石原さとみ さん主演のドラマ「アンナチュラル」をみました

コロナの流行が蔓延する直前の年末、地上波テレビで石原さとみさん主演のドラマ 「アンナチュラル」の一挙放送があったので録画しました。ドラマ「パズル」で怪演されていた石原さとみさんのドラマなので楽しみに録画しました。その第一回は後で思えばコロナ騒ぎを先取りした内容でした。このドラマで不審死の解明のカギになるのは、遺体や死者のサンプルの保存でした。最終回もそれで犯人が追いつめられるという展開で、どの回も面白いドラマでまだ見ていない方にはおすすめします。このドラマはワクチン接種後の死亡や副反応・副作用について深く考えさせてくれるドラマでもあります。新型コロナのワクチンについてはこのブログでも何度か取り上げました。パブリックコメントにも書きましたのでその一部を転載しておきます。

「ワクチン接種を努力義務にする場合、ワクチンで傷害や死亡事象が発生したときの補償体制を構築する必要があります。具体的には、副作用や死亡が発生した場合、遺族や家族、本人や主治医等からの申し入れによって、ワクチン接種との因果関係を後々明らかにするためのサンプルの保存と解析体制が構築されていなくてはなりません。たとえば、本当にワクチン接種の後、Sタンパク質に対する抗体価が上昇していたか。ヘパリン等に対する自己抗体が産生されていなかったか、血栓形成部位にどのような抗体が存在していたか、ワクチンmRNAは接種部位を越えてどのような組織、器官、細胞に存在したかあるいはしなかったか。そしてワクチンの副作用がでる人と出ない人がある(ペニシリンショックなどのように)理由を事後でもしかたないので調べるために、血栓や炎症部位の細胞のRNA-Seqと患者ゲノム配列解析用サンプルの採取、炎症部位、血栓等の形成部位の組織標本の保存などが求められます。このような「因果関係」調査のためのサンプリングなしに被害者が火葬されてしまうという現状では、本当に因果関係のない場合を含めて訴訟が起こる可能性があります。その場合、裁判や賠償が科学的試料に基づいて行われることがないため、大いなる税金の無駄遣いが起こると思われます。」

最近の新型コロナウイルスワクチンの副反応についてはこちらをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19142.html
その中の資料の一例を下にあげておきます。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000790032.pdf

子宮頸がんワクチンの接種も再開されそうですが、再開にあたっては、副作用がおこったときに因果関係を調べられるような十分な体制を作ることが必須であると思っています。