大学生の頃、教養の美術の講義の定期試験にエッシャーの絵が取り上げられて、批評を求められました。美術の先生は私達理科系の学生向けにエッシャーの作品を選んでくださったようでした。私が初めてエッシャーの絵をみたのはこの試験問題がはじめてでした。その後、「ゲーデル・エッシャー・バッハ」という本の日本語訳がでて、たいそう評判になっており私も評判につられて購入しました。ゲーデルは数学者、数理論理学者ですし、エッシャーは美術家、バッハは音楽家です。この三者の共通点をとりあげて展開されるこの本はピュリッツァー賞を受賞したほどのベストセラーでした。
ということで今夜は、エッシャーのオンラインギャラリーと、MITのOpen Course Wareでゲーデル・エッシャー・バッハの本をとりあげた(高校生以上向けの)講義を紹介します。まずエッシャーのオンラインギャラリーはこちらです。
Selected Works by M.C. Escher
This gallery contains much of the work produced by M.C. Escher during his lifetime.
Browse one of our collections or search by keyword.
https://mcescher.com/gallery/
私の昔オランダで買ったマウスパッドは上の二枚をプリントしてあるものでした。
次のリンクからみることができる絵も有名ですね。
https://mcescher.com/gallery/impossible-constructions/#iLightbox[gallery_image_1]/5
MITの講義のページはこちらです。Douglas Hofstadter’s Pulitzer Prize winning book Gödel, Escher, Bach.を読んでいく講義です。
Gödel, Escher, Bach: A Mental Space Odyssey
https://mitocw.ups.edu.ec/high-school/humanities-and-social-sciences/godel-escher-bach/index.htm
なにぶん古い講義(12年前くらい)なので資料のネットリンクは切れているものもあります。講義動画もリンク切れですが、YouTubeにあるのでそちらを見るとよいでしょう。
講義動画はこちらのプレイリストから視聴できます。
https://youtube.com/playlist?list=PLdcw5wvaQEomvQjXjBo3L7cEqZ8xNECyA&si=WmRykZLONYT0YLw0
一回目の動画を埋め込んでおきます。
https://youtu.be/lWZ2Bz0tS-s