10月22日に京都にいって時代祭を見物しました。京都に住んでいたので子供の時に見たのですが何十年ぶりでしょうか。ちゃんと行列を見物しました。祇園祭とちがって、歴史的な衣装の人たちをみることができてとても面白かったです。
京都は外国の観光客が多かったですね。京都駅などは駅構内にいる8割以上が外国の方でした。時代祭は道路にそって行列がゆっくり進んでいくので祇園祭ほど人が込み合わないので観光しやすいお祭りです。幸い天気も曇りで雨も降らなかったのがよかったです。
まず先導の京都府警の平安騎馬隊がやってきます。騎馬隊があるのは警視庁と京都府警だけだそうで、馬にのったおまわりさんは親しみが感じられます。写真の前に走っているのは電気自動車のパトカーで、手前の女性の騎手の馬は鞍馬号というのだそうです。時代祭には馬が何頭も登場するので、ときどき馬糞の処理で行列が止まります。
最初は明治維新の官軍の衣装の行進で、おなじみの鼓笛隊の行進が注目です。私の母の実家は御所の武士だったそうで、家には下の写真の馬に乗っている人のような衣装が懸けてあったのを覚えていると話していました。
行列は明治から時間をさかのぼっていくので、坂本龍馬や中岡慎太郎などが通ってしばらくすると、皇女和宮さんとか牛車とかが登場します。牛にひかれた牛車はキーキーと音を立てながら進んでいきました。牛はとてもかわいかったです。のどかでした。
最後のほうには今 大河ドラマでやっている紫式部なども登場して御所から平安神宮まで行進しました。
時代祭は京都の通りをゆっくりすすむので、あまり混雑せずに楽しめるということがわかりました。外国人観光客のなかには行列に手を振っている人が多く、時代祭の人物が手をふりかえしたり、馬にのっている人が写真用にポーズしたりして交流があって楽しめます。まだ見たことがない方は、機会をみて一度観光にでかけられてはどうでしょうか。