東北大学の大関先生が量子コンピュータのプログラミング講習会【QA4U3】Quantum Anealing for You, The Third Challenge!【講義編1日目】をYouTubeで公開されています。
https://www.youtube.com/live/ZTIoDjfDSSw?
最適化問題を解く日本発の量子アニーリング技術の講義と実習です。高校生でもわかるように講義しておられます。この初日では Isingモデルのプログラミングなどを題材に、プログラムの書き方を懇切丁寧に解説してくださっています。Σ記号はプログラミングではfor文になるという話、字下げをする意味など分かりやすいので高校生で情報を習っている人にも超おすすめです。線形代数では行列とベクトル型式で式を書いて見通しがよくて計算も楽になりますよと習うのですが、逆行列を手計算したりしたら全然楽じゃないやんと思いますよね。この講義でその話がでて、線形代数は人間とコンピュータを結ぶインターフェイスであり、線形代数を学ぶと数学をコンピュータに教える能力が身に付きますという解説は目からうろこでした。線形代数の形式はコンピュータプログラムにそのまま翻訳できるようになっているのだそうです。
現在四日目までの講義が公開されており(ライブ配信が続いています)、講義資料も全部公開されているのでこれは得難い講義です。是非学んでみたいと思います!
再生リストはこちらです。https://youtube.com/playlist?list=PLsBJ3psEqyr8OvvDfeY_GWYqdXnUaUhPh