東京大学の立川裕二先生の研究と研究発表、論文執筆などについてのアドバイスなどが読めます。

以前も何度か紹介した東京大学の立川裕二先生のサイトの紹介です。
(以前の記事の一つを末尾にペーストしておきます)

先生のサイトには学生向けに書かれた記事や、講演動画や解説記事その他いろいろな役立つ記事がありますので是非参照してみてください。
中には次のようなタイトルの記事がありました。私は生物系ですが生物系の研究とも共通する役立つ指摘がいっぱいの記事ですので是非読んで参考にしてください。発表能登危機をつけたらよいことの中にある、スライドをちょっとづつ見せていくというのをやめるべきという指摘は私もよく学生にしていた注意です。前にも書きましたが同様、よくニュースででてくる『あるものが』という導入も絶対さけるべきです。『あるものとかいって人の気をひこうというような姑息なことを考えてないで、さっさと内容をいえ、』という反発を多くの人がいだくので、せっかくの研究内容が理解されなくなります。もちろん偉い先生がきいていて、研究費がもらえなくなるリスクもあります‥‥(実例を知っています)。

先生のサイトの以下の文のあるリンクから読めますので、是非ご覧ください。
https://member.ipmu.jp/yuji.tachikawa/

『博士論文執筆の際にお願いしたいことおよび(博士/修士/普通の)論文執筆の際にお願いしたいこと、その二 なるものも書きました。発表のときに気をつけたらよいことも書きました。勉強から研究へというのも書きました。』

記事への直リンクも張っておきます。dronというのはD論(博士論文)という意味です。
https://member.ipmu.jp/yuji.tachikawa/misc/dron.html
https://member.ipmu.jp/yuji.tachikawa/misc/dron2.html
https://member.ipmu.jp/yuji.tachikawa/misc/presentation.html
https://member.ipmu.jp/yuji.tachikawa/misc/from-benkyo-to-kenkyu.html

先生の 「数学セミナー」誌の 2024 年度の連載記事は前にも紹介しましたがわかりやすくて、毎月楽しみにしています。

4月号: 場の量子論とは何か
5月号: 場の量子論とその数学の歴史と現状
6月号: 場の量子論の物理屋むけ記述について
7月号: 場の量子論のユークリッド化について
8月号: 場の量子論の二つの基本定理
9月号: 代数的場の量子論について
これらの記事の内容を理解するのに役立つ講演も先生のサイトにのっています。スライドもダウンロードできます。
20180925秋季 総合講演 立川裕二氏講演
『場の量子論の 場の量子論による 場の量子論のための数学』
この動画をみて、量子電磁力学の予言の正確性の例としてよくでてくる、電子の異常磁気モーメントの値が、どのように計算されるのかがはじめてわかりました。
https://youtu.be/5FS-V8XAXyA?si=LIC145pZx1ZtzeK_

東京大学の立川裕二先生(カブリ数物連携宇宙研究機構教授)のサイトや動画を紹介します。