たい方は以下の早稲田大学のデータベースをどうぞ。
https://w-rdb.waseda.jp/html/100000865_ja.html

WinShotという昔からあるソフトを使った、スクリーンショットの取り方

Windowsの場合、WinShotというソフトがスクリーンショットをとるのに便利です。WinShotはhttp://www.woodybells.com/winshot.htmlに作者による解説があり、ダウンロードは窓の杜などから可能です。https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/winshot/
Windows10でも作動します(ヘルプは表示されないです)。このソフトではホットキーの登録もできmす。たとえば、環境設定のホットキーメニューで、PrtScrキーを「jpeg保存・矩形(くけい)範囲指定」のホットキーに指定します。WinShotを起動しておいて、PrtScrキーを押すと、矩形指定用の十字の形のカーソルがあらわれ、この十字のカーソルを動かして、選択したい範囲を設定できます。これで自分の好きな範囲の画面をPrtScrキーを一回押すだけで、指定してあるフォルダに連番でjpegで保存できます。

これを利用して、PCで電子ブックのページを表示しておき、電子ブックのページをめくりながら、PrtScrキー一発で同じ範囲を次々と指定したフォルダに連番でjpeg保存することも出来ます。あるいは、定期実行キャプチャモードを使えば、指定した秒数ごとに指定範囲をキャプチャすることもできます。これも、矢印キーでページをめくりながら、キーを押さずに次々とキャプチャすることができて便利です。WinShotは極めて丁寧に作りこんであるソフトで、いろいろ工夫すると便利に画面キャプチャができるので、一度使ってみることをお勧めします。

Royal Institutionの動画の紹介:ウイルスは生きているか?初心者のためのブラックホール入門

科学の動画サイトはいろいろありますが、このブログでは時々 Royal Institution(英国王立研究所)のYouTube チャンネルの紹介をしています。これは面白いチャンネルです。是非定期的に視聴されることをおすすめします。聞き取りにくい時はChromeやBraveブラウザの機能拡張 Language Reactorをオンにして視聴するとよいでしょう(詳しくは固定ページの記事を末尾にペーストしておきますのでご覧ください)。https://www.youtube.com/c/TheRoyalInstitution/video
今日は、この動画リストから面白そうな動画を二本紹介します。

ウイルスは生きているか?
Carl Zimmerはアメリカのサイエンスライターでhttps://carlzimmer.com/
A Planet of Viruses: Third Edition(2021年発行) や進化についての本(「進化 生命のたどる道」岩波書店)などは有名です。動画はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=Tryg5UCp6fI

初心者のためのブラックホール入門
A Beginner’s Guide to Black Holes with Amélie Saintonge
Amélie SaintongeさんはUniversity College London (UCL)のProfessor of Astrophysics in the Department of Physics & Astronomy の天文学の教授です。映画インターステラ―のブラックホールのスライドを見せながら、ブラックホールについてわかりやすく説明してくれます。動画はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=dOGjpkv-fWw

以下はLanguage Reactorについての記事再録です。

2022/1/26
今日は昨日紹介したLanguage ReactorというChrome あるいはBraveの拡張機能をいろいろためしていました。この拡張機能のおすすめのYouTubeチャネルがここに
https://www.languagereactor.com/catalogue/youtube#language=en
列挙されています。列挙されているリンクをいろいろ開いてみると英語の勉強に役立つサイトが見つかると思います。
2022/1/25
このブログでは英語の動画をよく紹介しています。字幕を表示してご覧くださいということが多いのですが、字幕の表示法の一押しの紹介です。Chromeの拡張機能にLanguage Reactorというのがあります。これをChromeまたはBraveのブラウザにインストールしておけば、YouTubeやNetflixの動画を再生したときに、画面の右に英語字幕の文章が該当部分の前後を含めて表示され、画面には上に英語字幕、下に日本語訳が表示されます。字幕を保存もできますし、右の字幕文の単語を表示すれば辞書がポップアップして訳がでます。文全体の訳もでるようです。ChromeだけでなくBraveで拡張機能をChrome storeからダウンロードしてインストールすればBraveでも使えます。詳しくは後日ブログのほうに書きます。最強の語学学習ツールでしょう。

 

Windows11でLinuxのGUIアプリを動かせるようになったようです!

Windows11でlinuxのGUIアプリを動かせるようになったようです!
これは朗報ですね。今まではWindows10などのwindows subsystem for linux (WSLと略します)でコマンドラインのubuntuなどいろんなLinuxを使えたのですが、とうとうGU I(グラフィカルユーザーインターフェイス)が簡単に使えるようになったようです。Microsoft社による解説は以下にあります。
https://github.com/MicrosoftDocs/wsl/blob/main/WSL/tutorials/gui-apps.md
検索キーワード  ”windows11 linux gui”」でGoogle検索すると以下のページがヒットします。「Linux 用 Windows サブシステムで Linux GUI アプリを実行する
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/tutorials/gui-apps
これは日本語の記事ですが、あきらかに英文を機械翻訳しています。いつもながら、マイクロソフトの機械翻訳による意味不明な日本語を読むのはイライラします。元記事がどこにあるのかも日本語記事からはすぐにはわからないのもどうしようもない仕様です。英語の元の記事を読む方がいいと思います。英語の元記事は下の画像の右上にあるシャープ#をまるで囲んだマーク(地球のつもりだと思います)をクリックすると開きます。

スクリーンショットをpdfにする方法2-画像を右クリックして印刷する

福岡も梅雨明けのようです。6月28日に梅雨があけるのは観測がはじまって以来最も早い梅雨明けだそうです。毎日30度を越えていますが、風が強いので乾燥していてさわやかです。
さて昨日はjpegファイル(他のファイル形式の画像でも同じです)をpdfにする方法を紹介しました。今日は昨日の方法より簡単な方法を紹介します。

1)画像を一つのフォルダに集めて、画像をpdfにする順番にソートしておきます。本のスクリーンショットなら表紙から1ページ目、2ページ目‥‥最終ページの順に画像に番号をつけるなどしてソートしておきます。
2)pdfにしたい画像を全部選択した上で、1ページ目にしたい画像の上で右クリック。下の様なポップアップがでてくるので、その中の印刷(P)をクリックします。
3)印刷ボタンを押して開いた画面(下の写真参照)でパソコンにインストールされているpdfプリンタを選び(プリンター(R)と書かれている部分がプルダウンメニューになっているのでそこから選びます)、解像度や印刷の向きなどを設定します。下の写真ではFoxit Reader  PDF Printerを選んでいます。用紙サイズをA4、品質を1200×1200 dpi、写真をフレームに合わせるなどを選択しています。思ったようにプレビューが表示されていないときは、「フルページ写真」などと表示されている列や、下のほうにあるオプションを開いて思ったように表示されるように設定しなおしてください。後は印刷ボタンをおすだけです。望みの保存先を選んでやるとすぐにpdfが完成します。

この方法は右クリックだけですばやくpdfがつくれます。お試しください。