AI時代の著作権について

AIの学習に、無料で公開されているネット情報をフル活用したことが、今 一世を風靡(ふうび)している高性能のAIが出現の一つの理由のようです。今後、著作権を声高に主張してAI開発者からお金をとろうとする動きがすすむと、高性能のAIはのぞめなくなるのでしょうか?著作権を無視してAIの学習をすすめる国家や組織がつくるAIは、著作権遵守のAIを凌駕するかもしれません。コンプライアンスを守るように調整されたAIは、それを無視して作成されたAIを使う国家や組織に凌駕されるかもしれません。たとえば、カトリック教会が絶大な権力をもっていたころにAIが開発されていたとしたら、地動説を唱えないようにファインチューニングされたり、RAG(検索拡張生成)調整されてしまうでしょう。そのようなAIをもっている政府は、やがて地動説を許容して自由な推論を行えるAIを持つ国家や組織に敗れ去るでしょう。私たちは法王庁のAIをつくってはなりません。

こうしたAIの将来を考えるのに役立つニュースがあったので紹介します。著作権がAIの進歩にどのようにかかわっているかを考えるよい材料になりそうなニュースです。次のQiitaの記事をご覧ください。著作権が現代のAI時代に守れるか、それを守ることの意義などを議論するのに最適なニュースだと思います。
『Claude Code の流出したソースコードを GitHub に公開した人が著作権違反を回避した方法がヤバすぎ』https://qiita.com/LostMyCode/items/a867e1954b80e78cf146
要するに流出したコードをAIに指示して別のプログラミング言語、Rustなどに書き換えて公開しているので著作権を主張できないのではないか?という話です。書き換えはAIにプロンプトで指示するだけで終わったとのことです。最後に流出コードを公開しているGitHubへのリンクも載せておきます。

https://github.com/instructkr/claw-code