英国のThe Royal InstitutionのYouTubeチャンネルにAIの生命科学・医学への応用とその未来の展望を語る動画がアップされていたので紹介します。今年の7月7日の講演の動画だそうです。
Decoding the secrets of life with AI – with Mikhail Burtsev
https://youtu.be/l28WCnZXNNg?
AIを生命科学、医学に応用するための一つの手段は、通常言語の本や論文ではなく、遺伝子配列をつかってAIをトレーニングすることだといわれています。ロシア出身のMikhail Burtsevはオープンソースの対話できるAI フレームワークである DeepPavlovの開発リーダーでした。DeepPavlovについてはhttps://deeppavlov.ai/や、https://github.com/deeppavlov/DeepPavlovをご覧ください。
彼は現在 英国のLondon Institute for Mathematical SciencesのLandau AI Fellowだそうです。今のAIよりもはるかに優れた知性をもつAIを作ろうとしており、そうしたAIを動かすための数学の専門家だそうです。今回の動画では、遺伝子配列を入力として医学、生命科学に役立つAIが何ができるか、また現在のAIがどのように生命科学の研究、医学の研究に役立つのかについてやさしく紹介しています。AIの生命科学・医学への応用の現在とありうる未来についての動画で大変参考になる動画ですので是非ご覧ください。