午後に、g:ProfilerのサイトをブラウザのChromeで開いて、遺伝子発現のエンリッチメント解析を行っていました。サイトから戻ってきた解析結果の中に、みなれない医学用語があったのでChromeのアドオンLife Science Dictionary Toolを起動して調べようとしたのですが、なんとライフサイエンス辞書の機能拡張が、メニューから消えていました。機能拡張リストを開いてみると、このアドオンは更新されていないので消しましたという意味のメッセージがでていて、この機能拡張が勝手にOffにされており、グレイになっていてONにできませんでした。Chromeのバージョンを調べてみると140.0.7339.128なので自動更新で最新版になっていたようです。FirefoxのほうはESR版を使っているのですが、その最新版128.14.0 Firefox ESR(August 19, 2025)では問題なくLife Science Dictionary Tool WebExtentionが使えています。
ということで、対策としてはLife Science Dictionaryの拡張機能を使いたいときはFirefoxにブラウザを変えるのが簡単でよいでしょう。
どうしてもChromeを使いたいという場合の対策は以下のとおりです。
以前このブログの記事で紹介した方法(「情報の海を泳ぐ」というブログで紹介されていた方法)はもはや使えないのですが、同じブログ記事が改訂されていて、Chrome のバージョン140台に対応した対処法が付け加えられています。次の記事をご覧ください。
「サポートが終了したChrome拡張機能を再度使えるようにする方法」2025年9月6日
https://pajoca.com/enable-unsupported-chrome-extension/
この方法を使うと確かに使えるようになりますが、この方法はやがて無効化されるらしいのでChromeのアップデートを止めてしまって利用するという荒技になっています。最新版のブラウザでないとアクセスできない場合も時々あるので、ライフサイエンス辞書のポップアップ機能を使う場合は、Firefoxをデフォルトのブラウザとして使うのがよいかもしれません。