数学を水泳競技に応用して世界記録、アメリカ記録を塗り替えオリンピック金メダルラッシュをもたらした数学者の動画を紹介します。

Ken Onoはアメリカの著名な日系二世の数学者です。数論の研究で有名ですが、最近は大学教授からAIベンチャーへと移籍したのがニュースになっていました。彼は数学と流体力学を活用してアメリカの競泳選手を指導して数々の世界記録、アメリカ記録を書き換えるのを助け、数多くのオリンピックメダルをアメリカ競泳界にもたらしたのでも有名です。

最近は新しいツイートアカウントも作ったそうで競泳のメダルの話もでています。

去年、沖縄のOISTで一般向けに競泳のメダル獲得の話をされた時の動画がOISTのサイトで公開されています。
Ken Ono: Swimming Through Data – (TSVP Talk at OIST)
https://youtu.be/GIXB7YDcnX0?

一昨日から宣伝しているGlaspで動画のスクリプトを表示させた様子をスクショしたので二枚貼り付けておきます。画像をクリックすると拡大するので拡大してご覧ください。右の画像は去年7月時点でのOnoのVelocity Swim Labの貢献成果がリストされているスライドです。12の世界記録、100以上の世界新記録とオリンピックメダル‥‥!数学が役立つわかりやすい例です。

オリンピックの金メダルを持って写っている女性競泳選手は、Ken Onoの学生でもあって競泳での数学の活用についての論文も書いている人です。論文はオープンアクセスなので誰でもダウンロードできます。オリンピック出場が内定した時に論文が出ているようでSpringerのツイートも貼り付けておきます。


論文はこちらからダウンロードできます。
https://link.springer.com/article/10.1007/s00283-024-10339-0#citeas
Douglass, K., Lamb, A., Lu, J. et al. Swimming in Data. Math Intelligencer 46, 145–155 (2024). https://doi.org/10.1007/s00283-024-10339-0