コンピュータサイエンスを学ぶときに必須ですが、あまり講義ではとりあげられないLinuxのシェルの知識、コマンドラインの使い方とか、エディタの使い方、Gitによるバージョン管理などについての講義が MIT(マサチューセッツ工科大学)から公開されています。英語がオリジナルですが日本語版もあるので日本語版を紹介します。エディターは Vimというのを使っていますがもちろんVS codeについても配慮されていて、VSCodeVim(Vim emulation for Visual Studio Code https://github.com/VSCodeVim/Vim)を使用する方法もあわせて紹介されています。
講義の日本語版ノートはこちらです。ビデオへのリンクもあります。
https://missing-semester-jp.github.io/
日本語版から、冒頭の講義の紹介部分を引用します。
『The Missing Semester of Your CS Education (日本語版)
大学の講義ではオペレーティングシステムから機械学習まで、 コンピュータサイエンスの様々な発展的トピックを学びます。 しかし、重要であるにも関わらず講義で教わることはめったになく、 したがって自分で学ばなければならないことがあります。 それは「コンピュータを操作するツールを習熟すること」です。 本講義では、コマンドライン操作をマスターすること、パワフルなテキストエディタを使いこなすこと、 バージョンコントロールの様々な機能に触れること、などなどを教えます!』
とてもよさそうな講義ですね!
この一連の講義は日本語で学べて動画(英語ですがLanguage Reactorなどを使って日本語訳表示でみることもできます)もそろっているので一押しです。1トピック1時間の講義なので必要なものから視聴することも可能です。第一回の講義をサンプルに埋め込んでおきます。
https://youtu.be/Z56Jmr9Z34Q?si=DUYib9-y1WXuRk77
こちらは英語ですが、ワシントン大学の同様の講義もあります。動画もあるので自分の気に入ったほうから学ぶのがよいでしょう。
https://courses.cs.washington.edu/courses/cse391/24au/