科学道100冊 2022年版が発表されています―面白い科学の本をみつけましょう!

理化学研究所と編集工学研究所が共同で毎年実施している「書籍を通じて科学者の生き方・考え方、科学のおもしろさ・素晴らしさを届ける事業」である科学道100冊
https://kagakudo100.jp/about
の2022年版が発表されました。これから書店や図書館、教育機関などで今年の100冊をとりあげた催しが始まると思います。
こちらからは2022年だけでなく過去の100冊のリストへのリンクも見ることができます。
https://www.riken.jp/pr/news/2022/20221118_1/index.html
今年選ばれた100冊について詳しくはこちらをご覧ください。
https://kagakudo100.jp/lineup
本の画像をクリックすると、詳しい説明がみられます。
SF小説も入っています。ホーガンの「星を継ぐもの」です。これは私も読んで今机のそばの本棚に並んでいますが、とても面白いSFです。
月面で真っ赤な宇宙服を着た死体が発見され死体はどの国際機関や国にも属していない人間であることがわかります。死亡した時期を調べてみるとバックパックにある原子力電池の放射性崩壊率などから計算して、この人物はなんと5万年前に死亡しているということがわかった…というふうにはじまる小説です。続編もあってどれも面白い本です。
科学道のこの本へのリンクはこちらです。
https://kagakudo100.jp/100books/C-50

リストには他に、湯川秀樹の「旅人」とか、ファインマンさんの本などもありました。是非上のリストをみてください。面白い本が見つかると思います。